昭和30年代
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しょうわさんじゅうねんだい
昭和30年代とは、昭和30年から39年までの間のこと。
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ホテイアツモリ荘の謎(最終)
全員の突然の失踪…絹重はオパールやプリズムの輝きと何か関係があるのではないかと睨む 史郎は絹重が、愛する兄・瀬戸内修の末娘であるという事に気が付く 最近咳をしたり、あきらかに顔色が悪かったりごしたがる絹重を史郎も辰雄もとても心配して、病院に行くように勧めるが、絹重は病院にかかれるほど裕福ではないし、咳くらいで病院に行くお金を使う事は出来ないとごまかす。しかしこれが絹重の結核悪化の引き金となってしまう 最期は史郎自身が結核を再発させて悪化させてしまい,はるけき谷間のかかる大みそかの中、自分の誕生日を迎えたばかりの史郎は「ハッピーバースデー春原史郎」の言葉と共に息を引き取るが、その後の病院は史郎がいなくなったことで大騒ぎとなってしまう これが第5部作目なので6部作目の「リンドウの花咲く丘」に続く10,719文字pixiv小説作品 - 製作途中の原案ピース
金の粉舞う夜に7
新聞部定例会の日、辰雄は絹重に歌とダンスで気持ちを伝えようとするが、まだ14歳にもならない恋には幼い絹重には辰雄の告白の意味が伝わらず、辰雄に歌で返してほしいと言われてとりあえず「恋愛ってダイナミックな発明品よ!あなたに向けて何故鼓動はなるの?」と歌いだす。小平は絹重と辰雄の関係が気が気ではない。さすが学生会長になるだけの男、変なところにはませている。 しかし絹重たち蜜蜂が、失踪事件と認識票404の件で疑われることになってしまい、絹重は気が変になってしまう。そんな時に史郎は絹重が最愛の兄・修の娘であることに気が付く そして感謝祭の日…こんな時こそ憂いは忘れようと、皆は絹重を励ますためにパーティーの準備を手伝い、納屋で育った加藤田に七面鳥の絞めを頼む。辰雄はここぞとばかりに絹重に踊らないかと誘い、絹重の大好きなターキートロットを狭い台所で踊り出す9,687文字pixiv小説作品 - 製作途中の原案ピース
シリーズ「それはナイチンゲール」より第一作目「Mrナイチンゲールス」
昭和45年 高原療養院に二人の美しい看護夫の若い男性がいる。一人は掛川十、もう一人は春原辰雄。二人は技術面でも思いやりや愛情面でも、人々からは「Mrナイチンゲール」と呼ばれていた。 もう2人、この病院には美しい女性の看護婦がいる。二人の名は瀬戸内ツタキと春原トミ…しかし二人は生きた人間ではない。太平洋戦争中に戦場看護婦団としてそれぞれ戦地に出向いたが、空襲で亡くなってしまい、なぜか気が付いた時には故郷のこの病院に閉じ込められてしまっていた、この世に残された地縛霊だ。 そんな幽霊たちと、美しいナイチンゲールの出会い。健康でどこにも異常がない十と、心肺と泌尿器に持病を抱える辰雄が、幽霊たちに助けられながら、彼女たちの正体も知っていく珍ナース生活の物語6,845文字pixiv小説作品 - 製作途中の原案ピース
シリーズ「金の粉」より第二部作「水車小屋の傍で」その2
