プロトケラトプス
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ぷろとけらとぷす
白亜紀後期の東アジアに棲息した角竜の一種。
白亜紀後期に栄えた角竜の一種。小型の恐竜で、全長1,8~3m程度。モンゴルで発掘された。
後に登場したトリケラトプスやスティラコサウルスと比較すると原始的で角が未発達なのが特徴。
頭のフリルや嘴の差異から性的二形があったとする説があったが、現在では成長段階の差と考えられている。
尾が上下に平たくヒレの様な形をしており、現在のカピバラの様な半水生だったのではという仮説も存在する(当時の中央アジアには砂漠だけでなく湿地帯も存在したと思われるが、未だ証拠はない)。
集団で生活し、繁殖から子育てまで群れで行ったと考えられている。
肉食恐竜のヴェロキラプトルと戦ったそのままの姿で化石化していた「闘争化石」は有名。
なお、古い図鑑では最初に卵の化石が見つかった恐竜として紹介されているが、現在ではその卵はオヴィラプトロサウルス類のものだったと判明している。プロトケラトプスの卵の殻は、現在の多くの爬虫類の卵と同じく柔らかかったために化石として残りにくく、2020年になって漸くそれらしき化石が発見された。
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