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ふんたー

ふんたー

「はちみつちょうだい」「ねえ、てつだって」「はやくいこ」
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概要編集

モンスターハンターシリーズのプレイヤーの間で使われるスラングの1つ。


モンスターハンター3』発売後に主に2ちゃんねるなどを中心としたユーザー間で発生したネットスラングで、主に当ゲーム中においてノーマナーとされる行為を行ったり、プレイヤースキルが低いハンターを指す蔑称。


MH3において、この名前のオンラインプレイヤーが続出したこと、それに加えオンラインネーム「HUNTER」の異常なまでの事故率・ノーマナー率・子供率から、“HUNTER”をそのままローマ字読みしたものを2chのスレッド住人たちが使用しだし、徐々にハンター全体へと拡散・流行した。

ぶっちゃけて言えば、この言葉は他のゲームでいう地雷に相当する言葉であり、今ではお約束のネタ、テンプレ、コピペとしてモンハン界隈で定着している。


注意点編集

ふんたーネタが流行した背景には、当時のMHシリーズは一人でも未熟者がいるとクリアが難しくなる、言い方は悪いが「大縄跳び」のような側面があったという事情がある。参加者全員に一定の水準が求められたため、どうしても厳しい見方をされがちで、特にゲーム自体が難しかった『MH4G』ではこの傾向が強かった。


加えて上位~G級のクエストはマルチ前提の難度調整であり、快適にプレイするためにはどうしてもオンラインに行かざるを得なかった。「キッズが嫌ならソロでやれ」という理屈は通らなかったのである。


しかしそれはもう過去の話で、現在のMHシリーズは「ソロでもマルチでも楽しいゲーム」である。一部の特殊個体やエンドコンテンツは高難度だが、練習すればソロ攻略も十分可能で、マルチにこだわる理由はなくなっている。事実、多くのTA勢や上級者はソロでの立ち回りを極めている。


昨今のMHシリーズではむしろ(自称)上級者による初心者叩きの方が迷惑と言われており、事実「マルチで怖い思いをしたからソロ専になった」「一方的に地雷のレッテルを貼られた」「入室した瞬間にキックされた」などの悲しいエピソードや被害報告もある。


被害者意識を持つ前に、時代遅れの考えを持っていないか、自己中心的になっていないかなど見直すようにしたい。もし高難度だった頃のMHシリーズが一番で今のは駄作というのなら、昔の作品だけ遊ぶようにしよう。


由来編集

MH3ではオンライン接続時にキャラクター名とは別にオンラインネームを設定する必要がある(3人まで作成可能なキャラクターのセーブデータではなく、統一されたオン用のIDを登録するため)。

このオンラインID用のデフォルトネームが「HUNTER」となっているのだが、何も考えずにこのままオンラインネームを決定してしまうとオンライン接続時のキャラクター名が「HUNTER」になってしまうという仕様上の問題があった。

とはいえ、上記の問題はしっかり注意書きや説明書を読めば当たり前のように回避できる問題で、暗に「その程度の説明もよく読まずにオンラインに繋いできた短絡的なプレイヤー」としての烙印を押されてしまうような「恥ずかしい失敗」程度のレベルのものであった。


しかし、「ふんたー」の活躍?はここから始まる。


MH3が夏休み商戦に向けて発売され、かつオンラインは有料ではあったものの一ヶ月無料チケットが付属していたため、多くのキッズプレイヤーがオンラインに続々と参戦してきた。

当然、知識も思慮も足りない子供ハンター達の間で「HUNTER」というオンラインネームは爆発的に増大。どの部屋に赴いても必ず一人は「HUNTER」というオンネームのキャラがいる大惨事となってしまった。


これに加え、小学生プレイヤーにありがちな「迷惑プレイ」「アイテム強要」「無言クエスト張り→手伝い強要」「強引なプレイでの三死」など、次々とトラブルが勃発。

ネットのコミュニティ上で当然のようにこれが話題となり、2ちゃんねるでは専用の「MH3愚痴スレ」に毎日のように嘘か真か、オンネーム「HUNTER」達やそれに類するプレイヤーの活躍を語る書き込みが散乱した。


必ずしもデフォルトネーム「HUNTER」のユーザーが子供である、「HUNTER」でなければ地雷ではないとは限らないのだが、不注意や短絡的なミスでなりやすいという性質上、オンラインネームでの「HUNTER」=地雷率はプレイしていたユーザーならば誰もが肌に感じるレベルであり、徐々にこれらの要素を統合したノーマナー・子供・NOOBなプレイヤーとして、一緒に遊ぶ赤の他人からすれば大変クソったれな事から「HUNTER(ハンター)」ではなく「HUNTER(糞たー)」、後にふんたーとしての名前が定着していった。


