「キオンゴズィ」の古名を受け継いだナタの指導者。
聖火で戦争の国を照らせる事を願っている。
プロフィール
名前 | マーヴィカ(英:Mavuika/中:玛薇卡) |
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レアリティ | ☆5 |
国/所属 | ナタ / "懸木の民"ウィッツトラン |
種族 | 人間 |
使用武器 | 両手剣 |
神の心(元素属性) | 炎 |
古名 | 指導者(キオンゴズィ) |
誕生日 | 8月28日 |
命ノ星座 | 不敗の日輪座 |
オリジナル料理 | 集いし炎の賛歌(炎岩の歌) |
CV | 小松未可子 |
「テイワットの広大な夜空においても、これほど眩しい星座は滅多に見られん。その輝きと熱は、空に穴を開けんばかりだ。いつか、それが流れ星となって夜空を横切った時、最も苛烈な寒さに包まれた夜でさえ、白昼のように照らされるだろう」
——魔女「B」が占いの途中、感嘆とともに漏らした言葉
概要
オープンワールドRPG「原神」の登場人物。
テイワット七国を統治する俗世の七執政が一柱、ナタを統治する炎神の個人名。
ライダースーツ風の装束やサングラス等、劇中でも指折りの現代的な格好をしている。
テイワットの魔神はそれぞれ成り立ちが大きく異なるが、ナタの炎神は初代炎神が敷いたルールに基づき、人間が「帰火聖夜の巡礼」にて神座に座る権利を得た現人神であり、代替わりの数も他の六神の比ではない。
マーヴィカはその中でも"歴代最強の炎神"と称される傑物で、統治神であると同時に、第一線で闘う無双の戦士としても知られている。幾度となくアビスの脅威に晒され「戦争の国」と呼ばれるナタにおいて、彼女はいかなる苦境においても心火を絶やす事なく、勇士たちを率いてアビスの軍勢と戦い続けてきた。
一方でそんな威厳を保ちつつも民衆との距離は近く、ひとたび公の席から降りれば戦士たちと酒を酌み交わし、また、定期的に聖火競技場の談義室を開放し、身分年齢国内外を問わず訪れる者の相談に乗っている。
それに乗じて良からぬ事を企む者が近付く事もあるが、彼女の視線は刃より鋭く彼らの邪心を射抜き、企みを成す前に心を折られ退散する事になるという。
神として、指導者として、そして頼れる姉貴分として、ナタの民の尊敬を集め心の拠り所となっている彼女。しかし彼女が民に慕われるのは、それら全てを取り払った「自分」であることを大切にしているからかもしれない。
能力と戦術
Ver.5.3前半の期間限定祈願「古を宿す烈炎」で実装(以後は同名の復刻祈願か、集録祈願で入手可能)。
現代的なナタの燃素機械の中でも一際突き抜けた真紅のバイク「双駆輪」に跨り、騎乗形態では陸海空全方面での移動要員および炎元素時限アタッカーに、非騎乗時は炎元素の継続攻撃によるサブアタッカーとなる、ナタチーム特化型オールラウンダー。
個々の性能は今までの特化したキャラに及ばず、他の神のような自己完結性は低いが、痒い所に手が届きまくる応用性自体が最大の強み。
特にナタキャラで揃えたパーティの中核としては、お互いの使い勝手を大きく向上させ合う最適解で、ナタの勇士が掲げる「我々は独りで戦ったりしない」という言葉を地で行くチーム戦前提の能力構成をしている。
また、原神では初の元素エネルギーゲージを有さないキャラで、元素爆発は交戦時のチームメンバーの夜魂値の消費や通常攻撃の命中で蓄積される「戦意」によって発動する、同社作の黄泉や飛霄と似たシステムの持ち主。
天賦
- 通常攻撃「命を紡ぐ炎」
最大4段。両手剣キャラの中では、片手剣に匹敵するとてつもない攻撃速度を持つ。
重撃は力を溜めての振り抜きによる単発範囲攻撃。
- 元素スキル「名を称える刻」
夜魂値をフルチャージし夜魂の加護状態に入る。一回押しと長押しで効果が異なるが、持続時間中に元素スキルボタンを押すことで相互に切り替えができる。
・一回押し:
「烈日よ、私に従え」
出場キャラに追従しながら、2秒に1回索敵範囲内の対象めがけて一斉に夜魂性質の炎元素ダメージを発生させる「焚曜の輪」を召喚する。
マーヴィカ以前の炎補助攻撃は、戦闘エリアが制限されやすい、コストが重い元素爆発、等の癖を抱えており、元素スキルで発動できキャラに追従する炎元素の補助攻撃、というだけでも戦力に加える価値がある。
