MT4でSwingPoint View を表示する方法

他業者のチャートにあって、MetaTrader4に無い機能の1つに SwingPoint View があります。

上図は外為どっとコムのチャートですが、直近の高値/安値に価格と時刻が表示されています。
この価格表示がSwingPoint View (スイングポイントビュー) と呼ばれるモノで、チャートの視認性を損なうことなく、最小のスペースで必要な情報を表示している好例かなと思っています。これがMT4で出来ないのはちょっとくやしいので試作してみました。

SwingpointView.zip 直からダウンロード可能です。


同じようなモノを作ってみた人にはわかると思うのですが、MT4 はチャート上にText オブジェクトを2 行、縦に並べるのが苦手です。
Text オブジェクトは内部で改行ができず、チャート上には、横軸が時刻, 縦軸が価格 の座標系でText を配置する必要があるので、2 行に分けて書く場合、上下に何pips 離して並べたら良いのか?という問題が起きるのです。
上図も、縦軸のスケールを変えると

2 行が重なってしまいます。
この状態で、チャートを右クリックして更新を選べば

元通りの間隔に戻ります。

初期状態でのテキストの間隔は、私の常用するチャートサイズに合わせているので、大画面で表示させた場合、間延びしてしまいます。そのときは、インジケータのプロパティから

TextBetweenGap の値を調整してください。TextUpGap は高値側の間隔、TextDownGap は安値側の間隔を調整できます。


普段のトレードに役立つ気は…しませんが、ブログで相場観を語りたい時などに活用してみてください。