MH3の一ヶ月無料期間が終了する頃にはすっかり地雷プレイヤーのことをふんたーと呼ぶのがお約束になっており、公式サイトのスクリーンショットは改めてみるとおぞましい光景を暗に示す写真となってしまっていた。


類似語編集

モンスターハンター4』発売以降は、地雷の代名詞として、新たに「ゆうた」という言葉が生まれた。

こうしたマナーの悪いプレイヤーは低年齢層のユーザーであることが多く、さらに低年齢層のユーザーは、自キャラの名前を本名の平仮名表記にしていることが多い。その中でも「ゆうた」という名前をよく見かける(ような気がする)ことからこの言葉が定着したと言われている。

「ゆうた」以外にも「ゆうき」、「ゆうじ」、「ゆうや」といった名前のふんたーが多く見かけられたため、それらをまとめて「ゆう族」などと呼ばれた。


ただ、定着しすぎてしまい「ゆうた(というより平仮名表記全般)=地雷」と条件反射で追い出されてしまうという事例や、セカンドキャラに「ゆうた」という名前をつけて地雷プレイをする愉快犯なども発生している。このため、全国の善良なゆうた君はとんだ風評被害を被る形になってしまった。


また、ヒットしたアニメゲームに登場するキャラの名前(例として“クラウド”、“リヴァイ”、“キリト”など)をつけているふんたーも多く見かけられた。

ただし、入力が上手く行かなかったり英文での綴りを知らなかったりするので…

ファイナルハンターG

…こういう事になるケースも良く見られる。


ふんたー扱いされる行為編集

★☆☆☆☆ アイテムを執拗にねだる(〇〇ちょうだい)編集

はちみつ出してとせがまれたはちみつください

ハチミツや回復薬、秘薬などの回復系アイテムをねだってくる。俗にいうクレクレ行為。


クーラードリンクを忘れた、長期戦で回復が尽きた等、やむを得ない事情がある場合は中~上級者でもクレクレ行為をすることはある。ただこれはクエスト進行に支障があるためで、助け合いの一種であり迷惑行為ではない。


ふんたーの場合、集会所で見知らぬ人相手に平然とはちみつちょうだいなど言ってのけるため、各地で面白がられる事態となった。初心者あるあると思いきや、上位~G級帯での遭遇報告もある。

確かにMHシリーズは被弾が痛いので回復系アイテムの消耗も激しいが、こまめに採取していれば足りなくなることはまずない…ハズなんだけど…


このようなクレクレが横行した背景には回復薬G、秘薬など上位アイテムが普通に売っておらず、素材であるハチミツやマンドラゴラも農場や採集クエストでなければ入手できない事情がある。

しかしMHシリーズ始めたてのキッズ達には回復薬Gとは何か、ハチミツはどこで入手できるか、不足しないためにどう工夫したらいいか等、諸々の仕組みが理解できず、検証はおろか攻略サイトで調べることすらしないため、なければ貰えばよいと上記のような行動を取るに繋がった。


MHX』以降はハチミツハンターパックをはじめとするアイテムパックが定期的にDL配布されるようになり、安定した供給源が見つかったためか、ハチミツふんたーは激減した。


最も有名なふんたーと言っても過言ではないが、迷惑度としては低い方であり、どちらかというと珍獣的な扱いで「もえないゴミ」を渡す等して遊ばれることが多い。


  • 亜種:ギルドカードちょうだい

MH4で新たに発見された亜種として、ギルドクエストをねだったり、ギルドカードの交換・フレンド登録を執拗に迫るといった事例も確認されている。


  • 希少種:名前ちょうだい

リアルネームだとバカにされると学んだためか、あろうことか他のハンターに対して「その名前をちょうだい」とクレクレしだしたという報告もある。当然だがシステム上、キャラクター譲渡は不可能で、MHFのような完全オンラインでもアカウント譲渡は規約違反である。


参考:【MH4】本当にあった怖い話「ちょうだい」


★☆☆☆☆ 無言でクエストを貼る編集

わがままなゴアSさん

部屋名も読まずに入室しては、部屋主の許可なく無関係のクエストを無言で張り、「てつだって」「はやくいこ」などと連呼する。緊急や同時狩猟などの難関クエストなことが多い。


一応擁護すると『MH3』まではロビーで「緊急手伝ってください」と募集をかけることができ、その様子から募集の仕方を学ぶことができたのだが、『MH4(G)』ではルームに入ってからでないとチャットができなかったため、ある意味では仕方のない現象ではある。


加えてオンラインゲームでありがちなマナー違反で、MHシリーズに限らず様々な作品でこのような事例は報告されるため、昔の自分と重ねたり、まだ理解できる範疇として優しく教えてあげるプレイヤーも。クエスト開始前ならキックや退室で対処できるので、こちらも迷惑度としては低い方にあたる。