13歳の小さな料理師、春原史郎の作った卵豆腐とお天ぷらは大好評で忽ちうわさが広がり、店は連日繁盛。史郎は、とても達筆な墨字で「春夏冬中」(これはその3で執筆)という看板を作り、それも喜ばれる。 しかし村でおたふく風邪が流行り出すと、体の弱くて持病持ちの史郎が真っ先に感染して寝込んでしまう。それを知ったトミは急いで史郎の元に走って、彼のために食事を作り(卵がゆ、白菜のおしたし、ジンジャーチキンスープ、スンキ漬け、オレンジ)、彼の身の回りの世話をする。ずっとオレンジが食べたいといっていた史郎だが、貧乏な中学生男子学生3人暮らしではとてもではないが高貴なオレンジを求められる余裕はない。 しかし教育大臣の娘で裕福な貴婦人であったトミは、他人のためには慈善を惜しまず、己は金を使わず質素にという父の教えを守っていたが、苦しむ史郎のために今こそ彼にと考え、オレンジや史郎に必要なものを買いそろえ、彼の家に医者をも連れてきて、彼は診察を受けることができる 史郎はトミに対して感謝の念を表すが、同時にトミに何もしてあげることができない自分にとても申し訳なく思う2,298文字pixiv小説作品 - 製作途中の原案ピース
シリーズ「金の粉」より第一部作「水車小屋の傍で」その1
とても厳しく男性にきつい職場で、13歳の春原史郎はぼろぼろの身体で文句も愚痴もほとんど溢さずに働いていたが、仕事中から手洗いを我慢した上に、終了後に我慢が出来なくなって失禁してしまい、しかも史郎の腎臓の持病がある上に手洗いを長時間我慢したために感染症にかかって高い熱を出してしまったこともあり、さらに心も体もボロボロになってしまう。それもその失禁現場をクラスメイトの小口昭美に見られてしまったことで大きくショックを受けるが、小口昭美は史郎の味方で肩を持ち、こんなところはさっさとやめて家で働けよと自分の店で雇ってくれることになる 昭美の家は水車小屋で、粉ひき業をしている。その傍ら引き立ての地粉で打って一冬寒干しした寒晒し蕎麦を使って作った蕎麦と天ぷらの定食一本で営んでいるが、地元は勿論、特に観光客にとても人気で毎日大繁盛だ 史郎はこの店で働きだすが、看護婦見習いの三人植松トミ、机ツタキ、名取カヨも休憩中にここの食べに来ることを知って、史郎は内心喜ぶが、この時史郎の身体には病魔が潜んでいた 小さな異変に初めに気が付いたのが、さすがは看護婦見習い!観察力の鋭い植松トミだった ここまでには何だかフルハウスもルーシーショー要素もないので、この後からもう少し楽しく面白い部分も書きたいと思います6,625文字pixiv小説作品 - 新聞部ミツバチクラブ失踪事件シリーズやり直し(正規ボイスドラマアニメーションバージョン)
第一部「寒椿村」
明治38年~39年の物語 アメリカネブラスカ州。セントルイスの万博を終えた翌年、海軍中尉であったウェスリー・プトナム中尉(デニース・プトナムこと春原史郎の父親)がフィリピン戦争で戦死した。その知らせを受け、家族は大変悲しんだが、生前からの父の遺言であった「フィリピン戦争が終わったら、またはもし私の身に何かあったら、アメリカを離れて私の祖先の故郷である日本の京の都、寒椿という村に行って暮らしてほしい」という遺志を継ぎ、日系アメリカ人家系である春原一家は、遠く日本に旅立つ しかし程なくして、日本では寒椿村の不審火があり、まだ幼い史郎を遺して母と姉、そして日本に来る船の中で生まれたばかりの弟を亡くした史郎は、一人で寒椿で生き抜こうとする。幸い史郎は春原家の唯一の男の子で、体は小さいが明治っこで逞しい。ウサギや雉を射て絞める術は身に着けてし、野草を見分けて摘み、煎じる術も身に着けていたため、金銭はなくとも最低限に生きてはいけた。 しかし井戸は枯れて水には恵まれていない寒椿、しかも今は冬。過酷な中で誰の助けも借りようとしない史郎はだんだんに弱り、無茶なものを飲み食いもしたために嘔吐や下しや発熱に苦しむ。仕事と言っても、まだ幼い史郎が働いて得る給金はほんのわずかで、一か月の生活費が2円は必要という時代に、布袋にはいつも月の給金3銭と、金平糖数粒に、強飯(こわいい)が数粒しか入っていない。射るものも害虫も何もいなくなるとなると、あとはこれだけしか口にできるものもない。水と言えば時たま降るか降らないかの雨を待つか、水瓶にたまったまま腐った汚水か、溝の水を飲むしかない。そんな生活をしていればいくら昔の逞しい事は言え、コレラやペスト、結核に食中毒になるのも無理はない。それに住む環境だって現代のように整備された良い環境ではないし、ましてや一人で野や廃屋を彷徨ってその日暮らしをする身だ。 けれども日本で親友になれた瀬戸内脩の家に拾われ、史郎は生活していくこととなるが、謎の化粧女の登場でまたもや寒椿は騒動が起きる27,693文字pixiv小説作品 - 製作途中の原案ピース
