概要
神奈川県川崎市中原区木月一丁目にある東急電鉄東横線及び目黒線の駅。
駅番号は東横線がTY11。目黒線がMG12。
一番外側に東横線用の通過線があり、一部列車が当駅で急行や特急の通過待ちを行う。また地上時代は2面4線のホームが設けられていた。
一方、目黒線の通過列車はホームのある最も内側の目黒線用の線路を通過する。
2014年(平成26年)では2月15日に雪の件で東急5000系及び横浜高速鉄道Y500系の衝突事故を起こした駅で有名となっている。
又、当駅~武蔵小杉駅間は東横線が高架で、目黒線が地平化されているなどの区間でも有名となっている。
当駅の地平部分には元住吉検車区があり、東横線・目黒線の車庫として地上時代から使われており、地上時代は急行通過駅でありながら、当駅始発・終着の急行電車が存在していた。現在は高架化されている事情から車庫への入出庫は隣の武蔵小杉駅・日吉駅から行われている。ただし、東横線の初電・終電は両方面ともに現在でも元住吉始終着となっている。
また、東急電鉄の研修所も当駅近くにあり、東急電鉄の要衝である。
駅構造
島式2面6線の高架駅。
当駅~武蔵小杉駅間は東横線が高架。目黒線が地平区間となっている。
1番線と6番線は通過線となっている。
番線 | 路線 | 方向 | 行き先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
(1) | 東急東横線 | 下り | (横浜方面通過線) | 急行通過線 |
2 | 東急東横線 | 下り | 日吉・横浜・元町・中華街駅・新横浜・海老名・湘南台方面 | 緩行線停車線 |
3 | 東急目黒線 | 下り | 日吉・新横浜・海老名・湘南台方面 | |
4 | 東急目黒線 | 上り | 目黒・西高島平・赤羽岩淵・浦和美園方面 | |
5 | 東急東横線 | 上り | 渋谷・和光市・所沢・川越方面 | 緩行線停車線 |
(6) | 東急東横線 | 上り | (渋谷方面通過線) | 急行通過線 |
利用状況
- 2023年(令和5年)の乗降人員は57,713人である。
- 内、東横線が39,782人。目黒線が17,931人である。
年度別
年度 | 東横線 | 目黒線 | 合計 |
---|---|---|---|
2008年(平成20年)度 | 51,529人 | 10,620人 | 62,149人 |
2009年(平成21年)度 | 46,983人 | 15,085人 | 62,068人 |
2010年(平成22年)度 | 45,859人 | 14,661人 | 60,520人 |
2011年(平成23年)度 | 45,308人 | 14,877人 | 60,185人 |
2012年(平成24年)度 | 46,071人 | 15,564人 | 61,635人 |
2013年(平成25年)度 | 47,228人 | 16,657人 | 63,885人 |
2014年(平成26年)度 | 46,453人 | 17,130人 | 63,583人 |
2015年(平成27年)度 | 46,595人 | 17,651人 | 64,246人 |
2016年(平成28年)度 | 47,085人 | 18,378人 | 65,463人 |
2017年(平成29年)度 | 47,191人 | 19,318人 | 66,509人 |
2018年(平成30年)度 | 47,688人 | 20,304人 | 67,992人 |
2019年(令和元年)度 | 47,049人 | 20,804人 | 67,853人 |
2020年(令和2年)度 | 34,632人 | 14,477人 | 49,109人 |
2021年(令和3年)度 | 37,060人 | 15,201人 | 52,261人 |
2022年(令和4年)度 | 39,053人 | 16,461人 | 55,514人 |
2023年(令和5年)度 | 39,782人 | 17,931人 | 57,713人 |
隣の駅
東急東横線 | ||||
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種別 | ←渋谷方面 | 当駅 | 横浜方面→ | 備考 |
| 通過 | |||
各駅停車 | 武蔵小杉駅(TY11) | 元住吉駅(TY12) | 日吉駅(TY13) | |
東急目黒線 | ||||
種別 | ←目黒方面 | 当駅 | 日吉方面→ | 備考 |
急行 | 通過 | |||
各駅停車 | 武蔵小杉駅(MG11) | 元住吉駅(MG12) | 日吉駅(MG13) |