『MHW』以降は救難信号で気軽に助けを呼ぶことができるので、このタイプはだいぶ数を減らした。


★★☆☆☆ 暴言など荒らし行為編集

「粉塵したら許すッ!!」XXハンターツチノコ


  • 誹謗中傷
  • 失礼な定型文(例:ふざきんな!!!1!11!!)
  • 下ネタ・下品な言葉遣い(例:うんちぶりぶり)
  • 女の子募集、連絡先交換など出会い・繋がり行為
  • 意味のない定型文・スタンプ連打

説明不要の迷惑行為であり、ふんたー扱いされても文句は言えない。

目の前の相手が「人間」だと理解し、敬意を持ってコミュニケーションを取ろう。


『MHW』以降はスタンプ機能が実装されたが、こちらもあまりにしつこいと荒らし扱いされやすい。


★★☆☆☆ 指示厨、価値観の押し付け、レッテル貼り編集

例の語録


しっぽきって、やくめでしょ


自分が手伝ってもらっている立場なのに、何故か上から目線で指示出し、クレームなどを行うふんたーの中のふんたー。仕舞いには被害者面して、周囲に悪者のレッテルを貼ったり、自分を正当化したりする。


理解不能かつ不快指数MAXだが、おそらくは他のプレイヤーを「助けてくれるNPC」と勘違いしているものと思われる。しかし中には人間と分かったうえで上記行為に転じる愉快犯もおり、ふんたーの闇は計り知れない。


  • 亜種:上級者様ふんたー

『MH4G』以降の作品で爆増したタイプ。


クリアタイムを気にしすぎる、〇〇するな(しろ)と命令する、火力系以外のスキルを許さない、〇〇装備は地雷など一方的にレッテルを貼る、気に食わないプレイヤーは即キックなど。


『MH3』までの本家はとりあえずクエストクリアさえできればよいというのが基本で、そこまでのガチガチなプレイは求められなかった。しかし本格的なネットゲームである『MHF』や、調整不足で難度が上がりすぎた『MH4G』ではその限りではなく、クリアするだけでもかなりのやり込みを求められ、結果このようなプレイヤーが爆増した。

一見すると大問題だが、一時期の『MHF』や『MH4G』の極限個体は冗談抜きで難しく、ここまでしないと野良マルチではクリア不能だったという事情もある。


しかし『MHW』でモンスターの体力がマルチの人数依存になるとガチ勢はソロでプレイするようになり、マルチの雰囲気がライト寄りへ。むしろ否定意見の方が多くなり、上記のようなプレイヤーが「時代遅れの上級者様」として浮く形となった。


『MHF』や『MH4G』については仕方ないとしても、昨今のライト寄りになったMHシリーズでこのようなガチ思考を持ち込むのは普通に迷惑行為なので、自分が「そっち側」に行っていないか常に見直すようにしたい。


★★☆☆☆ 支給品の独り占め編集

マルチプレイにもかかわらず、ベースキャンプの支給品をひとりで全部持って行ってしまう。

支給品にあるのは四人分であり、通常は自分のぶんだけ取るのがマナーである。


初心者特有の行動と思いきや、上級者でもマルチ未経験だとやりがちなので注意したい。昨今はMRでも支給品が届く仕様のため、以前より厳しい目で見られやすい。


ちなみに本作のプロデューサーもデモプレイなどで支給品持ち去りを再現したことがある。ネタプレイと思われるが、新人ハンターが覚えて真似したらどうするのか...


★★★☆☆ スキル、属性、耐性などシステムの理解不足編集

自画像 [フルクシャおにぎり]Gore


  • 下位の武器・防具で上位~G級(MR)に来る
  • どんなクエストにも看板モンスターの装備一式で挑む
  • 装飾品を一切着けてこない
  • スキルポイント不足で何ひとつスキルを発動できていない
  • 未強化で防御力が著しく低い
  • 太刀操虫棍などガードできない武器で「ガード性能」「ガード強化」
  • 麻痺の状態異常武器で「状態異常弱化」
  • 火属性主体のモンスに、火耐性-25などの弱点装備を着てくる

上記のようなチグハグな状態でクエストに参加してしまい「三乙」などのお約束を見せてくる、無自覚な荒らしタイプ。初代シリーズから存在する古典的ふんたーで、何かしら通称(蔑称)を付けられることが多い。


  • フルラギアカゲヌイ(MH3) ... 麻痺なのに状態異常弱化
  • フルクシャおにぎり(MHF) ... ガードスキル特化なのに太刀、そもそも弱い
  • フルゴア(MH4) ... 火耐性-45で火属性モンスに突撃
  • 未強化二つ名(MHX) ... 未強化なのでスキル未発動&低防御力
  • 穴空きネセト(MHXX) ... 装飾品がないと真価を発揮できないのに、何故か未装着
  • ナンニデモ〇〇(全シリーズ) ... 自分の大好きな装備でゴリ押し、相性なんか無視