シリーズ「蓼科マーメイド」より第一作目「ウィンディーネとジントラム~~二つの貴公子」その2
こうして採用をされた勲は、身分を隠して入社。館長の小河原アグには、勲の正体がばれないように更なる特殊メイクを施される。ふんわりと七三に分けていた前髪をバッサリと短く切られて横に流し、栗毛色だった紙を黒く染め、堀の深かった顔は日本人の様に整えられて、くっきりとした二重瞼も、奥ゆかしく美しい一重に直され、ふんわりとボリュームのあった後ろ髪も刈り上げになって、黒縁の大きなまる眼鏡…誰もあの世界の大スター「ダーリーン・マーガレット」だなんて思えない変装ぶりだ。かといってダサくてむさいわけでもなく、とても美しい日本人男性になっている。 勲は、受付のカナリア嬢として春原史郎という若い男性の下で働くこととなる。この男性は、勲が失禁してしまった時に介抱して助けてくれた男性だ。 そこで勲は、史郎を「先輩」と慕い、物覚えのいい勲はすぐに仕事を熟せるようになっている。 お昼…勲は史郎に誘われて「マーメイド」という軽食屋に入るが、そこで初めての日本食を食べて、高原名物「きつね寒晒しそば」と「カレーコロッケ」の虜になる 史郎は病気がちで小食のために、一般の女性並みも食べられない。よって寒晒しのきつねそばだけは何とか頑張って食べきるが、コロッケとご飯は包んでもらって仕事の合間に少しずつ食べるという。 勲は、あまりに小食の史郎に驚き、史郎はあまりの大食漢の勲に驚く6,206文字pixiv小説作品 - 製作途中の原案ピース
ストーリープロッターにて作成したシナリオ「昭和42年新聞部ミツバチクラブ失踪事件シリーズ」第6章「ベイビーリーフ」
史郎は入笠キネマにて、無声映画のバッグ音楽ピアニストとして順調にキャリアを積んでいく。まだ彼は15歳にもならないが、輝かしき若き才能に誰もが釘付けになり、映画よりも神童・春原史郎のピアノ目当てに足を運ぶものもたくさんでき、多くの贈り物ももらって帰るほどになった。 そんな順調な史郎は、トミを仕事一本で支えるために中学男学校を退学すると言い出すが、トミと修たちがそれを止め、史郎に学校だけは卒業してほしいと説得。トミは看護婦見習いに集中して、女学校をやめる。 史郎に、音楽祭の支配人から国際音楽祭のソリストピアニストをやらないかというお誘いが来た時に、トミの懐妊が分かる。トミは史郎にロマンチックに伝えたいと計画 史郎は仕事から、支配人にもらったミドリガメを抱いて入ってくる。カメの名前は「Barba(バーバ)」、支配人の名前のバーバラからとったものだ。トミは史郎に懐妊告白計画を始めるが、鈍感な史郎はなかなか気が付かず、ついにいじいじしたトミが史郎に懐妊を告白すると、史郎は気がおかしくなってしまう 史郎は悪酔いに嘔吐と下しが酷く、一晩中苦しみ、終いには酔った勢いで階段から落ちるわ、湖には落ちるわで周りを心配させる。 そしてトミと史郎は互いの、親になる事への不安を打ち明け合い、トミの愛で史郎はやっと正気を取り戻し、ごちゃまぜ家族で支え合って生きていくことに安心する。 トミの出産のとき、史郎は不安と緊張とで持病の発作を発症してしまうが、そんな中でも、子供の命名書を作成。 生まれたのは3つの子。「綿子」「織重」「辰雄」と名付けられた子供たちはどんどん成長していく。 そして大正10年、この時点で史郎は24歳にして8人の父親になっていた。この後、大正15年までに全12人の親になるのだが、この物語ではここまで。そしてこの3つの子の末っ子で長子の春原辰雄こそ、この後の物語のメイン人物となって行く。20,957文字pixiv小説作品 - 製作途中の原案ピース
