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曖昧さ回避

概要

北村薫(きたむら かおる)は日本の小説家。1949年埼玉県生まれ。

デビュー作は『空飛ぶ馬』。同作に始まる一連の「円紫師匠と私」シリーズは「日常の謎」というジャンルを開拓した。

当初、素顔非公開の覆面作家だったが後に教師を経た男性と公表した。

経歴

高校の国語教師を経て作家になる。

『鷺と雪』で直木賞を受賞。

作風

主を推理小説としてショートショートSF小説、資料を下敷きとした歴史ものや実父の軌跡を辿る私小説(建前は「自分自身」を題材として一個の登場人物達が物語を織り成す形に再構成したフィクション小説)、それら過程でもある読書そのものを取り扱った読書エッセイ、アンソロジー編纂から創作ガイド、文学賞の審査員といった前職教師さながらの後進の育成も手掛ける。

引用の多用をもって登場人物達の一挙一動を摘まんだ緻密な推理は「本格原理主義者」の評も挙がる。推理小説以外も手掛ける実情に鑑みれば一個のテーマを貫徹する職人の方が近い。

日常の謎も論理の積み立てのみでの推理小説実現を動機としている。

主な作品

  • 円紫師匠と私」シリーズ
  • 「覆面作家」シリーズ
  • 「時と人」シリーズ
  • 「名探偵・巫」シリーズ
  • 「ベッキーさんとわたし」シリーズ
  • 「中野のお父さん」シリーズ

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主な関連人物

米澤穂信:「日常の謎」の仲であり対談を重ねる。

有栖川有栖駄洒落好きな点から関西人の素養を評される。虎党同士でもある。

坂木司:当初北村通りの覆面作家。「日常の謎」の仲であり大学の卒業論文に『六の宮の姫君』を利用した恩師。

関連項目

日常の謎 東京創元社

ヴァン・ダインの二十則:ミステリの成立に死体の存在を挙げている

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