メーカー | Boss |
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カテゴリ | オーバードライブ , ディストーション |
発売時期 | 2019年10月19日 |
価格 | 31,900 円 (税込) |
OD-200 HYBRID DRIVEは、BOSSエフェクターのフラグシップモデル「500シリーズ」を継承したニューモデル「200シリーズ」のオーバードライブ・ペダル。500シリーズには存在しないオーバードライブ・ペダルですが、32bit/96kHz の超高音質と12種類のサウンドモード、サウンドメモリー機能、シンプル操作のツマミと多機能フットスイッチなど、500シリーズの特徴を継承したハイブリッドなオーバードライブ・ペダルとなっています。
BOSSから歪みペダルがリリースされるのは、2014年に登場した「OD-1X」「DS-1X」「BD-2W」「SD-1W」以来となり、なかなか久しぶりの登場ということになります。2014年登場の4モデルはシンプルなモデルに対し、本機は比べてみるとかなり多機能です。
本機の回路はアナログとデジタルのハイブリッド構造で、ツマミは3バンドEQを含む7つ、2つのボタンを搭載。12種類の歪みサウンドは
・Overdrive:非対称クリッピング回路のマイルドなオーバードライブ
・Blues:ピッキング・ニュアンスを忠実に再現するワイドレンジなオーバードライブ
・Scream:中域がフォーカスされたスムーズなオーバードライブ
・CNTR OD:KLON CENTAURモデリング
・X-Drive:各音域で最適な歪みが得られるオーバードライブ
・Dist:オーソドックスなディストーション
・X-Dist:各音域で最適な歪みが得られるディストーション
・Stack Drive:クランチ~ハイゲインまでカバーするブリティッシュ・スタック・アンプ・サウンド
・Fat Dist:太くタイトなディストーション
・Brown:ハイゲインでエッジの効いたリード・サウンド
・X-Metal:ワイドレンジなモダン・サウンド
・Fuzz:豪快なファズ・サウンド
と、BOSS KATANAアンプ、ギター・プロセッサー「BOSS GT-1000」など、これまでBOSSがリリースしてきた歪みサウンドが凝縮されています。本機にはHYBRID DRIVEという名称がつけられていますが、オーバードライブだけでなくディストーション、ハイゲイン、ファズまで搭載。ヴィンテージ系からモダン系まで様々な歪みをカバーしています。
また本機の歪みの前段/後段どちらに繋ぐか、直列/並列で繋ぐかを選択できるブースターを搭載。さらに、タイトなモダン・サウンドを作り出すノイズゲートまで搭載するなど、単体で「歪み系マルチエフェクター」の様相を呈しています。
作成した好みの歪みサウンドは、本体に4種類までメモリー保存可能。フットスイッチにメモリー切替機能を割り当てて瞬時に切り替えることも可能です。フットスイッチには他の機能を割り当てることもできる他、CTL端子から外部エクスプレッション・ペダルをつないでパラメータコントロール、ミニプラグのMIDI端子から他200シリーズをつないでメモリ同時切替など、高い拡張性を誇ります。
仕様 | ■コントロール:PARAM, LEVEL, DRIVE, LOW, MIDDLE, HIGH, MODE ■接続端子:INPUT, OUTPUT, CTL, DC IN, MIDI IN/OUT(ミニプラグ), USB ■消費電流:220mA ■電源:単3電池 ×3、ACアダプター ■寸法:(W) 101 × (D) 138 × (H) 65 mm ■重量:680g |
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J.ROCKETT AUDIO DESIGNS ARCHER IKON
TC Electronic Dark Matter Distortion
Old Blood Noise Endeavors Beam Splitter
No.79863:D.S 2021年8月7日
2020年8月に購入しました。割といろんなジャンルを演奏します。
機能としては、「歪のマルチエフェクター」といった感じです。
マルチエフェクターの操作が複雑で苦手な私にも、いとも簡単に操作できる点が非常に魅力的です。
メインの歪とブースターで二種類ずつ選んで、組み合わせを楽しむことができる。さらにイコライザーがついていることで、所有しているどのギターを使うときでも、特徴に合わせて音を作りこむことができるので、出せる音の数は無限大と言ってもいいと思います。つまみのレベルも数値で表示してくれるので、プリセットしてない音でも、数値さえ記録を残しておけば、何度でも復元ができるのも魅力の点ではないでしょうか。
ちなみに私はホットな音を出したいときには FAT DIST や CNTR を使い、コード感を潰さずに歪ませたいときはX-DIST や Blues を使い、目的に合わせた組み合わせを選べるので、非常に使い勝手もよいと思います。
GAINをあえて0にして、クリーン使うのも意外におすすめです。特にStack drive のクリーンは、甘く太くリッチな感じがするので、ジャズなど少しオシャレなジャンルなどを弾くときに大活躍します。ギター本体だけでは作れないクリーンや、複数台つなげる歪みを作ることができます。
ジャンルが多岐にわたる方や、いろんなエフェクターを試してみたい人、初心者には特におすすめです。