チューブスクリーマーってどんなもの?TS系オーバードライブ特集2024年4月22日

TS系オーバードライブ特集

オーバードライブ系のエフェクターは非常に種類が多いことから、さまざまなタイプに分類することができます。その中でも、特に高い人気を集めているものの一つが「TS系」と呼ばれているものです。

同じオーバードライブ系のエフェクターであっても、用途は人によって異なっています。ローランドのJCやフェンダーのツインリバーブをはじめとするアンプ単体ではほとんど歪まないアンプとセットで使用する場合は、ドライブサウンドをペダルのみで作ることになります。それに対して、アンプで歪みを作るという方の場合は、音量を持ち上げたり、そのゲインをプラスしたり、その他の要素を追加するためにオーバードライブペダルを使用する、というケースも多いのではないでしょうか?

ここでお話するTS系のオーバードライブペダルは、後者の形で使用されることが多くなります。それはどうしてなのでしょう?TS系オーバードライブとは何なのか?どのように使用すれば良いのか?そして、その魅力について考えてみましょう。


  1. そもそもチューブスクリーマーってどんなもの?
  2. チューブスクリーマーの種類
  3. さまざまなTS系エフェクター

そもそもチューブスクリーマーってどんなもの?

Ibanez TS808 初代チューブスクリーマー「TS808」

Ibanezがエフェクターの製造を開始したのは1970年代のこと。これは実はBOSSとほぼ同時期であり、国内でも有数の老舗エフェクターメーカーでもあります。当初は日伸音波製作所(後のマクソン)からのOEM供給により、流通と販売のみを手がけていましたが、1979年に登場した初代チューブスクリーマーの「TS-808」も、そのような経緯で登場したシリーズ10機種のうちのひとつでした。

そんな「TS-808」は発売後3年が経った1982年、「TS-9」にグレードアップしますが、こちらは数多いTSの中でももっともスタンダードなモデルとして知られています。その後、1985年には「TS-10」、1991年に「TS-5」が発売されますが、一口にTSというと初代の「TS-808」、二代目の「TS-9」を指すことが普通です。如何にこの2機種の完成度が高かったかを示す証拠と言えるでしょう。

現在ではオリジナルの「TS-808」、「TS-9」の復刻版、そしてそれらをベースにした派生モデルが、本家Ibanezからいくつもリリースされています。そして、この二機種のイメージを踏襲した歪みエフェクターは”TS系”とカテゴライズされ、膨大なエフェクターメーカーから数え切れないほどの製品が出回り、市場に溢れています。ギターエフェクターの世界において、その存在の大きさは他に比肩できるものがないほどです。

チューブスクリーマーはどんなサウンドなの?


Ibanez TS Mini vs original 1981 TS808【Supernice!エフェクター】
最初期のチューブスクリーマー「TS808 1981年モデル」と「TSMINI」の比較演奏

では、チューブスクリーマーのサウンドのキャラクターはどんなものなのでしょうか?単体で歪みペダルとして使用した場合、チューブスクリーマーは以下のような特徴を持っています。

  • あまりエッジの効いた歪み方ではないため、聴覚上では十分な歪みを得ることができないように感じてしまう(あまり歪まない)
  • セッティングにもよるが、かなりミドル寄りのサウンドになりやすい(抜けが悪い)

少しネガティブな言い方になってしまいましたが、純粋に歪みエフェクターとして使用する方が少数派になってしまう理由はこういったサウンドキャラクターにあります。もちろん、この音も使えないわけではありません。しかし、幅広い場面でベストと言えるサウンドであるとも言えないでしょう。

では、どうしてチューブスクリーマーをはじめとするTS系エフェクターが高い評価を受け続けているのでしょう?その最大の理由はブースターとしての優秀さにあります。

ブースターとしてのチューブスクリーマーの持つ魅力

どうしてチューブスクリーマーがブースターとして多くのギタリストに愛用されているのでしょうか?その理由としては以下のような点を挙げることができます。

  • 音をミドルに寄せることによって、フェンダー系アンプの角をとったり、大型スタックアンプにありがちなブーミーになってしまうことを防ぎ、耳に痛くない抜けるサウンドを作ることができる。
  • 粒が細かく、比較的素直な歪み方であることから、アンプの持つサウンドキャラクターを変えることなくゲインを稼ぐことができる。

