セイル
せいる
- 帆船の帆の事。SAIL。あるいは(帆船の操作を始めて)出航する事。Sail away。
- 有里紅良原作、夢来鳥ねむ作画による漫画。『ヒーロークロスライン』参加作品。本項目で詳述。
- ドラゴンナイト4の登場人物→セイル(ドラゴンナイト4)
- 夕闇旅団日記の登場人物
- ニコニコ動画の生主
- OCTOPATH TRAVELER 大陸の覇者の新章「サイドソリスティア」の主人公。
- 『pop'n music』のキャラクター。⇒セイル(ポップン)
聖流「お前は能力者(ノッカーズ)か? 人間じゃないのか!?」
ノッカーズ「は! 俺は人間などという惰弱な落伍種などではない!」
聖流「……人間じゃ、ないのか……。ならば! 三原則解除! お前を守護対象たる『人間』より排除し、僕は人として生きる『人間』を守る!」
『ヒーロークロスライン』の作品のひとつ。または、同作の主人公上岡聖流のこと。
作者は有里紅良(原作)と夢来鳥ねむ(作画)。結城信輝(アートランド出身のアニメーター)がコンセプトデザインを務める。ちなみに『人造人間キカイダー』(石ノ森章太郎)へのリスペクト作品でもある。
いわゆる「ら・むうん作品」にあたるが、ヒーロークロスライン系列の作品である事から『HAUNTEDじゃんくしょん』や『なぞらえ屋』などに代表される他の「ら・むうん作品」とは「(隔絶された)違う世界の物語」とされている。(ただし「ら・むうん作品」に登場してもおかしくない用語はお遊び&ネタ的に使われていたりする)
『ヒーロークロスライン』系列の最大の特徴であるクロスオーバーを積極的に取り入れた作品。根幹の設定に『ALCBANE』(たかしげ宙・衣谷遊)で描かれた能力者失踪事件があり、その顛末のひとつとして本作の物語が存在している。他にも『ジエンド』(村枝賢一)『MEAN遥かなる歌』(長谷川裕一・栗原一実)『童子装甲BEE』(おとといきたろう)『ギャラクティックマンション』(なかにしえいじ)『VOID』(七月鏡一・李成圭)『クランド』(たかしげ宙・松本レオ)『ウサ探』(御童カズヒコ)『青の橘花』(高田慎一郎)などとの共演が成されている。
上岡瑠璃子と聖流の母子は、奥秩父の山奥に隠棲していた。かつては高名な科学者であった瑠璃子は能力者「ノッカーズ」の無法に胸を痛め、ノッカーズを普通の人間に戻す研究を人知れず行っていた。だが瑠璃子自身もまたノッカーズであったがゆえに、その能力を霧島猛流と彼の率いるノッカーズ組織「ペンドラゴン」に狙われる身の上にあった。
あるクリスマスの夜。ついに上岡母子はペンドラゴンに発見された上で襲撃され、瑠璃子は猛流のノッカーズ能力によって四肢と頭と胴体を切り離される。さらに瑠璃子の体はペンドラゴン幹部たちへと吸収され、その力を振るうためのアイテムとして利用されてしまう。
だが聖流も実は人間ではなかった。聖流(セイル)は実は過去に瑠璃子が自身の不明から死なせてしまった我が子である聖流(きよら)の精神を移植された量子アンドロイド。さらには他ならぬ瑠璃子の研究成果である「ノッカーズから能力を奪い人間に戻す」ことを能力として身に秘めた存在であった。
そして聖流は、他ならぬ母を取り戻すためにペンドラゴンと戦う道に己の身を投じ、戦いの中でその能力を成長させていく事となるのだった。だが、その様に対し霧島猛流は激しい憎悪の怒りを燃やす。実は猛流こそは他ならぬ聖流(きよら)の実父であり、彼にとっては聖流(セイル)の存在はそのものが我が子を冒涜されるに等しい事だった。ペンドラゴンは表の顔である大企業OLTAの政治力をも駆使して聖流を「人殺しの狂ったアンドロイド」として追い詰めていこうとする。
母を巡る哀しき「父と子の争い」の行く末の果て、聖流とそれに関わって来た人たちは、やがて、ひとつの希望を見出していくのだった。
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