地右衛門

プロフィール

コラボイベント『盈月剣風帖』に登場。伊織や正雪と並ぶ主要人物だが、2人と違って非実装のNPC扱い。

原作では主導権を握られていた正雪らを奇襲し、三つ巴、四つ巴の混戦を作って場をかき回している。また、原作の経緯から怨念を呼び起こす力も得ており、早々にとんでもない敵を仕掛けてくる他、死霊系のエネミーを大量に使役し他陣営への攻撃や霊地を確保などを行う。

ストーリー中では本編の経緯を最も明瞭に覚えていた人物で、今回の舞台の真相をいち早く見抜き、戦いの中伊織や正雪の違和感に確信を持つなど聡明さは相変わらず。後から見てみれば彼の発言は全てが正解だった。

また後に彼もサーヴァント化していることが判明。ランサーの宝具による炎を呼び水に自身の宝具を使用して復活するという芸当を披露した。

宝具

Fate/Samurai Remnant

天草四郎

自身も参加した島原の乱の指導者。

森宗意軒

同じく島原の乱に参加した人物で天草四郎の同志。

乱の当時に面識があったらしく、彼が魔術師であることを知っていた。

両親

復讐者として堕ちた今でも大切な存在として記憶している。

ランサー

契約したサーヴァント。

ランサーは彼の今の在り方に思うところがあるようで、命令には忠実に付き従うという形ながらも、視点としては彼に救いが訪れるよう見守り、たとえ自分も一緒に地獄に落ちようとも彼に慈愛を与えようとする素振りを見せている。

一方で、地右衛門はそれを感じ取っていて、自身には守られる道理も価値もないと考えており、終始自分に対して突き放すような態度を取っているが、本人なりには向き合っている。

由井正雪

ライダー陣営のマスター。

森宗意軒と関係がある事を知っており、序盤で彼女に接触した際はその事をネタにして話を持ち込み同盟関係になる。だが、あくまでも形だけであり、彼女の言う事を真っ当に聞き入れる気は毛頭ない。

宮本伊織

セイバー陣営のマスター。

自分と同じく平穏な時代に生きる人間では無い事を見抜いており、善人ぶる彼に対し度々悪態をつく。しかし、伊織の裡にある一面までは見抜けておらず、終盤でその一端を垣間見た際は彼に怯んで逃げてしまう。

後日譚である『盈月剣風帖』では再び対峙するも、彼が『SR』時とかなり異なっている事に気付いており「のっぺらぼう」と評していた。

逸れのキャスター

彼が拠点にしていた小石川に現れた逸れの英霊。

地右衛門の事を気に掛け、拠点を離れる際はいくつかの手土産を渡しており、彼も無言ではあったがその厚意を受け取っている。

Fate/Grand Order

燕青

中の人が同じサーヴァント。今作ではマスター役への起用となった。

その他

言峰綺礼

序盤で戦闘になったランサー陣営のマスターであり、主人公に目を付けているという共通点を持つ。また、『Zero』時代の彼と同様、主人公が自身と同類であると思い接触を図るも後に間違いだったことに気付くという点も似ている。しかし、本当の意味での言峰枠は…。

衛宮士郎

本編前に起きた戦争で全てを失い、自分だけが生き残ってしまった事に罪悪感を抱いているという共通点を持つが、救ってくれた恩人がいなかったという相違点を持つ。

ある意味で地右衛門は「士郎のif」と言える人物である。

衛宮切嗣

過去に全てを失った経験から昏い瞳を持つようになった点や少年時代から抱いていた理念を捨てきれずにいるという共通点を持つ。また、敵視した人物の本質は普段の振る舞いに反する物であると見抜いていた。

紹介映像：ランサー陣営編