このように、チューブスクリーマーはチューブアンプのブースターとして使用することによって、その魅力を発揮することのできるペダルなのです。「TS-808」が登場した当時は珍しかった、ダイオードではなくオペアンプで作られた歪みは「真空管を叫ばせる=チューブスクリーマー」という名前の通り、真空管アンプのプッシュに向いており、プリアンプ的、ブースターとしての使い方が今でも主流です。

チューブスクリーマーを使用したギタリスト

チューブスクリーマーの使用者で最も有名なのが、天才ブルースギタリスト、スティーヴィー・レイ・ヴォーンでしょう。レイ・ヴォーンはストラトキャスターとフェンダーアンプの間にチューブスクリーマーを二台挟み、最高のサウンドを出しています。TS-9、TS-808の順で二台挟んでいるという話もあり、巷でもっともプレミアムの扱いを受けているのがこの二台であることを考えると、やはりレイ・ヴォーンとチューブスクリーマーは切っても切れない存在であることがわかります。


Stevie Ray Vaughan & Double Trouble – Pride And Joy (Live at Montreux 1982)

チューブスクリーマーの種類

一口にチューブスクリーマーと言っても、今日ではさまざまなバリエーションのものが登場しています。

チューブスクリーマーの原点「TS808」

TS808

1979年にリリースされたチューブスクリーマーの初号機であり、全ての原点となるのがこの「TS808」。多くのプロ・ミュージシャンに愛用された伝説のコンパクト・エフェクターです。中域にピークのあるまろやかな音色をそのままに、滑らかなブースト感を持つオーバードライブはさすがに銘機と言わせるだけのサウンドです。
現在でもリイシュー(復刻)モデルが同じ名前でリリースされていますので、簡単に入手することが可能です。チューブスクリーマーとは何なのかを知りたいのであれば、まずこのモデルを試してみるべきでしょう。

Ibanez TS808 TUBE SCREAMER


今日の基本モデル「TS9」

TS9

今日のチューブスクリーマーの基本モデルとなるのが、1982年にリリースされた「TS9」です。チューブスクリーマーと言えばこのモデルをイメージする方も多いのではないでしょうか?スティーヴィー・レイ・ボーンを始め、数多くのギタリストに愛用された世界的名機です。基本的には元祖TS808のサウンドキャラクターを継承していますが、オペアンプなど回路構成に若干の違いがあり、TS808に比べるとややブライトでざらついた雰囲気を持ち粘りを強く感じる音色になっています。こちらも復刻モデルが登場しているので、現在でも手に入れやすくなっています。

Ibanez Tube Screamer TS-9


TS9に近代的な要素を加えた「TS9DX」

TS9DX

1998年に登場、前述のTS9に近代的な要素を加えたものが「TS9DX(ターボ・チューブスクリーマー)」です。歪みの質を変化させることのできる”プラスモード”、ローミッドをブーストする”ターボ”モード、そしてチューブスクリーマーの命とも言えるミドルをさらに強調する”ホット”モード、という3つのモード切替スイッチを追加し、単にブースターとしてのみでなく、歪みペダルの一つとしてサウンドメイクの幅を広げることが可能となっています。

Ibanez TS9DX Turbo Tube Screamer


ハンドワイヤードの高級モデル「TS808HW」

TS808HW

2008年登場、TS808のオリジナルを完全ハンドワイヤードで結線し作り出された逸品。深いグリーンカラー、亜鉛ダイキャストの頑強なボディに、選び抜かれた線材や内部パーツを採用。線材をポイントtoポイントで結線し信号伝送のロスを極限まで排除、音やせが少なく抜けの良いサウンドを実現した至高のオーバードライブ・ペダルとなっています。

