碧志摩メグ
あおしまめぐ
碧志摩メグとは、三重県伊勢志摩の海女をモチーフにした萌えキャラクター。
株式会社マウスビーチ制作で、2014年11月に名前が公募され、同年12月に名前が決定した。
伊賀流忍者萌えキャラクター伊賀嵐マイとは親友という設定になっている。
CVは小松未可子
最初は志摩市公認のキャラクターとなっていたが、キャラの描写について、海女を含む一部の市民やフェミニスト団体から「性的だ」「海女を侮辱している」などの抗議があり、公認撤回を求める署名やそれに対抗する署名など、2015年8月頃から地元の外を巻き込んだ炎上騒ぎに発展した。
この騒動の中で、公認が重荷となってしまったことと、地元の海女との話し合いの結果賛否両論であったことを踏まえ、作者からの申し出により志摩市公認は撤回され、非公認で活動を継続することになった。
ただし、今時行政の公式でもこの程度のキャラ造形は珍しくはないほか、実写ではあるものの似たような例では鹿児島県志布志市の「UNAKO」の炎上騒動があるため、萌えキャラ自体が炎上の原因ではない事に注意されたい。
2016年、『萌えキャラグランプリ2016』にてファン投票で、ご当地キャラ部門、全国2位を受賞し『アニメディア特別賞』も受賞。
そして、クラウドファンディングサイト『Makuake』にて、アニメ化のための資金集めプロジェクトが始動した。12月2日時点で目標額400万を突破しアニメPVの製作が決定。以降も募金を募り12月23日時点で548万円が、2017年1月30日の終了までに715万8千円集まった。
2017年7月13日にPVが公開され、CVは小松未可子氏に決定。
同年3月17日アニメ化とは別にHAMAGUCHI Racing Teamとコラボし『MEGU Racing』を結成。
『鈴鹿8耐』にメグの痛単車を登場させようというプロジェクトがアニメ化と同じ『Makuake』にて資金集めを実施。目標額200万円に対し258万6千円が集まった。
このように、騒動によって逆に知名度を得て結果を残すことになった。
また、ご当地系・企業系キャラクターの総合人気ランキングでも、4000体を超えるキャラクター(くまモンやひこにゃん等を含む)を抑え、トップ10入りを果たし、6位にランクしている(2022年2月時点)。
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