金の粉舞う夜に3
リーダーとして事件に負い目を感じている絹重は何としても、資金を集めるといって朝から晩まで寝ずに働き、自らの生活費も学費もなくした募金金に当て、食事をとることもなく、どんどん痩せて窶れ、彼女は暑く化粧をして髪と頬には油を塗り、さらに着ぶくれをして体の不調と変化を画して過ごしたが小平と辰雄にはバレバレだった。しかも絹重が3年分の学費を返済に充てて、今学期限りで退学を考えているという事を知り、それだけはどうしてもやめさせようと全員で必死に絹重の自主退学を阻止する計画を練る。 絹重はあまりの衰弱で肺と心臓を傷めてしまい、入院をする事になってしまうが、そこでもう臨月くらいの腹部の大きな女性とその亭主と思しき男性と会う。のちにこの二人こそ、絹重の亡くなった継父母であることが分かっていく。二人はこの病院で記憶の姿として生きていたのだ。3,857文字pixiv小説作品 - 製作途中の原案ピース
これから執筆をしていくシナリオの考案的シナリオ(まだまだ話はぐちゃぐちゃかもしれせん)「メディカル割烹マン」冒頭
ピアニストであり、またの姿が病院や小学校で栄養指導員を務める管理栄養士(まだ国家資格がない時代だが) そんな春原史郎が、小学校の栄養士・清水千歳と力を合わせて、病院の激マズ給食を改革し、平和な医療栄養環境を作っていく物語。新聞部ミツバチクラブが、学生デモ抗議だったのに対し、こちらは医療従事者と患者の改革運動の話である。 史郎のかわいい愛息子で看護夫の春原辰雄が膀胱がんを宣告されてしまい、彼の闘病生活を支え、職での病状改善を信じて戦う父と、食の医療的力を信じる辰雄をはじめとする患者たちの想い またヒューマン的なくらい物語になりそうだに。 1年以上前に書いたメディカル割烹マンとはだいぶ話が改変されて違くなり、少し「理屈的」「理論的」「哲学的」な軽く文学臭い物語になりそう…でもこういうの私、大好きだに。719文字pixiv小説作品 - 製作途中の原案ピース
「Mr.ナイチンゲールス」その3
十は翌朝、二日酔いで目が覚める。傍には都市の離れた二人の姉…しかも十は一日中一度も起きずに熟睡していたために、19歳になって布団に小水を漏らしてしまい、寝間着の着物も猿股もぐしょぐしょ。目の前には二人の姉。しかし十は、子供の様に恥じらう事もなくすっぽんぽんになって着替えだす。二人の姉は「もっと恥じらいを持て」と十を諭す 辰雄はその頃、すずらん館の自宅で古いピアノを弾いている。そこに小平もやって来て、ピアノの事とすずらん館の事を辰雄に聞くと、辰雄は寂しげに笑いながら「このすずらん館もピアノも母の形見だ。母も、祖父母も、慈善活動にとても熱心な人で、全国への支援活動を行うとても立派で偉い人だった」と語る 休日明けの病院…十の注射はスタッフ一下手と有名。一方の辰雄はとても駐車が上手くて、いつ針を刺して抜いたのかすらわからなく、血液が出ることもない。改めて十は、患者さんに「十君の注射は怖い」と言われて、へこんでしまう。十は、子供たちにも全力で拒否をされて、仕方なく辰雄に注射を任せることにする。患者の誰もが、駐車なら辰雄にやってほしいと願っていたくらいだ4,457文字pixiv小説作品 - 製作途中の原案ピース
「ウィンディーネとジントラム〜二つの貴公子〜」その6