生産数も少なく、それなりの値段となっているので、通常版とどちらを選ぶのかは難しい選択です。

Ibanez TS808HW


デラックス版「TS808DX」

TS808HW

2014年登場、通常のTS808に20dbのブースト回路が併設された仕様のデラックス版。単体の歪みとしては物足りないTSの弱点を補っており、現代風に一台のペダルでも相応のゲインが得られるようになっています。ブースト回路は単なる付属品とは思えないクオリティで、レンジが広く、オリジナルの音色を損なわない優秀なもの。オーバードライブの前段か後段のどちらに挟むかを選択でき、単体でも使用可能です。

Ibanez TS808DX


ミニサイズのチューブスクリーマー「TS MINI」

TSMINI

2015年に登場した「TUBE SCREAMER MINI」は、ミニサイズの小型個体を採用したチューブスクリーマーです。基本的なサウンドキャラクターはTS9を継承しています。よりコンパクトになることによって、エフェクトボードにもさらに組み込みやすくなりました。コストパフォーマンスの高いモデルなので、はじめてのTS系エフェクターにもおすすめです。

Ibanez TSMINI


本物の真空管を搭載「NU TUBESCREAMER」

NU TUBESCREAMER

2018年3月に登場した「NU TUBESCREAMER」は、KORGとノリタケ伊勢電子の共同開発によって生まれた新世代の真空管「Nutube」を搭載した最新のチューブスクリーマー。Nutubeは従来の真空管に比べ大幅な省電力化/小型化/品質向上を実現し、リアルな真空管サウンドを実現したというもので、よりニュアンス豊富なサウンドを実現したモデルとなっています。

内部でオーバードライブとクリーン(原音)を混ぜて出力するという回路構成で、このバランスを調節できるMIXツマミを新たに搭載。18Vアダプターに対応するなど、さらに進化を遂げたチューブスクリーマーです。

Ibanez NU TUBESCREAMER


その他チューブスクリーマーの派生モデル

Ibanez TS9 GOLDTS9 GOLD

上述で紹介したものの他、Ibanezからはベース用/周年記念モデル/他社とのコラボモデルなど、チューブスクリーマーを原点とした多くの派生製品が登場しています。

  • Ibanez Bass Tubescreamer:ベース用チューブスクリーマー
  • Ibanez TS930TH TUBE SCREAMER 30th Limited:30周年記念モデル
  • Ibanez TS9 GOLD:2018楽器フェア出展記念モデル
  • Ibanez TSV808:Vemuramとのコラボによって誕生した限定モデル
  • TS80840TH:TS808の40周年を記念した限定モデル


マクソンのODシリーズとチューブスクリーマー

MAXON OD808 MAXON OD808

アイバニーズのモデルと同時にお話しなければならないのがマクソンのODシリーズでしょう。アイバニーズはエフェクターの製造を開始した1970年代から2000年代始めまで、供給元として日伸音波製作所(後のマクソン)に製造を一任していました。アイバニーズの初代チューブスクリーマー「TS-808 Tube Screamer Overdrive Pro」は海外輸出用のもので、マクソンの「OD-808」とは名前が違うだけで中身は同じものです。チューブスクリーマーはマクソンの優れた技術と合わさることで、良質なエフェクターを生む原点となっていたわけです。

そんな「OD-808」ですが、他のTS系ペダルに比べてざらついた質感が特徴的で、意外にもメタルをプレイするギタリストに支持されています。特別なイコライジングを必要としなくても、OD-808をブースターとして使うだけでロックなサウンドにブラッシュアップされる、そんなペダルです。

MAXON OD808

さまざまなTS系エフェクター

それでは、アイバニーズ以外のメーカーから発売されている、いわゆる「TS系」エフェクターについてご紹介してみたいと思います。各メーカーならではの個性がプラスされた魅力的なペダルも多いことから、あなたにとってベストな一台を探してみましょう。

Fulltone FullDrive 2

Fulltone FullDrive 2

元祖TS系ハイエンドペダルとして長きに渡って高い人気を誇るツインペダル式オーバードライブ「FullDrive 2」、Fulltoneの代表的なエフェクターです。2つのフットスイッチを搭載しオーバードライブとゲインブースターを独立して使いわけることができることができ、バッキングからリードトーンまでこれ1台で完結させることができます。