・長押し:
「アクセル全開!」
「双駆輪」に騎乗し、専用の移動及び戦闘状態に移行する。
騎乗中は通常攻撃が「双駆輪」の体当たりによる上書き不可の炎元素ダメージに変化し、手足のように操るだけではなく、炎神の権能で鈍器代わりに敵へ叩き込む事も。
騎乗中は壁面、水上、空中を移動することが可能で、テペトル竜とコホラ竜のギミックにも対応可能。クク竜のギミックにも一部対応しているが上下移動できないので、クク竜(またはチャスカ)に変更しておいた方が良い。
万能性で言えばあらゆるキャラの上位互換であるが、陸上移動以外は夜魂の加護状態に加えて展開されるジェットエンジンモード専用ゲージの持続時間内(数秒程度)でしか行えず、ゲージが切れると陸上移動モードに戻ってしまう。
ただしジェットエンジンゲージは地形ごとに管理されているため、水上移動中ゲージが切れそうになったら滑空状態に移行すれば途切れることなく移動が出来る。
陸上移動の瞬間的な補助、およびシロネン、ムアラニ、チャスカなど各領域の専門家との夜魂トランスリレーでこそ真価を発揮する能力と言えるだろう。
・例:シロネンで陸を移動→水上より前にマーヴィカに交代→水上でムアラニに交代→ゲージが切れそうになったらマーヴィカに交代して滑空状態に→その状態でチャスカに交代
- 元素爆発「天を焦がす刻」
「聞け!太陽の咆哮を!」
夜魂値をわずかにチャージし「双駆輪」に騎乗して夜魂の加護状態に入ると同時に炎元素範囲攻撃を放つ。その後7秒間「死生の炉」状態になり、効果時間中は自身が「夜魂値が減少しない」「強力な中断耐性」「通常攻撃・重撃のダメージアップ」の効果を得る。
内部数値的に発動の瞬間夜魂値をわずかに消費しているらしく、これ単品で発動しても「黒曜」4セットの恩恵に預かれる。
また、天賦「キオンゴズィ」が開封されると、発動時に消費した戦意1につき0.2%、出場キャラにダメージボーナスを与える。効果時間は20秒だが、時間経過で効果量は徐々に減少し、最終的に0になる。
この元素爆発は先述の通り元素エネルギーではなく「戦意」で発動し、ゲージ半分(100)から発動可能になるが、溜めれば溜めるほど初撃の威力と通常攻撃・重撃の強化量が増すため、戦闘中はフルチャージ(200)で発動させたい。
特に各種天賦合わせたフル強化時の火力は、本人の基礎攻撃力も加わり、原神でもトップクラスの域に達する。蒸発反応等のお膳立てを加えれば言わずもがな。
そしてこの「戦意」、戦闘中に自分含めたチームメンバーが通常攻撃を当てるか夜魂値を消費する、というチャージ条件のおかげで実はかなり溜めやすい。自分で1回元素スキルを切るだけでもゲージの4割(無凸時)は回収できるし、極論、バイクでの移動中に敵に見つかるだけでもチャージ開始されるので、仕様さえ分かれば気軽に使っていける。
7秒間夜魂値が減らないという仕様は移動時にもかなり便利なので、あえてゲージ半分で使って爆速でテイワットを駆け巡る使い方も良いだろう。
- 天賦「炎花の貢物」
付近の味方が夜魂バーストを発生させてから10秒間、自身の攻撃力+30%。
- 天賦「夜域の賜物・完全燃焼モード」
夜魂値が尽きても、燃素を消費して双駆輪の騎乗状態を維持できる。
また、チームが燃素の使えるナタ地域におり、かつメンバーが「ダッシュ・天賦による特殊移動・水上・空中・登攀」のいずれかの状態である場合、夜魂値を半分チャージし騎乗状態で登場できる特殊キャラ交代「夜魂トランス:マーヴィカ」が使用可能になる(クールタイム10秒/全キャラの夜魂トランス共通)。
夜魂トランス登場後にスキルボタンを押すとジェットエンジンが満タンになる。
- 天賦「夜を裂く光焔」
編成されたチームの夜魂トランスのクールタイムを-20%する(10→8秒)。
クールタイムや持続時間を考えて夜魂トランスを回せば無限移動強化も夢ではない。
- その他
能力一覧には明記されていないが、イクトミ竜や謎煙の主が用いる広域かつ特殊な元素視角を使うことが出来る。ただし壁画やシジルの力の読み込み・引き出しは出来ないため、特殊なオブジェクトを感知までしたら、竜憑依を使ったりシトラリやオロルンに交代する必要がある。