元婚約者のジンジャーが現れ、勲に結婚を迫るが勲にはもう酷い言葉を投げかけたジンジャーへの愛はない。「今更遅いよ」と彼女を突き返して、羽織と交際している事をジンジャーに告げる 勲はその後、様々な思いやストレスが度重なって高い熱を出して倒れてしまう 昭和33年2月… そしていよいよ勲、アメリカに発つとき そこには何故か、一切別れを告げていなく、アメリカに行くことも知らせていないはずなのに、後町羽織が見送りに来ていた。6,281文字pixiv小説作品 - シナリオ完成版
製作者用シナリオ「コスモス湖岸」
以前はこれで終わりだったが、最終部「夢のもつれ」に続く。 ドリス・デイの映画は、本当に脚色して思わず盗みたくなるロマンチックな台詞ばかりなので、堂々と台詞の一部だけもらってしまっている! 特にプロポーズや求愛のセリフは私では思いつかなかったロマンチック過ぎる劇的な台詞ばかりだったので、所々で使用してある。もちろんシーンも、面白かったりロマンチック過ぎるシーンはネタを抜粋してもらってある。趣味のフリー公開とはいえもちろん丸パクリはしていないが この物語では、時空乱流は何度も起きるが、最終的に真実も分かって、再会を果たして全員が幸せになるという終わりである。最後は、トミと史郎が何十年越しの新婚旅行をし、史郎は冤罪で死刑執行にかかる 最終部は、ドリス・デイ映画の色を濃く作ってある。絹重は、辰雄と長年みたがっていたドリス・デイ映画を見に行き、十もそれを見るが、看護員になったはずの十が「四月のパリ」と「マーメイド作戦」を見て船乗りに憧れ、船乗りへの転職を考えるというのが最終部。最終部では、実は本当は失踪事件とは、第二次世界大戦で死んだメンバーが実は死んでおらずに別時空へ飛ばされただけでそこで幸せに生きているという物。舞台は昭和20年~42年31,754文字pixiv小説作品 - 製作途中の原案ピース
金の粉舞う夜に6
絹重は入笠湖の近くで倒れる、ひげもじゃでぼさぼさと伸び切ったブロンド髪、ふすぐれてよれよれぼろぼろの背広を着た、今にも死んでしまいそうな男性を保護してホテイアツモリ荘に連れて行く その男性はかつて、8銭で蜂蜜やミルクを買っていったあの男性で、絹重たちのお陰で男性はどんどん正気を取り戻す。そしてその年の終戦の日、男性がかつて死んだと思われていた春原兄妹の実の父だという事が分かる。 その頃世間では、連続誘拐殺人犯404の噂がささやかれており、史郎はその濡れ衣を着せられて指名手配中だった。もし捕まれば死刑とのことだ。404とは戦時中に史郎が戦場看護員として派遣された時の認識票番号であり、アメリカ人と日本人という中立的な立場にいる日系アメリカ人3世の史郎は、戦時中はアメリカ人からも日本人からも差別を受ける身であった。 史郎は隔世遺伝で両親は日本人系だがブロンド髪で青い瞳、しかし顔は日本人に近いが、当時の日本人とはかけ離れたアメリカ男性の顔立ちだ。 そんな史郎の父もかつてはアメリカ空軍の中尉であり、史郎と同じ認識票404を持っていた。これは春原史郎を嫌う何者かの嫌がらせなのか、あるいは不思議な偶然なのか…メンバーは史郎を守りつつも、連続誘拐殺人鬼404の噂の出どころと認識票404番の関係性、そしてこの謎の大量失踪事件と銀色の月灯りの下での関係性の糸口と解決方法を調べていく12,964文字pixiv小説作品 - 製作途中の原案ピース
「ウィンディーネとジントラム~二つの貴公子~」
