カルロス・サインツJr.がウィリアムズでF1アブダビテスト午前最速
2024年F1 アブダビポストシーズンテストが12月10日(火)にヤス・マリーナ・サーキットがスタート。午前の4時間のセッションでは、カルロス・サインツJr.がウィリアムズで最速タイムを記録。レッドブルから参加で注目の角田裕毅が11番手タイムをマークした。
2024年のF1世界選手権が終了してから2日後、アブダビでは全10チームが2台のマシンを走らせている。
1台は、有効なスーパーライセンスを持つドライバーによるピレリのタイヤテスト、もう1台はグランプリの出走回数が2回以下のヤングドライバーが走らせる。
ルーキードライバーは、グランプリで選択されたものと同じ2024年のコンパウンドを使用し、C3が2セット、C4が4セット、C5が2セットの計8セットのタイヤが支給される。
その他のドライバーは、ピレリの2025年タイヤを使用する。ただし、C1はトラックに適していないため、例外となり、C2が1セット、C3とC4がそれぞれ3セット、C5が2セット、C6が1セットの計10セットが支給される。C6は2025年のラインナップに追加された新しいウルトラソフトコンパウンドである。
明確なランチブレークは設けられていないが、現地時間12時を迎えると各チームは休憩時間をとった。
トップタイムを記録したのはカルロス・サインツJr.。ピレリのタイヤテスト枠で走るサインツは、新チームとなるウィリアムズで45周を走行し、1分24秒435をマーク。
ちなみにアブダビGPのポールタイムは1分22秒595であり、まだ全体的に2秒遅い。
サインツは、フェラーリから来季の準備を先行させる許可を得ており、ウィリアムズでの公式デビューは今回が初めてだが、昨日はサーキットでのフィルミングデーでウィリアムズFW46を初めて試乗した。ピレリのプロモーション用タイヤを使用して、200kmを走行することが許可された。
ウィリアムズのルーキー枠はアブダビGPのフリー走行1回目に出走したルーク・ブラウニングが担当。サインツから0.097秒差となる9番手タイムをマークした。
2番手は0.126秒差でシャルル・ルクレール。フェラーリはルーキー枠にアントニオ・フォコを起用しており7番手だった。午後からは弟のアーサー・ルクレールが引き継ぐ予定。
3番手にはアブダビGPのウィナーであるランド・ノリス。マクラーレンのルーキー枠はパトリシオ・オワードが担当して6番手だった。
4番手はアブダビGPでデビューを果たした来季のアルピーヌのレギュラードライバーであるジャック・ドゥーハン。ルーキー枠はリザーブドライバーに就任したポール・アロンが初走行を行い、堂々10番手をマークした。
5番手はメルセデスのルーキー枠を担当したフレデリック・ベスティ。当初は来季のドライバーであるアンドレア・キミ・アントネッリが奏功予定だったが、体調不良によって午前の走行をスキップした。タイヤテストを担当したジョージ・ラッセルは18番手だった。
9番手には来季にザウバーでF1デビューを果たすガブリエル・ボルトレト。新チームでの初走行となるニコ・ヒュルケンベルグは17番手だった。
注目の角田裕毅はレッドブルで11番手。ルーキー枠のアイザック・ハジャーに0.037秒上回るにとどまった。現時点でチームとして6番手であり、角田裕毅には午後からの走行でより上位に入るポフォーマンスを見せてもらいたいものだ。
アストンマーティンは、午前中にルーキー枠の2人が奏功し、フェルペ・ドルゴビッチが13番手、ジャック・クロフォードが15番手。
RBは、リアム・ローソンが14番手、ルーキー枠の岩佐歩夢が16番手。
エステバン・オコンは最初の15分間をガレージで過ごし、その間にマシンに最終調整が施された。最初の4時間の走行では、平川亮の運転するもう1台のハースにコンマ4秒遅れで最下位となった。ハースはテストの方針として燃料を積んだ走行に重点を置いており、そのため両ドライバーともペースは3秒遅れだった。
カテゴリー: F1 / F1レース結果
2024年のF1世界選手権が終了してから2日後、アブダビでは全10チームが2台のマシンを走らせている。
1台は、有効なスーパーライセンスを持つドライバーによるピレリのタイヤテスト、もう1台はグランプリの出走回数が2回以下のヤングドライバーが走らせる。
ルーキードライバーは、グランプリで選択されたものと同じ2024年のコンパウンドを使用し、C3が2セット、C4が4セット、C5が2セットの計8セットのタイヤが支給される。
その他のドライバーは、ピレリの2025年タイヤを使用する。ただし、C1はトラックに適していないため、例外となり、C2が1セット、C3とC4がそれぞれ3セット、C5が2セット、C6が1セットの計10セットが支給される。C6は2025年のラインナップに追加された新しいウルトラソフトコンパウンドである。
明確なランチブレークは設けられていないが、現地時間12時を迎えると各チームは休憩時間をとった。
トップタイムを記録したのはカルロス・サインツJr.。ピレリのタイヤテスト枠で走るサインツは、新チームとなるウィリアムズで45周を走行し、1分24秒435をマーク。
ちなみにアブダビGPのポールタイムは1分22秒595であり、まだ全体的に2秒遅い。
サインツは、フェラーリから来季の準備を先行させる許可を得ており、ウィリアムズでの公式デビューは今回が初めてだが、昨日はサーキットでのフィルミングデーでウィリアムズFW46を初めて試乗した。ピレリのプロモーション用タイヤを使用して、200kmを走行することが許可された。
スポンサーロゴのない真っ白なレーシングスーツとヘルメットにテストに臨んでいるカルロス・サインツJr.
