イメージバックアップソフト「Acronis True Image」が「Windows 11 バージョン 24H2」に対応

「Acronis True Image」Build 41736

　米Acronisは12月16日（現地時間）、「Acronis True Image」Build 41736をリリースした。本バージョンでは、「Windows 11 バージョン 24H2」に対応。Windowsのディスク暗号化機能「BitLocker」が自動的に有効化されても確実にサポートできるようになったとのこと。

　「Acronis True Image」は、Windows/Macに対応したイメージバックアップソフト。豊富な機能と高い信頼性、そしてわずか2クリックでバックアップできるシンプルな操作性に定評があり、有償製品ながら高い評価を得ているこの分野の定番ソフトだ。最近ではデータを人質に金銭をゆする「ランサムウェア」を検出したり、オンライン会議を攻撃から保護する機能を拡充するなど、データを守るセキュリティツールとしての面も強化された。

　2021年に「Acronis Cyber Protect Home Office」へリブランドされていたが、現在では再び「Acronis True Image」という名前で提供されている。

わずか2クリックでバックアップできるシンプルな操作性に定評

　Windows版の対応OSは、Windows 7以降。価格は、基本的なバックアップとクローン機能のみの「Essentials」が1台あたり年額5,580円。クラウドストレージ付きの「Advanced」（50GB）が1台あたり年額6,450円、「Premium」（1TB）で1台あたり年額13,980円。30日間試用できる。

　本バージョンでは「Windows 11 バージョン 24H2」への対応のほかにも、不具合の修正やエラーメッセージの改善が行われた。脆弱性への対処も含まれているようなので、できるだけ早いアップデートをお勧めする。