ハルナ「この怪獣は、私が倒す!」
オキ「副長は、お兄さんの仇を討つつもりなんだ!」
概要
前話に続き、レイとハルナとの関係にスポットが当てられた他、本編では『帰ってきたウルトラマン』のメイン怪獣・ベムスターが登場する。
またこの回のタイトルはベムスターが初登場した第18話『ウルトラセブン参上!』のオマージュと思われる。
あらすじ
レイが正式なZAPクルーの一員となる中、ヒュウガは突如、「エリア9‐ポイント77」の調査を宣言する。そこではかつてスペースペンドラゴンの元パイロットであり、ハルナの兄でもあったヒロキが滞在していた基地でもあった。
しかし、肝心の基地は壊滅しており、生存者もいなかった。オキは基地のエネルギーが全て根こそぎ奪われている事から、犯人はベムスターだと推測する。そして、オキの予想が的中するかの様にベムスターが襲来。兄・ヒロキの仇を討つべく、ハルナは一人、ドラゴンスピーダーで立つ向かうが…。
登場怪獣
オキ「あいつは何でも飲み込んで、エネルギーにしてしまうんだ!」
本編のメインボス。
宇宙大怪獣という肩書に恥じず、劇中ではペンドラゴンのハイパーミサイルを吸収したり、ゴモラを何度も叩きのめすなど、善戦。しかし、「腹部で攻撃を吸収する際に、一瞬だけ動きが止まる」という弱点をオキに知らされたレイの策により、ゴモラとリトラの連携攻撃によって倒された。
尚、レイは当初、「ゴモラもリトラも道具でしかない」とオキに言い張っていたが、ハルナから「自分の気持ちを素直に口にする大切さ」を教わった事で、ベムスター戦後は2匹を労う様になった。
最後にて
レイはオキから自分のビジョンに浮かぶ石の中の巨人に似た巨人のデータを見せる。それは・・・
レイ「・・・!これは!?」
オキ「ウルトラマンだよ」
レイ「ウルトラマン?」
オキ「うん、地球をあらゆる怪獣や侵略から守ってくれた正義の宇宙人さ!」
レイが見たビジョンの中にある石に閉じ込められた巨人はかつて地球を救った英雄ウルトラマンなのではないかと言うオキ。