きのこきのこきのこ

キノコってほんと可愛くて不思議で魅力的な存在です。
どらねこがこれほどまでにキノコ好きになった切っ掛けって何だろう?今となっては忘却の彼方ですが、元来がイヤシンボですので、色んなキノコを食べまくりたい!という欲求があったからなのかもしれません。

あっ、本日の記事はコレでもかというくらいキノコ写真が並びます。しかも、写真は今までボツにした写真や同定できなかったキノコばかりですので、何かの参考になると謂う事はないと思いますので、どうぞご了承ください。重いと思いますし・・・

食用キノコを採る為に山へ入るようになったどらねこですが、いつの間にか写真も撮るようになりました。

素敵な彼らの姿を写真に残したい・・・そんな格好良い理由じゃあなくて、山の中で出会った謎のキノコが食べられるものか、そうでないのか調べる為でした。

そうして、写真に撮ったキノコが増えるにつれ、食用にするキノコも増えていきました。

このキノコは美味しいっ、来年も採りたい!そうなると、写真に写っている情報が大変重要になります。菌類が子実体(所謂キノコ)を形成する時の条件は結構決まっていたりするんです。

来年も採りたい、そう思ったら以前発生した場所、時期、条件などを考えて探すことが大変重要になるんですね。

そこで、以前撮影した情報が頼りになります。周囲にどんな木がうつっているのか?撮影時期は?などなど・・・

そうやって推理した結果、翌年も同じキノコに出会えたときの感動の大きさと謂ったら・・・

そんな事を繰り返していると、食用キノコ以外にも目が向くようになってきます。

わぁ、このキノコ、きれいだなぁ〜、あ〜コレはグロイ・・・などなど。

でも、そんなキノコがだんだん愛おしくなってきて、またパシャリとやるわけですね。

で、家に帰って見直すとまた、ステキなんですね。

そうなると、このキノコの名前を知りたくなっちゃうんですね。

検索エンジンでキノコサイトを探して、似たような画像を求めるわけです。そうして、自分の撮影した写真と見比べる。

あっ、これかな?でもちがうな〜などなど。

キノコを知っているヒトなら分かると思うのですが、似ているキノコでも実は全然違うキノコだったりする場合が結構あるのですね。

実は、キノコは見た目で判断出来ない事も結構あるんですね。そこで、薬品を垂らすとか、胞子の形をみるとかニオイや味を調べて、その結果同定出来たりするんですね。

論文にする場合、DNA鑑定が必要になったりするぐらい大変なものなんです。

だから、キノコの話をする場合には、写真だけ持ってきてヒトに説明するのには限界があるんですね。

自分の足で、その場に立って、周囲の風景を見て、写真に撮ってキノコをつかんで。

場合によっては割いてみたり、食べてみたり・・・五感をつくして感じるんですね。そうしてやっと分かる事があるんですね。

面白いキノコの本を見て興味を持つ、それはとっても素晴らしいことだと思うけど、やっぱり山に入って、実際にキノコに接して分かる事は有ると思うのね。

本とネット上の情報で十分に必要な知識は得る事が出来るのかも知れないけれど、このおもしろさを知らないママなんて勿体ないと思うのです。

だから十分にその魅力を味わって欲しいな、そんな風に思います。

あれ、これは図鑑にもネット上にも載って居ないキノコだぞ?

実はそんな経験キノコ採りをある程度やったことがある人ならば大抵は感じた事があると思うんです。

まだ知られていないキノコが日本にも沢山存在する・・・なんて素晴らしいのでしょう?



そんなキノコの魅力を皆さんにもお届けしたいな、そう思います。
コレがボクのキノコに対する思いと掲載した写真に込めた思いです。