意味をあたえる

文章としかいいようがない [email protected]

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

短歌のじゆう201705号

5月題詠 5首1. 青葉サッカーが名字が青葉だと上手い J2だけど武南は既卒 2. くつ(靴、屈、窟など他の読みかたも可)靴下がスポンジボブの柄ばかり この世の春は一年続く 3. カーネーション店員のカーネーションが手元にてそのペースでは時給が死ぬで 4. 衣…

シヤクション

市役所へ行った。課税証明をとるためである。それは娘の学校に出すために必要なのであった。所得を確認する必要があった。妻に頼まれたのだが私は最初行きたくないから近くの県税事務所へ行ったら住民税の証明書だからダメだと言われた。県税事務所へ行くの…

世代に足をからまれる

先日のミュージックステーションにドラゴンアッシュが出演しドラゴンアッシュがすでに時代をリードするバンドでなくなり本人たちもすっかり毒気が抜けていて焦った。私は当時も昔も今もドラゴンアッシュが良い音楽と思ったことはなかったがテレビでドラゴン…

初夏

村上春樹のどの小説か忘れたがあるSF小説の設定で春夏秋冬が25年ずつうつりかわる星というのがあって今思うとそういう発想って一年中夏の国とかじゃあまりないから日本の作家だったりして。とにかくそういう星に生まれたら村上春樹としては夏の終わりに生ま…

溝口

昨晩寝る前に山下澄人「水の音しかしない」を読んだ。好きな小説だからであった。山下澄人は先日に芥川賞を穫りこれはそれよりもずっと前の小説だ。水の音しかしないの水は津波のことであり主人公はとちゅうで東日本大震災に遭遇するのである。東日本大震災…

推敲は楽しいけれど

私は少なくともここで書いている文章については後から書き直したりとかはしていない。それはある種の効率を求めた結果でありそれは手直しして水準を上げるよりも一から書いたほうが総量としての面白さだとかが増すと思ったからである。私はなるべくなら例え…

そろそろ薄毛の人をネタにするのもなんとかハラスメントと言われるのだろうか

会社の課長が部下の薄くなった頭髪を赤外線で読み込もうとして頭皮が赤く光り夕日のようだった。それは嘘でそこまで薄くもないが本人は 「気にしてるんです」 と言い気の毒だった。課長は愉快そうだったが私は笑えなかった。ここのところやるべき仕事が多く…

負けたくないと言われてもわからない

やたらと勝ち負けにこだわる人と昨夜正確には夕方から夜にかけて話をしたがどうにも退屈で次第にこれは一種の説教だなと思った。なぜなら説教は常に退屈だからである。退屈をしのぐために垂れるほうは怒鳴ったり脅したりするのだから説教はまるでアトラクシ…

コロッケはご飯に合わない

昨日コロッケにご飯が合わない旨の記事を書いたが今ひとつであった。書いていればそのうちどこか満足できる箇所がありそうだったが最後までそれは訪れなかった。結局はコロッケがご飯に合わない以上のことはなかったのである。書かなくてもわかりそうだが書…

コロッケはご飯に合わない

ちまたでは様々なものがご飯に合わないと言われておりその根拠としては炭水化物に炭水化物をかけ合わせるのはいかがなものかというのがあるが結局それは好みの問題慣れの問題のような気がする。お好み焼きとご飯が×なのはわかるが餃子が×となるともうついて…

「あなたが拠り所と思っているところこそあなたを裏切るのです」

タイトルは引用であり引用は保坂和志の「地鳴き、小鳥みたいな」の中のキース・リチャーズはすごいという短編の中に出てくる言葉である。その前にカフカの城の話があって保坂は「カフカ『城』ノート」という連載をやっているがしばらく空いていてそのことを…

運動会

子供の運動会を見に行っていつも不思議なのは親が必死になって自分の子の姿を写真や映像におさめようとする姿だ。そう言うと「いえ私はそんなに必死じゃありません」と否定する人がいそうで結局は必死な人ばかりが目に付くからみんなそうだと錯覚するという…

真面目と劣等感

長い一日になる予定が比較的長い一日になった。ここのところよく人がきて今日は資産家のおじいさんみたいなのがきた。おじいさんだと思ったのは本人から 「もうリタイヤして」 みたいな話を聞いたからでそれまでは50代後半くらいかと思っていた。お腹が大き…

体調の悪い人に「大丈夫?」と訊くとイラっとされる

季節の変わり目で今週は肌寒い日が多いため体調を崩す人が多い。体調管理も大人の嗜みなのでやたらと崩してばかりの人はプロ意識が欠如しているわけだが表面では「大丈夫?」「帰っていいよ」と気遣う。正直帰ってもらったほうが気楽なのである。息も絶え絶…

石の思考土の思考

よくわからない夢を見てもうそれを跡形もなく忘れてしまったのはとらえどころがなくて記憶のフックに引っかからずに落ちていってしまったからだろう。よく夢を見た直後にはこの出来事を覚えておくのはたやすいことだと思うが夢は夢で現実と遮断されているか…