Fulltone FullDrive 2


Leqtique Maestoso

Maestoso Maestoso Black

TS系エフェクターの中でもトップレベルのサウンドメイクの幅広さを誇っているのがLeqtique Maestosoです。最近ではさまざまなTS系ペダルが登場しています。その多くは基本の形であるチューブスクリーマーに何らかの機能や個性を追加する、というスタイルのものです。しかし、同モデルの場合はより幅広いサウンドメイクが可能である、という点が大きなポイントとなります。チューブスクリーマーはオールドマーシャルとの相性の良さからブースターとして高い評価を受けるようになりました。しかし、今日ではさまざまなアンプに組み合わせて使用されるようになっていますので、よりセッティングの幅を広げることのできるMaestosoは、より多くの場面で使用することのできる一台であると言えるでしょう。

Leqtique Maestoso

One Control Persian Green Screamer

One Control Persian Green Screamer

ヴィンテージTSペダルは確かに魅力的なものです。しかし、今日の音楽シーンではさまざまなサウンドが要求されますので、モダン系のTSペダルもとても魅力的なものです。
その両方を同時に実現することのできるペダルがPersian Green Screamerになります。高いレベルでヴィンテージチューブスクリーマーを再現しながらも、モードを切り替えることによってモダン系TSペダルとしても使用することができる…多くのギタリストにとっての理想の一台であると言ってしまっても過言ではありません。

One Control Persian Green Screamer

Earthquaker Devices Plumes

Earthquaker Devices Plumes

近年日本でも馴染み深いエフェクター・ブランドとなった、アメリカ合衆国のハイエンド・エフェクターブランド「EarthQuaker Devices」のTS系ペダル。
回路にはブティック系の歪みへの採用も多いJFETを使用しており、通常のオペアンプと比較してクリアーでレンジの広いサウンドが特徴です。TS系の特徴的な中音域はそのままに、張りと力強さが加えられています。
コントロール類はGain, Tone, Levelの3ノブと、一般的なTS系と同じ構成となっていますが、注目すべきは3ポジションのトグル・スイッチ。歪みのサウンドのキャラクターを決定づけるクリッピングの方式を選択することが可能で、シリコン・ダイオードを使用したTS系に近いサウンドはもちろん、LEDを使用したブリティッシュ・アンプのような深い歪みや、味付けの少ないクリーン・ブースター的なトーンも搭載しています。
TS系は欲しいけれど、マルチに使える一台を探している方にはお勧めしたい一台です。

Earthquaker Devices Plumes

Earthquaker Devices Palisades / Dunes

Palisades、Dunes

同じく Earthquaker Devices のTS系ペダル「Palisades」は、TS808をベースにしながらも、3チャンネルの歪みチャンネルを搭載、その他6モードのVoiceスイッチ、5モードのBandwidthスイッチ、Normal/Brightスイッチなど、多彩なコントロールの操作で最大480通りの歪みを使い分けることができるという、現存するTS系ペダルの中でも最も多彩なサウンドメイキングが可能なエフェクターです。
Dunes」は「Palisades」の機能縮小版で、コンパクトながら「Palisades」譲りの多彩なサウンドメイキングが可能なモデルとなっています。

Earthquaker Devices Palisades
Earthquaker Devices Dunes

JHS Pedals Moonshine Overdrive

TS系ペダルの中でもJHS Pedals Moonshine Overdriveはとても個性的な一台となっています。サウンドの傾向的にミドル寄りになっているという点、そしてきめ細かい歪みを得ることができるという点で言えば、確かにTS系に属します。しかし、サウンドキャラクターを大きく変えてしまうという点においては一般的なTS系エフェクターの枠から外れてしまうことになるかもしれません。TS系にカテゴライズすることはできますが、唯一無二の個性を持ったペダルの一つであると言えるでしょう。

