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ジャンプフォース

じゃんぷふぉーす

2019年2月14日にバンダイナムコエンターテインメントから発売されたアクションゲーム。週刊少年ジャンプ創刊50周年作品。
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概要編集

正式タイトルは『JUMP FORCE』。

集英社の『週刊少年ジャンプ』における人気漫画作品のキャラクター達が、夢の共演を果たす3D対戦アクションゲーム。週刊少年ジャンプ創刊50周年記念作品を銘打っている。

発売元はバンダイナムコエンターテインメント、対応機種はPlayStation 4XBOXOne

前作『Jスターズビクトリーバーサス』の続編であり、前作からは5年ぶりの発売となる。


3体のキャラクターでチームを組んで、操作キャラを自由に入れ替えながら相手チームと戦う。オンライン対戦で1チームの3キャラクターを別々のプレイヤーが操作するCO-OPの形式(※)には発売時点では対応しておらず、対人戦ではあくまで1人のプレイヤーVS1人のプレイヤーという形である。


ゲームエンジンにはUNREAL ENGINE(アンリアル・エンジン)が使用されているため、ジャンプ系ゲームとしては同エンジンが使われた『ドラゴンボールファイターズ』寄りなところもある。


初報がE3(Electronic Entertainment Expo)2018で行われたことからわかるようにグローバルタイトルとして制作されており、参戦作品は海外でも人気の高いものが優先的に選ばれている。

版権の問題で難しいとされていた『遊☆戯☆王』や『シティーハンター』 など前作『Jスターズ』では参戦出来なかった作品も多く登場する。


懐かしの名作だけでなく、『ブラッククローバー』や『僕のヒーローアカデミア』など発売日時点で絶賛連載中のジャンプの看板作品ももちろん登場している。


更に著作権の関係上、最も参戦が厳しかった『DRAGON QUEST ダイの大冒険』よりダイが参戦する。週刊少年ジャンプのクロスオーバー作品のゲームは初登場になり、また、今作品が初のゲーム化に出演した作品である。


2020年4月16日Nintendo Switch版の発売が告知され、先述(※)のCO-OP形式もオフライン対戦に限り搭載されている。


2022年2月8日DLC販売停止。2022年8月25日には一部のオンラインサービスの終了を公表した。


特徴編集

本作の最大の特徴となるのが、我々の住む実際の世界が舞台となっており、ジャンプヒーローやヴィランたちは異世界から召喚されたという設定となっている。

そのため本作ではアメリカ合衆国ニューヨークや、アルプス山脈マッターホルン日本では姫路城周辺と思わしき場所など、世界各地における実際の土地がステージとなる。

更にそうした地域には、ヒーローたちの元いた世界から同様に召喚された建物などが存在し、大変に混沌とした状況となっている。

また、こうした複数の世界が混ざり合う事象の元凶と、その元凶の企みを阻止しようとしているとされる本作のオリジナルキャラクターが存在しており、鳥山明先生がデザインを担当している。

ストーリーモードを通してプレイヤーのアバターを製作することもできる。


シリアスな世界観になっているためか、前作には参戦していたこちら葛飾区亀有公園前派出所とっても!ラッキーマンボボボーボ・ボーボボ銀魂と言ったギャグ作品は不参戦となっている。



ステージ編集

現実世界編集


架空世界編集


参戦キャラクター編集

※広く、それぞれからは少なく、様々な作品から数多くのキャラを集めた前作と違って本作は海外展開を意識していることもあり、人気が既にワールドワイド化しているドラゴンボール、NARUTO、ONE PIECEの3作品は登場キャラクターが多めの6人(DLCを考慮しない初期の時点)となっており、それぞれの主人公である孫悟空、モンキー・D・ルフィ、うずまきナルトの三人は各チームのリーダーとなっている。

またこの三人が目印のパッケージではルフィが中央に立っているがゲームではやはり色んな面でベテランの悟空が中央に立つことが多く、トランクスがナビゲーターだったり、作品順位もドラゴンボールが先頭である。

ちなみに女性キャラもある程度の多めに参戦することが多い現代の作品としては珍しく、女性キャラはオリジナルを含めても4人とかなり少ない。

参戦キャラクターの内サボ、クラピカ、ダイ、アスタ、うずまきボルト、緑谷出久は据え置きゲーム機でジャンプのオールスター出演のゲームの共演は初めて。

前作には参戦しなかった作品も参加していることには喜びの声もあるが、逆に上記のように一部作品のキャラのみで全体の大半を占めてしまうことや、DLCでの追加キャラも新規タイトルからの参戦ではなく既に参戦している作品からの追加キャラであるという点には批判の声も少なからずある。


