米澤穂信
22
よねざわほのぶ
米澤穂信は、日本の男性小説家。ジャンルは、日常系の謎解きが主。
殺人事件などではなく、北村薫を潮流とする「日常の謎」を扱った、青春ミステリと呼ばれるジャンルの作品を主に発表している。作風が地味だという声もあったが、その端正な文体と登場人物に対する巧みなキャラクター設定により、特に若い世代に支持を広げている。作品群に通底するテーマは「全能感」である、と米澤は述べる。米澤は、思春期における全能感の揺れ動き、変化していく過程を書いてきた。
近年では、「青春ミステリ」の語から連想される「爽やかさ」とは遠い作品も発表している(作者自身読者の反応が「結構不安」だったという『ボトルネック』や、「不穏当かつ非倫理的な」事件が起こる『インシテミル』など)。
2022年1月、『黒牢城』で第166回直木賞受賞。
〈図書委員〉シリーズ (集英社)
〈ベルーフ〉シリーズ (東京創元社)
関連記事
親記事
子記事
兄弟記事
コメント
コメントが未記入です
pixivに投稿されたイラスト
すべて見るpixivに投稿された小説
すべて見る- 氷菓 短歌シリーズ
短歌:クドリャフカの順番に寄せて(折木奉太郎思う)
ペースが上がってきたので、もう一つ短歌を投稿します。 クドリャフカの順番、で、部室で客を待つ奉太郎の心境です。 もしできる方がいらっしゃれば、返歌をお願いします。59文字pixiv小説作品 - 夢見時計は知っている
『夢見時計は知っている』 第三章 帰参
こちらは我が拙作『夢見時計は知っている』の第三章になります。 まだ第一章と第二章をご覧になっていない方は、 第一章http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=6326825 第二章http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=6326894 をどうぞ。3,162文字pixiv小説作品 四月二十三日 不動橋にて
太刀洗万智に片思いする男の話 落除壊琳『太刀洗万智の遍歴時代』に寄稿させていただいた作品です。 万智さんが守屋に向ける表情を見て恋に落ち、恋に破れた人間もいたのでは…と思って書きました。2,712文字pixiv小説作品- 氷菓 短歌シリーズ
短歌:手作りチョコレート事件に寄せて
短いものですが、ふっと降りてきましたので形にしました。 季語は雪です。 もしできる方がいらっしゃれば、返歌をお願いします。58文字pixiv小説作品 - 氷菓 推理シリーズ
入須冬実と古典部の共同戦線 -第三章「恋合病院事件」福部サイド2
昨日書いた「恋合病院事件」の福部サイド2です。さて、これから話がどう転ぶのか。書く私も楽しみです。12,639文字pixiv小説作品 - 氷菓 手作りチョコレート事件 四部作
変わりゆくもの
手作りチョコレート事件の後の、里志の独白です。 今週、氷菓の小説を書くための取材も兼ねて高山に行ってきました。 舞台を実際に歩くと、考えているものが形になりやすくなりますね。2,528文字pixiv小説作品 - 氷菓 短歌シリーズ
短歌:クドリャフカの順番に寄せて(怪盗十文字思う)
本日最後の投稿になると思います。 クドリャフカの順番における怪盗 十文字の想いです。 もしできる方がいらっしゃれば、返歌をお願いします。59文字pixiv小説作品 小市民ショートショート 柏餅
小鳩くんが社会人しています。ざっくり10年後とか。 捉え方は読者次第です。 基本的に捏造、ハピエンかどうかはその目で確かめていただきたく… 端午の節句な話。 冬期発刊前に書いたもの。1,408文字pixiv小説作品大人になったらできること
〈古典部〉シリーズの二次創作です。4月28日は折木奉太郎の誕生日ということで、今回は折木さんが二十歳になったときの話を書きました。こんな感じだったらいいな、と妄想全開ですが、読んでいただければ幸いです。折木さん、おめでとうございます。4,386文字pixiv小説作品妖精の幻
2019年7月21日に開催された米澤穂信作品オンリーイベント『よねぽぷち』でのアンソロジーに寄稿させていただいた掌編になります。主催様からWEB等公開可能とのことでしたのでこちらで公開いたします。 数か所修正が入っております。 【ネタバレ注意】 作中で『さよなら妖精』の謎の核心部分に触れていますのでご注意ください。 作中で”彼”に届いた本は『ぼくたちは戦場で育った 1992-1995』(ミヤコン・ハリロビッチ著)という本を参考にしました。https://www.shueisha-int.co.jp/publish/%E3%81%BC%E3%81%8F%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AF%E6%88%A6%E5%A0%B4%E3%81%A7%E8%82%B2%E3%81%A3%E3%81%9F5,993文字pixiv小説作品- 古典部シリーズSS
【古典部】波の抜け殻(2014年11月22日更新 未完成版)
久しぶりに続き書きました!細かい更新で申し訳ないです……。 前回の投稿でコメントを頂いたので、要望通り甘味成分多めを意識しています(笑) 過去作品同様、原作「古典部シリーズ」既刊全巻+短編「鏡には映らない」、(できれば「長い休日」も)既読推奨です。 時期は2年生秋です。 奉太郎目線のお話です。修学旅行に行くお話です。いつか公式で来そうな話でガクブルしています!(笑) 推理パートは考え中です! 感想やメッセージをいただけるととても励みになります。是非是非お願いします。原作準拠です。これから頑張って書いていきます!暇な時に!(笑) 1作目「解かれた人形」もよろしくお願いします!→http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=2017028 2作目「陽の打ちどころ」もよろしくお願いします!→http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=35141245,590文字pixiv小説作品 ようこそ、お参りくださいました
※注意 このお話には単行本未収録の『長い休日』ネタが含まれています。未読の方はお気をつけください。 ※追記・『長い休日』も収録されている最新刊『いまさら翼といわれても』が発売されました。やったね! 『長い休日』で奉太郎が荒楠神社を訪れる前、千反田さんと十文字さんが社務所の一室でいろいろとなんでもないおしゃべりをするだけのお話です。文中のかほさんは私のイメージが多分に含まれているので、その点はご了承いただきたく思います。4,532文字pixiv小説作品- 不和のハーモニー
二度ある毎に一度しかない
著:米澤穂信 古典部シリーズ「ふたりの距離の概算」の続編にあたる作品です。 歴史設定は小説通りの時系列で2001年の5〜6月としています。地学準備室の机配置はアニメ版を採用しました。(原作では地学講義室です) 投稿はスローペースで、日常パート・本編パートと様々な様式になると思います。 ※ミステリー初心者のため氷菓ファンの方々の期待に答えられる内容になるか分かりませんが、なるべく原作イメージを壊さず書いていきたいと思っておりますので、ご意見、ご批判、ご感想等ありましたら気軽に投稿お願いします。6,798文字pixiv小説作品 返歌:文集『氷菓』に寄せて
sekisanでございます。連投3発目です。 もとまち様の短歌、「文集『氷菓』に寄せて」への返歌となります。 氷菓第二号の序文をかいつまんだだけ、みたいになっちゃいましたが、雰囲気は出るかなと。 詠み人はもちろん、若かりし頃の糸魚川先生です。61文字pixiv小説作品