JHS Pedals Moonshine Overdrive

JHS Pedals The Bonsai

「The Bonsai」は、歴代チューブスクリーマーに加えて他社製TSモディファイモデルを含む、全9種類のTS系サウンドがコンパクトな1台に収まった”チューブスクリーマー全部のせ”エフェクターです。本家チューブスクリーマーの中からは

  • TS-808
  • TS-9
  • TS-10
  • TS-7(+mode)

を収録。
他社製では「BOSS OD-1」「Exar OD-1」「Keeley TS9 Baked Mod.」、そしてJHS Pedalsのオリジナルサウンドも収録されるなど、定番からマニアックなTS系サウンドが一通り揃っています。歴代TSのサウンドを使い分けたい、TS系ペダルにこだわりを持っている人なら本機一択で間違いないでしょう。

JHS Pedals The Bonsai

Wampler Pedals Belle Overdrive

Wampler Pedals Belle Overdrive

TS系のサウンドをより幅広い用途で、より使いやすくすることを目指したWampler PedalsのTS系ペダルです。
ゲイン幅が広く設定されており、クリーン・ブースター的な用途からリード向けの強く歪んだサウンドまで幅広くカバーします。
トーン・コントロールを行う「BASS」ノブと「COLOR」ノブも特徴的なポイントです。「BASS」ノブは他の帯域に影響を与えずに低音域のみを調整することが可能で、「COLOR」ノブは中音域を維持しつつ全ての帯域のコントロールを行うことができます。これにより、スムーズで温かみのあるサウンドやエッジーで攻撃的なサウンドなど、オリジナルのTS系では作ることができなかったような音を作ることができます。
サウンドの汎用性が向上しているのはもちろんのこと、TS9やTS808と比較して筐体のサイズも小さく、エフェクター・ボードにも組み込みやすいコンパクトさも嬉しいポイントです。

Wampler Pedals Belle Overdrive

Mad Professor Little Green Wonder

MAD PROFESSOR Little Green Wonder

チューブスクリーマーをより近代的に、使いやすく改良したモデルとも言えるのがMad ProfessorのLittle Green Wonderです。ハイクオリティなブティック系エフェクターを数多く製造している同社だけあって、その仕上がりは見事なものです。基本はTS系のブースターとして使用することを前提に設計されていますが、フィルター機能など多彩な機能を追加することによって、十分に単体でも音作りをすることのできるオーバードライブペダルです。

Mad Professor Little Green Wonder

Mad Professor The Green Wonder

The Green Wonder

前述のLittle Green Wonderをユーザーからの要望によって改良したモデルです。1ノブで幅広いサウンドを実現できるものの使用感に少々クセのあった「BODY」トーン・コントロールを廃し、一般的な歪みペダルに見られるような2バンドEQが新たに追加されたことにより音作りがさらにしやすくなっています。TS系というジャンルに属するものの、デザイナーのBjorn Juhl氏による「TSスタイルのペダルを一般的に好まない人にこそ使ってほしい」という理念はそのまま受け継がれており、ギターやアンプ、シチュエーションを選ばない定番ドライブ・ペダルとして1つ持っておいて損はないモデルであると言えます。

Mad Professor The Green Wonder

FLYING TEAPOT 088OverDrive

FLYING TEAPOT 088OverDrive

国産ブランドFLYING TEAPOTのTS系ペダル「088OverDrive」は、3ツマミに3モード・スイッチを搭載し、ヴィンテージTSからブティック系TS派生モデルのサウンドを1台でカバーすることができるTS系ペダル。モードはV(vintage)/B(bright)/F(fat)の3つで、初期TSのヴィンテージサウンド/高域を解放し音抜けの良いドライブサウンド/低域を削らずブーストさせたTS系、という3種類を切り替えることができます。

FLYING TEAPOT 088OverDrive


多くのトップギタリストに愛用されているチューブスクリーマー。それだけ魅力的なサウンドを生み出すことのできるペダルであることは言うまでもないでしょう。もし、あなたがブースターを必要としているのであれば、一度はTS系ペダルを試してみてください。