昭和34年9月… ダーリーン・マーガレットの来日公演の日。朝からそわそわと緊張する羽織 史郎、羽織、武雄の三人で公演が始まり、後半はダーリーンが登場して、羽織は口に手を当てて興奮する。しかしダーリーンはそこで「僕は水沼勲だ」と打ち明けて、史郎のピアノ伴奏で勲は羽織に告げる愛の歌を歌う。そして改めて羽織に思いを伝えると、羽織もその思いに応える。史郎はやっとマーメイドから解放されてほっとするが、給仕女中の汀子と、海洋動物調教師の辰子は、私たちも水沼勲が好きだったといまさらながらに後悔する。 こうして勲と羽織は婚約をし、勲は改めてこの水中劇場で「ダーリーン・マーガレット」として働きだす 物語は二巻へと続く。一巻では史郎に助けられてきた勲だったが、今度はピンチに陥って命の危険さえ感じる史郎を勲が助ける番になる。そして勲にも愛の危機が訪れる4,754文字pixiv小説作品 - 製作途中の原案ピース
製作者用シナリオ「すずらんの里」
史郎とトミの帰還と時代の再現… 辰雄と絹重の結婚… 結婚式にビーチボーイズ登場! タイトルのすずらんの里とは、すずらんの咲く高原の里という意味のほか、学生下宿寮「すずらん館」の里という意味でつけております。もちろんテーマソングもばっちりビーチボーイズで! ビーチボーイズファンの作者からしても、書いていてとても高揚としてきます!特にアニメーションの中にビーチボーイズがイラストで描くのが楽しみで仕方がない。作者もヒロインの絹重同様、アル・ジャーディンの大ファンなのです。私もきっと30,40年代に生まれていたのなら現役時代に大熱狂だったんだろうとおもう…若い頃のアルにお会いしたかった。でもビーチボーイズはみんなおじいさまになった今でも皆さんとても素敵なんですよ!25,514文字pixiv小説作品 - 製作途中の原案ピース
金の粉舞う夜に4
メンバーたちの絆の協力あり、絹重の自主退学はなくなる。装甲していると、大晦日になり、この日は春原兄弟にとっても、絹重にとってもとても複雑な日だ。まず、辰雄の誕生日であり、辰雄の父である史郎の誕生日で、絹重の実父である瀬戸内修の誕生日。そして、修と絹重の継父母である小河原夫妻が空襲を受けて亡くなった日だ。祝うべき日であるのに、祝うべきではない日でもある悲しみが強い日であった。 辰雄は、父との思い出の歌を歌いたいといい、辰雄と絹重、そして学生たちの合唱で「The one i love belongs to somebody else」と「I wish I had a girl」を歌う。辰雄の両親はカーンとルボイの曲がとても好きだった。 新しい年になると、ラジオニュースで「学生大量失踪事件」というものを取り扱うようになって、新聞部は非常に興味を持つ。そしてこの事を、地域の殆どのものがラジオもテレビも持っていないために、知らない人に広めるためと学生新聞に記載したところ大反響!特集化希望の声が多く上がった。絹重たちはバターミルクを飲みながら、ラジオ情報の収集に入るのだった。6,989文字pixiv小説作品 - プロット原案集
プロット案のみ「蓼科マーメイド」第一作目
やむない故あって正体を隠し、捥ぎり人として働くマーメイドプリンスと、同じくやむない故あって正体を隠して捥ぎり人として働くピアニスト男優と、マーメイドプリンセスの物語。昭和25年~昭和28年まで。舞台は現・長野県茅野市蓼科高原と長野県富士見町入笠山。物語は第二部から動き出す。プロット案のみ。3,858文字pixiv小説作品 - シナリオ完成版
「昭和42年新聞部ミツバチクラブ失踪事件シリーズ」第七作目「木蓮の花が散る前に(昭和54年~昭和57年)」