一方、懸木の民出身ながらユムカ竜のワイヤー能力だけは持っておらず、キャラとしては依然キィニチ専用の仕様となっている。
命ノ星座
第一重「夜の主の授記」 |
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マーヴィカの夜魂値上限が120になり、かつ戦意の獲得効率+25%。また、戦意を獲得した後、マーヴィカの攻撃力+40%、継続時間8秒。 |
第二重「灰燼の代償」 |
夜魂の加護状態にある時、マーヴィカの基礎攻撃力+200。さらに、元素スキルの形態に応じて、対応する効果を獲得する。
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第三重「燃え盛る太陽」 |
元素爆発の天賦Lv+3(最大Lv15) |
第四重「指導者の覚悟」 |
固有天賦「キオンゴズィ」の効果が強化される(要開封)。元素爆発を発動した後のダメージアップ効果が、時間経過と共に減少しなくなる。さらに、追加で与えるダメージ+10%。 |
第五重「真実の意味」 |
元素スキルの天賦Lv+3(最大Lv15) |
第六重「『人の名』解放」 |
元素スキルの各形態が下のように強化される。またマーヴィカが双駆輪に乗っており、かつ戦闘状態でない時、マーヴィカの夜魂値が5まで下がると、マーヴィカは夜魂値を80獲得する。この効果は15秒毎に1回のみ発動可能。
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どれも攻撃力と持続力に爆発的な効果をもたらす。特に夜魂値が1.5倍になり、戦闘のみならず移動能力の強化にもつながる1凸はぜひとも抑えたい。
完凸は分かりやすく言い換えると「非戦闘時で通常移動し続ける限り、元素スキルのクールタイム内で夜魂値が切れることがない」というとんでもない効果である。数多の課金を捧げ続けた旅人は、その見返りに相応しい無限の高速移動でテイワット中を駆け巡る楽しみを味わえるだろう。
装備・編成について
彼女自身が前線に出る場合、自身だけで70%+αという驚異的なバフを獲得できる元素爆発発動後の7秒間が全てとなる。
また特性上、他のキャラなら微量でも役立つ元素チャージ効率が完全に腐る為、これらを加味した装備構成を考えていくべきだろう。
- 武器
元素爆発とスキルをメインに戦うアタッカーなので、やはり最適はモチーフ★5「千烈の日輪」だろう。絶大な基礎攻撃力と「黒曜」4セットを使っても溢れない程度の微量の会心率ボーナスを持ち、元素スキルおよび元素爆発を発動すると会心ダメージと攻撃力が上昇し、夜魂の加護状態に入るとさらにその効果が上昇する。まさにマーヴィカのために作られた武器と言える。
★4なら基礎攻撃力やスキルor爆発の火力を伸ばす武器を選択しよう。PVや劇中でも何度か使っているナタ鍛造「アースシェイカー」はチーム内の誰でも良いので炎が絡む元素反応を起こせば、元素スキルダメージが増加するというお手軽な強化効果を持つ。双駆輪での攻撃は元素スキル天賦レベルが参照されるので、ひとまずこれを持っておけば及第点の火力は出せる。
- 聖遺物
実装時点ではナタアタッカーの定番「黒曜の秘典」4セットが最善策であり、モチーフ武器もこれと組み合わせる前提の会心ステータス配分がされているが、夜魂値を減少させずに済んでしまう「死生の炉」の持続時間(7秒)全てに会心率強化(6秒)を載せられる訳では無い事に注意が必要。
武器などで会心率を十分に盛れている、状況を問わず安定した強化が欲しいなどの場合は「燃え盛る炎の魔女」2セット+「攻撃力+18%」系聖遺物2セットでも良いかもしれない。
- 編成・運用
安定運用したいならナタキャラと組むことは必須。とはいえマーヴィカ以外に一人いれば大体他キャラの元素爆発と大体同じくらいの回転率が期待できる。
省エネ過ぎるオロルン以外となら誰と組んでも戦意チャージの助けになるが、特に大量の夜魂値を一瞬で消費しつつバフまで撒けるシロネンとの相性は最高。また、同時実装されたシトラリは、溶解反応による大幅な火力上昇とそれをトリガーにしたデバフ、強度は程々だが打たれ弱いマーヴィカには入り用なシールド、戦意補充の助けなど、マーヴィカの使い勝手を補完する能力を各専門家にこそ及ばないものの単独で一通り兼ね備えている。