画面酔い

いつのまにか「クレイジージャーニー」を二週分ためてしまいそういえばその前の週がお休みで「なんだよ」と思って惰性で見なかったのだ。それで立て続けにみたのだがひさしぶりだったせいか画面酔いをし最後のほうは見るのがつらかった。最初のほうは珍しい…

子供がかわいいとはあまり思わない

他人が子供を連れてきたら「かわいい」と褒めるのが社交辞令みたいな記事があって読んでそういえば私はあまり子供をかわいいとは思わないことに気づいた。だからと言って積極的に嫌悪を抱かないが他人の子なら「ああ面倒くさい」とか「関わりたくない」と思…

わがまま

私がわがままな人わがままな行為に敏感なのは少女マンガの影響もあるのではないかと思った。私が熱心に読んでいたのは妹が買い集めていた「りぼん」でそこに星の瞳のシルエットとかが連載されていてそこに出てくる主人公は比較的謙虚で受け身であり「絶対モ…

悪いことをした

私は雨が降っていたので仕事帰りに駅まで送っていくよと後輩に声をかけた。若い後輩である。天気に関係なくいつもキャンパスシューズを履いてくるので気の毒に思ったのである。靴に対してである。私の職場は駅から遠くて近い方の駅も遠い方の駅からもだいた…

右折

朝子供を駅まで送り帰りに右折しようとしたらトラックがものすごい迫力できてさらにそのあとどんどこどんどこ途切れることなく大小さまざまな車が迫ってきては通り過ぎまるでサバンナを大移動するバッファローの大群のようだった。さしづめトラックが群れの…

紫の花

一ヶ月くらい前に桜よりも菜の花が好きだと書いて菜の花は散るのではなくその黄色にやがて目が慣れて視界に入らなくなるので実は一年中咲いていると書いた。しかし今朝走っていたら頭を落としている菜の花が多数でありその後に紫色のつぶつぶした花が咲いて…

ララランド再び

ララランドというヒットした映画を少し前に見てヒットしたので見た人も多く自然と感想だとか解釈だとかの文章を多く目にした。今までの映画なら感想が多いのかもしれないが最近の映画は解釈と読んだほうが相応しい文章をよく見る。それが21世紀なのか。そう…

五時マン

子供のころ「大きな古時計」を歌いながら「ご自慢」の意味がわからなくてよく外人だとコールマンとかいう名前があるから「ゴジマン」という人がいてもおかしくないと思った。もちろんそう思ったのは今の私で子供の私がコールマンなど知りもしなかった。つい…

頭のよい人

幼いころから「頭がいいね」と言われて育ったせいか周りに頭のいい人がいない。理屈では私よりも頭のいい人が世の中にいくらでもいることはわかっているが実感として「この人頭がいいなあ」と思うことは皆無だった。そういう友人や集団に恵まれなかったとい…

機械の文章

経済で読み解く明治維新 江戸の発展と維新成功の謎を「経済の掟」で解明する作者:上念 司ベストセラーズAmazonインベスターZを読んで明治維新に興味がわいたので上記の本を読んだ。そうしたら百姓という言葉が何度も出てくるのだが「百姓(農民とはかぎらな…

梅沢富雄という名のスパイス

アニーの映画がテレビでやっていた。私はアニーの舞台は見たことがないので新鮮な気持ちでそれを見ることができた。単純なストーリーだが家族で楽しむことができた。キャメロンディアスが老けたなあと思った。録画で見たのである。それが終わったら来週のこ…

人混みが得意なんて人はいない

江ノ島と鎌倉に行った。朝は早い時間だったので到着したころは並みの混み具合だったが時間が経つにつれ人がごった返すようになり初詣のようになった。江ノ島神社に行ったのである。江ノ島神社は山の中に江ノ島神社と呼ばれる神社が4つくらいあって妻や義母…

世間とのズレ

学校で好き嫌いをする児童に教師が給食を無理に口に押し込んで嘔吐させるという事件があって私の地域では教師が比較的若いせいなのかこの前も小学四年の子供が 「先生は野菜全般が苦手で食べない」 と報告してきたりそういえば上の子が中学のときもソフト部…

警察官が

警察官が振り込め詐欺にだまされそうな老人をくい止めるどころか逆に騙されてしまったというニュースがやっていて最初は「意味わかんない」とか「間抜けな警官」みたいなコメントがあって間抜けは間抜けだが意味が分からないということはなく警察官だってひ…

白髪

ここ一年で白髪が増え本格的な中年になったと自覚する。私の場合どういうわけかへろへろのちん毛のような白髪が多くそれがひょろひょろう髪の表面に出てきて目立つ。いつも白髪に注目するのは会社のトイレの鏡の前で家ではちっとも見ないのは白髪を気にする…