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基礎データ

全国図鑑No.0570
ぶんるいうらみぎつねポケモン
タイプノーマル/ゴースト
たかさ0.7m
おもさ12.5kg
とくせいイリュージョン

進化

ヒスイゾロアヒスイゾロアーク(Lv30)

※通常種と進化条件は同じ。

概要

ポケモンLEGENDSアルセウス』に登場するポケモンで、ゾロアヒスイのすがた

正式名称は『ゾロア(ヒスイのすがた)』。

かつてその幻影を見せる能力により、人間たちから忌むべき存在とされ生息地を追われてヒスイ地方に移り住んだものの、厳しい自然環境や他のポケモンとの争いに耐えられず死に果ててしまった

そして自らを死に追いやった人間やポケモンたちへの強い恨みが、残ったゾロアの魂をこの姿に転生させたという。言わばガラルサニーゴの同類

その結果、黒い原種から一転してアローラロコン同様の寒冷地にふさわしそうな白いキタキツネの姿に変化した。人相もツリ目でやんちゃな雰囲気の原種とは違い、困ったような垂れ目でいかにも悲しげな印象を受ける。

頭や首回り、尻尾の赤い毛先はまるで人魂のように長く棚引いている。

ここから発する恨みのエネルギーで、単独行動している人やポケモンの前に亡霊のような姿を作り出し文字通り「化けて」現れ、それを見て怯えた相手の恐怖心を吸い取って自身の力としている模様。

タイプも従来のあくとは全く違い、ポケモン史上初となる「ノーマル・ゴースト」の複合へと変化。

それぞれが苦手とする格闘とゴーストを、もう一方の耐性で無効化できる優秀なタイプで、以前よりこの複合を待ち望んでいた声も目立つ。

この複合タイプの弱点を突けるのは、原種が属するあくタイプだけだったりする。

ポケモン調査報告

2021年10月19日の夜、突如公式から野生観察風の映像を用いたプロモーションが行われた。

シンオウ地方のミオ図書館奥に死蔵されていた古い資料映像だったらしく、初めは画像も音声もノイズが酷く断片的にしか分からなかった。

その中で、撮影者が見つけた「ガーディロコンっぽい何か」の容姿に言及し、その直後恐ろしいものに襲われたような悲鳴を上げたまま記録が終わるというホラーじみた内容であった。

その2日後、ノイズを除去し綺麗に復元された映像が再生され、ようやくこのヒスイゾロアの存在が判明。

上記の悲鳴も、親のヒスイゾロアークが撮影者に怖い幻影を見せて追い払った際のものという真相が明らかになった。

中には断片的なヒントから、早々にゾロアのリージョンフォームだと予想したプレイヤーもいたのが驚きである。

ちなみに、この調査報告の撮影時間は作中では夜7時6分から7時7分頃とされていて、一部ではイッシュ図鑑のNo.が由来ではないかという説がある(ゾロアがNo.76、ゾロアークがNo.77)。

ちなみに19時6分19時7分とも読める事から、ゴーストタイプのブイズが新たに登場するのではという予想も存在していた。

ゲーム上の特徴

専用技として「うらみつらみ」を習得し、「たたりめ」に確率のしもやけ状態(他作品のやけど状態に相当する状態)を付与したような効果を持つ。

設定を反映してか、個体数はガラルサニーゴよろしくかなり少ないレアポケモンとなっている。

終盤の雪原「純白の凍土」で初出現するが、PVのような地表には(大量発生時しか)現れず、寄り道となる氷の地下洞窟内に1,2体がひっそりと佇んでいるのみ。

ストーリー上のルートだけでは決して発見できず、レベルも20台とその時点の推奨レベルよりかなり低い。幸いすぐに進化はさせられるのだが、旅パで使うには苦労を要する。

なお”うらみぎつね”だけあって、物悲しげな顔に似合わず結構好戦的。逆に言えば逃げられることはないので落ち着いてバトルに持ち込もう。

意外にも進化前なのに「はかいこうせん」を覚える。ストーリー中でも気軽に高火力を発揮できるのは嬉しい仕様である。

2022年2月28日に実施された無料アップデート「ヒスイの夜明け」にて追加されたストーリーでは、序盤でLv28~29程度のゾロア4体と確定で出会える。上記の通り逃げられることはないため、捕まえるには絶好の機会である。

なお、原種同様♂が87.5%と圧倒的に多い。♀が欲しい場合は根気よく探そう。

余談

ゾロアとゾロアークは第五世代のポケモンだが、第四世代との関わりも深く、初出はアニポケDP編の劇場版第4作『幻影の覇者』だった。そのため映画公開日の7月10日に結びつけて、7時10分頃に上述の映像の撮影者が襲われたという説も上がった。

モデルのキタキツネはアイヌ民族の間ではチロンヌプと呼ばれ、名前の意味は「私たちが沢山殺すもの」を意味し、悲惨な設定によるゴーストタイプはここから来たのだろうか?

アイヌ神話によっては、キツネの神は地上の神ではオオカミなども凌ぐ超ハイランクの存在だともされる。

また、ヒスイガーディが狛犬をモチーフにしていた事から、稲荷神社の神使であるキツネがモチーフという説もある(色合いは能などで使われる狐面に近い)。

実際、進化系のオヤブン個体が知恵の神を守護するかのように配置されている。

オリジナルWEBアニメ雪ほどきし二藍では色違いのヒスイゾロアが主役として登場している。

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