※担当声優は基本的に各アニメ版に準拠しているが、リメイクや続編などで声優が変更されている場合はそちらが優先されている(星矢、ケンシロウ、ゴンなど)。

ダイは本作発売後に放送が開始されたアニメ版では種﨑敦美が担当しているが、本作のボイス変更は現時点では予定されていない。


キャラクター名出典担当声優
孫悟空ドラゴンボール野沢雅子
ベジータドラゴンボール堀川りょう
ピッコロドラゴンボール古川登志夫
トランクスドラゴンボール草尾毅
フリーザドラゴンボール中尾隆聖
セルドラゴンボール若本規夫
モンキー・D・ルフィONE PIECE田中真弓
ロロノア・ゾロONE PIECE中井和哉
サンジONE PIECE平田広明
サボONE PIECE古谷徹
ボア・ハンコックONE PIECE三石琴乃
マーシャル・D・ティーチONE PIECE大塚明夫
うずまきナルトNARUTO -ナルト-竹内順子
うちはサスケNARUTO -ナルト-杉山紀彰
はたけカカシNARUTO -ナルト-井上和彦
我愛羅NARUTO -ナルト-石田彰
大筒木カグヤNARUTO -ナルト-小山茉美
うずまきボルトNARUTO -ナルト-/BORUTO -ボルト-三瓶由布子
黒崎一護BLEACH森田成一
朽木ルキアBLEACH折笠富美子
阿散井恋次BLEACH伊藤健太郎
藍染惣右介BLEACH速水奨
ゴン=フリークスHUNTER×HUNTER潘めぐみ
キルア=ゾルディックHUNTER×HUNTER伊瀬茉莉也
クラピカHUNTER×HUNTER沢城みゆき
ヒソカ=モロウHUNTER×HUNTER浪川大輔
浦飯幽助幽☆遊☆白書佐々木望
戸愚呂(弟)幽☆遊☆白書玄田哲章
天馬星座の星矢聖闘士星矢森田成一
龍星座の紫龍聖闘士星矢櫻井孝宏
緋村剣心るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-涼風真世
志々雄真実るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-池田政典
空条承太郎ジョジョの奇妙な冒険小野大輔
DIOジョジョの奇妙な冒険子安武人
ケンシロウ北斗の拳小西克幸
冴羽獠シティーハンター神谷明
ダイDRAGON QUEST-ダイの大冒険-藤田淑子(※1)
武藤遊戯遊☆戯☆王風間俊介
アスタブラッククローバー梶原岳人
緑谷出久僕のヒーローアカデミア山下大輝
夜神月 (※2)DEATH NOTE宮野真守
リューク (※2)DEATH NOTEなし
グラバー(※2)本作オリジナル山路和弘
ナビゲーター(※2)本作オリジナル釘宮理恵

※1:オリジナルキャストである藤田淑子は2014年頃から病気療養中だった。本作参加後も本格的な復帰は叶わず2018年末に逝去している。

※2:プレイアブルキャラクターではなくストーリーモードのみ登場。


COM専用NPC編集

初期はCOM専用でプレイヤー操作不可のボスキャラクターだった。後に無料アップデートでプレイアブル化。

キャラクター名出典担当声優
ガレナ本作オリジナル田中敦子
カイン本作オリジナル安元洋貴
プロメテウス本作オリジナル???

DLC:キャラクターパス1編集

Nintendo Switch版ではデフォルト収録となる。


DLC:キャラクターパス2編集

2022年2月9日以降、DLC購入済みアカウント以外は使用不可能である。

キャラクター名出典担当声優
四楓院夜一BLEACHゆきのさつき
メルエムHUNTER×HUNTER内山昂輝
飛影幽☆遊☆白書檜山修之
ジョルノ・ジョバァーナジョジョの奇妙な冒険小野賢章
轟焦凍僕のヒーローアカデミア梶裕貴

PV編集


余談編集

  • 何故か『ドラゴンボール』の悟空や『聖闘士星矢』の星矢がアニメ準拠のカラーであるのに対し、『ジョジョの奇妙な冒険』のキャラクターだけ漫画版準拠である(尤も建前上は正式なカラーはないが)。
    • ただし、スタンドはアニメ版が基準であり、ちぐはぐな組み合わせとなっている。

関連タグ編集

少年ジャンプ キャラゲー

コラボレーション クロスオーバー

夢の共演 夢の対決


Re:CREATORS:漫画等の作品のキャラが現実世界へ転移、メインの舞台は現実世界と言った共通点がある。

ボヘミアン・ラプソディー(ジョジョの奇妙な冒険):同じく漫画等のキャラクターが現実世界に出現したという共通点があり(しかもその中にはケンシロウがいる)、何よりこちらはジャンプ連載作品内の存在。生憎とケンシロウの対戦相手は残念ながら不参加(ついでにジャンプに連載していたこともあるあのロボも)であるが…


ジャンプのクロスオーバー作品


外部リンク編集

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