ウィリアムズのルーキー枠はアブダビGPのフリー走行1回目に出走したルーク・ブラウニングが担当。サインツから0.097秒差となる9番手タイムをマークした。
2番手は0.126秒差でシャルル・ルクレール。フェラーリはルーキー枠にアントニオ・フォコを起用しており7番手だった。午後からは弟のアーサー・ルクレールが引き継ぐ予定。
3番手にはアブダビGPのウィナーであるランド・ノリス。マクラーレンのルーキー枠はパトリシオ・オワードが担当して6番手だった。
4番手はアブダビGPでデビューを果たした来季のアルピーヌのレギュラードライバーであるジャック・ドゥーハン。ルーキー枠はリザーブドライバーに就任したポール・アロンが初走行を行い、堂々10番手をマークした。
5番手はメルセデスのルーキー枠を担当したフレデリック・ベスティ。当初は来季のドライバーであるアンドレア・キミ・アントネッリが奏功予定だったが、体調不良によって午前の走行をスキップした。タイヤテストを担当したジョージ・ラッセルは18番手だった。
9番手には来季にザウバーでF1デビューを果たすガブリエル・ボルトレト。新チームでの初走行となるニコ・ヒュルケンベルグは17番手だった。
カーナンバー22が掲載されたレッドブル・RB20をドライブする角田裕毅
注目の角田裕毅はレッドブルで11番手。ルーキー枠のアイザック・ハジャーに0.037秒上回るにとどまった。現時点でチームとして6番手であり、角田裕毅には午後からの走行でより上位に入るポフォーマンスを見せてもらいたいものだ。
アストンマーティンは、午前中にルーキー枠の2人が奏功し、フェルペ・ドルゴビッチが13番手、ジャック・クロフォードが15番手。
RBは、リアム・ローソンが14番手、ルーキー枠の岩佐歩夢が16番手。
エステバン・オコンは最初の15分間をガレージで過ごし、その間にマシンに最終調整が施された。最初の4時間の走行では、平川亮の運転するもう1台のハースにコンマ4秒遅れで最下位となった。ハースはテストの方針として燃料を積んだ走行に重点を置いており、そのため両ドライバーともペースは3秒遅れだった。
2024年F1 アブダビテスト 結果(午前)
POS | NO | DRIVER | TEAM | TIME | GAP | LAP |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 55 | カルロス・サインツJr. | ウィリアムズ | 1分24秒435 | 45 | |
2 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分24秒561 | 0.126 | 55 |
3 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分24秒678 | 0.243 | 68 |
4 | 61 | ジャック・ドゥーハン | アルピーヌ | 1分24秒730 | 0.295 | 56 |
5 | 42 | フレデリック・ベスティ | メルセデス | 1分25秒159 | 0.724 | 53 |
6 | 29 | パトリシオ・オワード | マクラーレン | 1分25秒201 | 0.766 | 67 |
7 | 38 | アントニオ・フォコ | フェラーリ | 1分25秒238 | 0.803 | 60 |
8 | 98 | ガブリエル・ボルトレト | ザウバー | 1分25秒306 | 0.871 | 62 |
9 | 46 | ルーク・ブラウニング | ウィリアムズ | 1分25秒409 | 0.974 | 44 |
10 | 62 | ポール・アロン | アルピーヌ | 1分25秒561 | 1.126 | 46 |
11 | 22 | 角田裕毅 | レッドブル | 1分25秒568 | 1.133 | 55 |
12 | 37 | アイザック・ハジャー | レッドブル | 1分25秒605 | 1.170 | 45 |
13 | 34 | フェルペ・ドルゴビッチ | アストンマーティン | 1分25秒819 | 1.384 | 46 |
14 | 30 | リアム・ローソン | RB | 1分26秒016 | 1.581 | 65 |
15 | 35 | ジャック・クロフォード | アストンマーティン | 1分26秒066 | 1.631 | 43 |
16 | 40 | 岩佐歩夢 | RB | 1分26秒251 | 1.816 | 42 |
17 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ザウバー | 1分26秒351 | 1.916 | 42 |
18 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 1分26秒981 | 2.,546 | 65 |
19 | 50 | 平川亮 | ハース | 1分27秒526 | 3.091 | 42 |
20 | 31 | エステバン・オコン | ハース | 1分27秒903 | 3.468 | 46 |
12 | アンドレア・キミ・アントネッリ | メルセデス | ||||
39 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | ||||
81 | オスカー・ピアストリ | マクラーレン |
カテゴリー: F1 / F1レース結果