NDKCOM エンジニアブログ

Evolution for 'NDKCOM software Quality improvement'

エンジニアとしての第1歩を踏み出す男のC#研修記

はじめまして!NDKCOMの土井と申します!

 

NDKCOMには複数の部署があり、私は元々開発をあまり行わない部署にいたのですが、この度、開発の部署に異動となりました。

そのため、9月、10月というなんとも中途半端な時期に2ヶ月間研修を受けさせていただきましたので、その研修記ということで筆をとらせていただきます。(ITジョーク)

 

本題に入る前に私自身に関してですが、NDKCOMに入社する前は情報系の専門学校に2年ほど通っており、そこで基本情報技術者試験の勉強を始めとした座学、C言語、HTML、CSS、Javaの基礎などを学んでいました。

入社後は冒頭にもある通り、開発ではない部署に3年ほどいましたので、忘れまくりではありますが、一応基礎中の基礎はあるような状態です。

前置きが長くなってしまいましたが、そんな私がC#研修を受けた感想などを後世に語り継ぎたいと思います。

 

研修について

研修内容としては、

などを学びました。

 

研修自体はオンラインと現地のハイブリッド方式で開催されており、私は長崎からリモートで参加しましたが、ほとんどの方は現地で受講されていました。

「研修は難しいだろうけど頑張るぞ!」と意気込んでいた私は、早速「コミュニケーションの壁」にぶち当たってしまいます。

現地にいる方は、近くの受講生や講師の方に気軽に質問をしていたのですが、オンラインで全員が見ているところに、マイク越しで「あのー、すいません、質問いいですか?」なんて言うのがとてつもなく恥ずかしかったのです。

コミュニケーションが苦手なわけではないのですが、全員初対面のところにいきなり発言をするというのが恥ずかしく、さらにオンラインならではの多少の時間差などもあり、分からないことを気軽に聞くことができずに悶々としてしまいました。(最初の2日ぐらいですが)

そんな中、私が生み出した解決法は「チャットで講師の方に聞く」という方法です。

これであれば遠くからでも、時間差も気にすることも恥ずかしい思いをすることもなく質問ができ、研修中は何度も分からない箇所をチャットで聞いていましたので、許される研修であればとてもおすすめです。

とはいえ、やはりすぐに聞かないといけない時も出てきてしまいますので、最終的には「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」という先人の教えを胸に聞いていました。

 

Git

Soucetreeを使用し、クローン・コミット・プッシュ・プルなどの基本操作を学びました。

私には初めてのことで、いきなり頭を悩ませてしまいました。

仕組みなどは理解できるのですが、操作がなかなか覚えきれず、研修中は何度も使うことになるのですが、あまりにも不安すぎたので使うときは分かる人に見てもらいながら操作していました。こちらは慣れるしかないと思うので、これからも使用して慣れていきたいと思います。

 

C#

今回の研修のメインとなる内容なのですが、変数からfor文、if文、switch文など基礎中の基礎を学びました。

こちらはこれまで学習したことのある内容とほとんど同じ内容だったので復習のような形で受講できました。

 

オブジェクト指向

この内容が個人的に研修の中で一番理解が難しかった内容でした。

初めて学習する内容だったということもあるのですが、一番は「プロパティ」「インスタンス」「コンストラクター」「オーバーロード」など今まで聞いたことのない言葉が次々と出てきて、混乱してしまったということが大きいです。

ただでさえ概念的な内容で難しいのに、講師の方がコンストラクターなんて言った時には、テキストから大捜索していました。

研修初期に比べて現在は理解が深まったと感じていますが、それでもまだどれがどれか分からなくなることがあるので、早く慣れて覚えたいと思っています。

 

DB、SQL

Microsoft SQL Serverを利用して学習しました。この内容は以前の部署で、DBを触っていたので特に難しくは感じませんでした。

C#とDBを連携するところは初めてでしたが、難しいというよりは連携の仕方を知れて大変勉強になりました。

 

ASP.NET Core

これまで学んだことの集大成のような内容で、二番目に難しく感じました。

学んだC#の書き方とは異なる部分が多く、Webフロント、DBとのやりとりなどかなり理解に苦しみました。

研修最後に受講者同士でWebシステムを作るといった課題に取り組んだのですが、その際には苦戦しながらも最終的には作り上げることができたので、もっと数をこなしていきたいと思います。

 

研修を終えて

振り返ってみると、とても充実した2ヶ月間だったと感じます。多くの初めてのことを学んだのはもちろんですが、学ぶだけでなくチームでシステムを作り上げる苦労や、その喜びなども経験することができ、とても実りのある研修だったと思います。ですが、今回の研修で学んだこと全てを理解し自分のものにできたわけではないですし、今回学んだことはあくまで基礎でこれから業務に携わるなかで知らないことも多くあると思いますので、学習する姿勢だけは忘れずに行きたいと思います。

タイトルにある通り、これで終わりではなく今エンジニアとしてのスタートラインに立った状態だと思います。ワクワクしていますが、同じぐらいの不安も感じています。不安に押しつぶされないようワクワクしながら頑張りたいと思います!

 

 

 

 

 

 

Â