概要
長野県上田市による、同市内を走る上田電鉄別所線の存続キャンペーンキャラクター。
12月2日生まれ。
cv.真田アサミ
名前の由来は、別所線が走行する地域「塩田平」の文化を醸成した「北条氏」と、当路線のかつての代表車両であった5250形の愛称「丸窓電車」の「丸」を「円」に置き換え、それの訓読みである「まどか」から。
なお、上田電鉄の広報物や乗車券類、リニューアル後のデザインを宙花こよりが担当したことなどから勘違いされがちであるが、彼女は鉄道むすめの一員ではない(ゆえに、彼女のフィギュアはトミーテックではなくPLUMから発売された。なお、上田電鉄の鉄道むすめは八木沢まいである)。
来歴
2004年にジブリの映画作品「千と千尋の神隠し」の舞台が上田市や上田電鉄であるということが話題となり、そこから存続支援の輪を広めるべく2005年12月に「別所線きっず!ものがたり」の登場キャラクターの一人としてデビューしたのが彼女である。
当初はFlashアニメ形式の小説として公開され、「千と千尋の神隠し」の舞台になったとされる場所を訪問し、上田市にまつわる民話や歴史、文化などについて解説を行うという内容であった。
当時の動画は現在もYouTubeで視聴が可能である。
第1話本編
6年後の2011年10月、長野県北部地震などの影響で利用者が減少に転じてしまい、輸送人員が存続支援活動開始時の2002年から数えて最低記録(コロナ禍を除く)に達してしまったことをきっかけとし、高校生へと成長し、なおかつ魔法少女に進化して再デビューを果たした。
この6年間の出来事として、龍神より授けられた祓串を元にした「サクラステッキ」を用いて、別所線きっず!時代から一緒だった幼馴染の塩野まさとの協力を得て不思議な力を使うための特訓を重ねていき、最終形態にまで達したという設定がある。
リニューアルキャラクターデザインは、宙花こよりが担当した。
北条まどかムービー
まどか(cv.真田アサミ)「皆さんは、真田という言葉を聞いて、最初に何を思い浮かべますか?」
こういう応援キャラが公式動画で、応援するはずの地元を「ただの田舎」と言われても否定しない辺りは珍しい。
名前ネタ
彼女がピンクの髪色で「まどか」という名前だったのは先んじてのことだが、魔法少女化したのは事後である。
ちなみに公式によると1妹1弟の三人兄弟だが、弟の名前は「かずま」。
またツッコミどころの多い名前を…
なお、妹の名前は「まなか」である。
その他
- 上述のとおり「別所線きっず!」においては、まどかの幼馴染として塩野まさとも設定されており、彼も2011年にまどかと共に成長した姿が描かれている。なお、通学先の高校はまどかと異なる。
- 2021年には、なんとVtuberとしてデビューしているが、こちらは中の人に地元の大学生を起用しているため、オリジナルの演者である真田アサミは一切出演していない。また、千曲川橋梁の復旧からの全線における運転再開のPRを目的としていたためか、投稿は3回までしかなく2025年1月現在は活動していない模様。
関連タグ
渕東なぎさ:県内の同業他社であるアルピコ交通のキャラクターで、彼女も鉄道むすめではない