余談
- 元人間であったため、家族が存在した。妹のヒネや母のハウミア、肉料理が得意な父に、二頭のユムカ仔竜という仲の良い家庭で健やかに成長し、妹は建築家・芸術家となって名をはせたという。
- 好きな食べ物も懸木の民定番のミートシチューで、やはり家族で食べていた味が一番らしく、今は時々自分で再現し作っている。
- 嫌いな食べ物は無いが、食べるのに数時間も掛かるような格式張った料理は好きではない。
- 今までの七神は(例外を除き)戦闘時に髪の一部が発光する特徴があったが、彼女の場合は燃素の影響もあってか毛先が常時光っており、本気を出すと髪全体が炎そのものな質感となって光り輝く。本物の炎ほど熱くはないが、それでもかなり暖かい模様。
- 所持している描写はないが、炎神になる前に得た炎元素の神の目も持っているらしい。神の心を使えないor使わない場合は、そちらを持ち戦線へ出向いている。
- 趣味においても実務においても、完璧にこなすこと、より良い状態にすること、そしてそのための努力の過程、これら全てが楽しくて仕方がないという、ある意味たちの悪い完璧主義者かつワーカホリック。このため非常に多趣味であり、あらゆるものに教えを請うては師匠の数十倍の速度で体得してしまうという。
- サングラスの収集が趣味の模様で、時代毎に鍛治師が作ってくれた逸品を大事に保管している。現在は高熱を開放する戦闘時でも視界を妨げないシロネンに依頼した特注品を愛用しているが、事あるごとに改修を依頼してはシロネンを困らせている模様。
- 主に闘いの場など、ここぞという時にサングラスを掛けており、某赤いコートの優しい死神と重ねている旅人もいるとか。
- 他にも懇意にしてきた英雄や友人の遺品を執務室で大事に保管していたが、魔神任務第二幕にて、旅人達を窮地から救うためにやむ無く全て"消費"する羽目となった。
- 双駆輪は緊急事態に備え「高速かつ最短距離で目的地に急行できる速度と走破性、そしていざという時には武器に出来るほどの頑強さを兼ね備えた移動手段」を求めたマーヴィカが、龍時代の秘源装置をはじめとした大量の設計図を持ち込んでシロネンに依頼し、難航に難航を重ねた末に3ヶ月がかりで完成した特注品。
- プロトタイプの完成後も『マーヴィカが何度も熱心にフィードバックを伝え、シロネンがしぶしぶ改造を繰り返した結果』(ゲーム内のチュートリアル原文ママ)スピリットウェイに乗ったり水面や崖を移動することもできるようになったが、あまりの凝りようにシロネンは辟易しており、二度と同じようなモノは作りたくないとの事。
- 一見足を掛けるバックステップが無いように見えるが、後部のスラスターに足を掛けている。また、マーヴィカが念じれば自走も可能。大剣を片手に双駆輪を駆る姿には某主人公を思い出す旅人も。
- 捩りが加えられているため確定とまでは言い切れないが、名前の元ネタはニュージーランド・マオリ族に伝わる炎の女神マフイカではないかと推測されている。
- ヒネはマオリ神話の夜と死の女神ヒネ・ヌイ・テ・ポが元ネタの可能性があり、マオリ語で「少女」や「娘」を意味するその名は、マフイカの妹として描かれることもある。ハウミアの名ネタはマオリ神話の植物とベリーを司るハウミア・チケチケである可能性が高い。
- 演じる小松未可子女史は鍾離役の前野智昭氏と夫婦であるため、実装された場合は夫婦パが組めるということで話題に。ただmiHoYo界隈では過度な声優ネタは好まれない為、騒ぐのは程々にしよう。
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実は500年前の大戦時代の炎神。ナタの七天神像は当時のマーヴィカをモデルにしたもので、現在のナタ人は昔の炎神と今の炎神がやけに似ている事を不思議に思っていた。
マーヴィカも元は懸木の民で生まれ育った普通の少女から「帰火聖夜の巡礼」を経て炎神となった身であり、かつての大戦で猛威を振るったアビスの脅威に対し、各部族をまとめ上げ戦士たちと共にナタを守り抜いた。