絹重と辰雄の結婚~絹重、最後の年 絹重たちは史郎の冤罪を晴らすために失踪事件の真相を調査しだす。そんな中で一人の男の子を設け、彼をこの世で一番尊敬する男性の名前を付けたいと、父である春原史郎からとって「史郎jr」と名付け、史郎もうれし涙で喜ぶ しかし二人目を解任した時に、絹重の身体は病魔に侵される。長年患っていた結核が悪化して、食事や栄養もろくにとる事が出来なかったために脚気を患ってしまった。しかし絹重は40度近い高い熱や体のしびれ、苦しみや痛みがある中でも辛い顔一つ見せずに、誰にも病気を打ち明けることなく一日家の仕事を熟していた しかし病気をいよいよ隠し切れなくなったときに、息子にはまだ言わないことを条件に辰雄と史郎に打ち明ける。二人ともショックを受け、今まで絹重がどんなに高熱で辛い中でも弱音や泣き言一つ漏らさずに家の仕事をしていたかと思うと情けない気持ちでいっぱいだ しかも絹重は容姿でも病気を悟られないように、心配かけぬように頬と唇には紅をさして、やつれた顔もおしろいで隠し、やせ細っていく身体も隠すように手甲をいつもつけて、何枚も絹の着物を重ねてきて真夏でも着ぶくれをしていた。ここまでになっても絹重は「私には病院にかかれる余裕はないの。これくらいの事で病院になんか行かれないわ」と診察を拒否 そして一年後の春に、絹重は彼女の大好きだった木蓮の木の下で命を落とした。彼女が最後まで「私が死んでも、私は最後まで母親としての責任を持っていきたいの。どうかわたしを失ってもこの子だけは守って」と言い残した女の子を無事に出産して。辰雄はこの子を「絹重dr」と名付ける そして最後は絹重の遺言通りに、告別式は行わずに代わりに亡骸と共に結婚の儀を上げて、絹重には絹重が愛した辰雄手作りの赤い大正モダンの着物と、小平の作った藁草履、そしてホテイアツモリとリンドウの簪をつけて土に埋められる 墓地では絹重そっくりの子猫が現れて、この子を飼う事に。辰雄は幼い息子から「父上はまだ母上の事を愛していますか?」と問われて「もちろんだよ。だって絹重さんは僕が初めて愛した女性だ。昔にね、絹重さんと約束したんだよ。もしも僕らのうちどちらかだ先立ってしまったとしたら、お互いに幸せになれる相手を見つけようねって…絹重さん、君の事は一生忘れない。いつでもそばにいるよ、君はこんなに素敵な宝物を残してくれた。史郎も、絹重も…」と、絹重への変わらぬ永遠の愛をつぶやく 全国からも絹重の死を悲しむ声があり、入院中は勿論絹重の回復を願っての贈り物や手紙、寄付金があったが、亡くなってしまったいまだに、全国からは大量の手紙や贈り物、寄付金が届けられていた(この部分はまた別シリーズで)43,460文字pixiv小説作品 - シナリオ完成版
「昭和42年新聞部ミツバチクラブ失踪事件シリーズ」第五作目「リンドウの花咲く丘で(昭和42年~昭和45年)」
股も失踪事件に巻き込まれて1年後の昭和42年に飛ばされてしまったメンバーたちは、絹重、小平、麻子以外なぜか時代を飛ばされてきた記憶がない。しかもそこで絹重は掛川十と名乗る新聞社本社の御曹司と出会い、彼とは犬猿の仲だと聞く。十は絹重がおよたをして頭を打った拍子に健忘症になってしまったのではないかと心配する 辰雄は高原療養院で植物状態で入院、しかも目覚めて退院直前には両手両足の四肢複雑骨折でてんやわんや。 絹重が好きな小平と辰雄の三角関係。しかし特区に小平と絹重の気持ちに気が付いている麻子は小平にあきらめなと諭し、代わりに私と恋の駆け引きをしようと訳の分からない提案を持ちかける 三年生になると小平は誰もが文句なしの生徒会長になる。十は相変わらず小平をいじる。こうして辰雄と絹重の恋はだんだんに始まっていく ※夏祭りのシーンでは射的と金魚すくいの名人の辰雄 ※小平は相変わらず優秀で勤勉で真面目でしっかりもの。誰からも信頼されて、頼りになる地域のお兄さん的生徒会長 ※リーダーシップがあって、ミツバチたちを率いる力がある誰もが異議なしの新聞部論説委員会リーダーであり女王蜂。新聞記者になっても地域貢献と全国支援に熱心な彼女。そのため、彼女が命に係わる大病に陥った時などには、それを聞きつけて悲しんだ全国の人々から多くの寄付金が寄せられる。非常に人望に厚く、愛と思いやりのある地域貢献者(この話は別シリーズで詳しく)21,925文字pixiv小説作品