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緊急事態!!色々なことを書き散らしているようで、そうではなかったり。不思議でワイセツで知的な刺激を。
by fastska
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earthcream2000@
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あの女は俺が捨てた
「あの女は俺が捨てた」

というコトバを聞いたことがあります。

女性と別れたとき、「いや女性から捨てられたんじゃない。俺が捨てたんだ」とか「なんとなくあわなくてね」などというセリフを何度も聞いたことがあるのです。

もちろん、一方的に片方から別れを切り出すこともあるでしょうが、多くの場合はお互いにちょっとずつ原因があったり、逆に女性の側から捨てられたりしているわけです。

しかし、他者に説明するときはいつも主体は自分の側のみにあるのです。

そして、会社に入っても、同じようなセリフを何度きいたでしょうか?

「あ、あれね。あのプロジェクトね。あれさ、俺がやり始めたんだけど」と。

多くの場合は、その人がプロジェクトを構想し、予算を集め、人を集め、企画書をまとめ上げ、人々を説得した--などということはありませんでした。たいていは、確かに関わってはいたが、他の人たちに依存していた場合がほとんどです。そういえば、誰か著名人を呼ぶときにも「ああ、あの人は俺が呼んだ」という人がいたので、「本当にあなたが呼んだのか、どうやって呼んだんだ」と問い詰めたところ、「いや俺のアイディアなんだけどね」(ずるっ)という返事が返ってきたことがあります。

おそらく、ぼくが思うには本当に何かを企画して汗をかいた人には、前述のようなうわべの人々とは違うものがあります。それは、どうやって「カネをあつめたか」を具体的に語れることだ、と思います。

何かを始めるためには、奇麗事でない「いかに集金するか」を具体的に語れる必要があります。そして、その案に乗っかってくる人がいて初めてプロジェクトがスタートできるわけですね。

そして、企画したわけでも、カネを集めたわけでもない人々は、いつしか自慢だけが一人歩きしてしまう。それは避けねばならないだろう、と思うのです。

一歩一歩あゆみ、汗をかき、地道に積み上げて、自慢する必要もないくらい自己満足ができる。そんな大人になりましょう。
by fastska | 2005-07-28 22:49 | 青春記・旅・思想
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