しかし他国と違って強固な地脈がなかったナタはアビスの侵食を完全には払拭できず、遅くとも500年後には喰らい尽くされる事が分かっていた。
そこで彼女や当時の戦士たちは「500年かけてアビスからナタを救う計画」を始動。発案者であったマーヴィカはその責務を果たすため最終段階である未来まで生きる必要があったが、人の身である炎神の寿命はそこまで保つ筈がなく、魔神が存在しないナタでは寿命を延ばす術もなかった。
そこでマーヴィカはナタの復興及び計画準備を次代の炎神たちに託し、両親や妹や戦友たちに別れを告げ、聖火に身を預けて長い眠りについた。妹の「きっと未来で会える方法を見つける!」と涙ぐんだ約束を聴きながら。
そして現代で蘇った彼女は「帰火聖夜の巡礼」を経て再び炎神となり、今も盟友たちの末裔と共に、ナタの危機へ立ち向かうべく戦っている。
妹のヒネは前述の通り建築家・芸術家となっていた。彼女が姉が蘇る未来に残すために手掛けた作品は500年の歳月の結果全て消失してしまったが、歴史に名を残す建築家・芸術家として確かにマーヴィカにその軌跡は届いたのであった。
ここから先はさらに、魔神任務第五章第四幕のネタバレが含まれます。自己責任の上でご覧下さい。
ナタの滅びを防ぐためにマーヴィカが敷いた策には、古名の力と記憶を完全に引き出す「古名の継承」が為された六大部族の勇士の存在が不可欠であったが、滅亡までもはや何日の猶予があるかも分からない状況でも、継承者は後二人足りない状況だった。
しかし、用意されていた代替案……「神の心」を用いた最終手段である魂の力を全て使っての防護網の形成、「隊長」とオロルンが考えていた古代の技術を用いた地脈の再構成、そしてそれが途中で失敗したことで呼び起こされた夜神の提案した「夜神の国」を犠牲にしての清浄化、そのいずれもマーヴィカは受け入れる訳にはいかなかった。それらは方法は違えどどれも「アビスという大本は断てない時間稼ぎに過ぎず、しかも代償として民や国土に根付いたナタの記憶が確実に失われる」という結果に行き着く行為だからである。
「隊長」とオロルンの作戦を止める途上でオロルンが継承者として覚醒し、目覚めた夜神の情報によってあと少しなら手段を選ぶ猶予がある事が判明した事もあり、「隊長」とマーヴィカは一時的な協力関係を結ぶ事を決める。
程なくして、あと一人継承者が覚醒すればマーヴィカの策が成る、ということを嗅ぎつけたアビスの総攻撃による全面戦争が始まるが、絶望的な戦いと犠牲の中でチャスカが継承者として覚醒したことでついにマーヴィカの策は完成した。
六大部族の継承者の力を借り、炎神の神座から死の執政ロノヴァの力を引き出したマーヴィカは炎神ハボリムとして覚醒。ナタ全土を覆う反魂の詩とアビスの力を退ける炎神の力により、ナタを脅かすアビスの軍勢は夜神の国の奥の奥、壊滅寸前までの撤退を余儀なくされ、ナタの当面の平和は確約された。
ただしこの死の執政の力を借りるという行為は生半可な実力では依代が耐えられず、耐えられたとしても遠からぬうちに死ぬ事を運命付けられるという代償があり、マーヴィカ自身もそれを覚悟の上で力を振るっていた。シトラリの占術でその運命を知った旅人は、せめてこれを穏当な形に捻じ曲げる事が出来ないか、最終決戦へ向けた準備の中で策を巡らせる事になる。
余談(ネタバレ含む)
- 決戦の最終局面においてアビスを退けるためにマーヴィカが放った光はあまりの力故にかアビスを退けた勝利を彩るような青空に"穴を空けた"。
- 彼女の救国の計画の全貌が明らかになった際、「自身の復活までに六英雄の古名が1つでも砕けていたら詰み」「目覚めてみたら用意していた古名覚醒の手段はアビスの暗躍で完全に失伝」「しかも1名は古名覚醒以前に継承すらされてない」という薄氷を踏むどころか命綱なしの極細綱渡りといえる実情が判明。
- プレイヤー達に「元々お祈りゲーなのにさらにアビスにガバチャーにさせられたトゥルーエンドRTA」「そりゃ他国のように旅人の出方をうかがう余裕なんて無い、チャートに組み込めるなら速攻組み込む」「"隊長"はコントローラー寄越せばノーマルエンドにはしてやるとゴネてた訳か」とたとえられ、第四幕の顛末を経て「良く胃が保ったな」とその労を労われた。