...など。具体的な装備構成については「モンハン大辞典 Wiki」を参照のこと。


基本的にMHシリーズは村クエストを順にクリアしていくことでシステムを学べるようになっているのだが、ふんたーの場合は他人任せでクエストをクリアしてきたため、G級(MR)なのにスキル、属性、耐性等の基礎知識が不十分という矛盾を抱えることになってしまった。当人に悪意はないにもかかわらずクエスト失敗という形で他人を巻き込むため、タチの悪さでは上位に入る。


擁護するとモンスターの攻撃属性、(属性)肉質、ダメージ計算などは当時マスクデータであり、外部ツールや攻略本を見たり、検証したりしないと判別不能であった。初めてMHシリーズに触れる人なら「最初は攻略情報を見ずにプレイしたい」と思うのは至極自然であり、どちらかというと原因は本人より開発側の配慮不足にあるのかもしれない。

『MHW』ではダメージの可視化により、理解が不十分でも「攻撃が効いてない」程度のことはすぐ気づけるようになっている。さらに『MHRise』ではハンターノートでモンスターの肉質、弱点を確認できるようになったため、現在ではこのような理解不足で迷惑をかけるケースは減っている。


スキルについては具体的な説明がゲーム中にされないため、スキルポイントの数値ぶん能力が上昇すると誤解してしまい、全てがSP+5~9という意味不明な構成になったのではないかと言われている。装飾品についても同様でやはり説明がないため、SP+10で発動というそもそもの前提が欠けているとやはり気づけないのかもしれない。

『MHW』以降は文字通り「レベルぶん能力が上昇する」方式になり、このような誤解は生じにくくなっている。装飾品も上位から実装されるよう変更されており、仮に知らなくても装備一式の時点で何らかのスキルは発動するので、弱すぎて迷惑をかける事態は減った。



★★★☆☆ 無意味なタル爆弾、閃光玉、砲撃などの利敵行為編集

MHシリーズには固定ダメージの大タル爆弾、モンスターを怯ませる閃光玉があるが、これらは味方にも被害が及ぶため、野良での無言使用はマナー違反とされる。特にガンナーは低防御力かつエイムが重要ということもあり、どちらも致命打になりやすい。


ガンランスの砲撃、ハンマーの溜めスタンプ、片手剣の盾コンなども同様で、基本的には意図しない同士討ちであるが、あまりに酷いと利敵行為と判断されてふんたーのレッテルを貼られる。気まずい雰囲気になったら一言「ごめんなさい」と謝ろう。


かつては大剣・太刀の薙ぎ払い、ボウガンの散弾なども利敵行為の一種と見なされており、封印するのが暗黙の了解で、ぶんぶん振り回すプレイヤーはふんたーとされた。しかし後発スキルである「怯み軽減」で無効化できるようになったため、現在ではそこまで問題視されない。


ごく一部、悪ふさげで上記行動を繰り返す正真正銘のモンスターも見られる。


★★★☆☆ ヒーラー専(MHW以降)編集

粉塵などのサポートアイテム、薬草笛ニャンター等でひたすら回復役に徹すること。


MHシリーズは全員がアタッカーであり、後方に縮こまって何もしないというのは基本的にあり得ない。緊急時に下がって粉塵や罠を使うことはあっても、一切攻撃に参加しないのはマナー違反である。サポート特化の狩猟笛ですら仕事が済んだら殴りに行く。


防御力が低くて即死する等の理由でヒーラー専を正当化するプレイヤーもいるが、それなら難度の低いクエストに行くか、お手伝いを募集する等して装備強化に励むべきであり、マナー違反の理由にはならない。


マルチの人数に応じてモンスターの体力が強化される『MHW』以降は、ヒーラー専のプレイヤーが一人いるだけで難度が跳ね上がるため特に嫌われやすい。ほかモンスターに狙われた際、遠距離のルーチンに切り替わって突進連打などの厄介な攻撃をしてくるため、その意味でも推奨されない。


例外的に『ファイナルファンタジー14』とのコラボモンスターであるベヒーモスでは、原作さながらのマルチロールプレイを求められるため、ヒーラー専は認められる。


★★★★☆ ベースキャンプ待機編集

クエストが始まるや否や絶対安全のベースキャンプで立ち止まり、クエストが終わるまで待機する。いわゆる寄生行為。働きたくないが報酬は欲しいというふんたーの究極体。


上記が(方向性の違いこそあれど)楽しくプレイしたいという意図が感じられる中、悪意しかない点で他のふんたー行為とは一線を画している。中には「サボります!」と一転して開き直るタイプも。


一応、自分が戦闘マップに入ると下手だからすぐやられてしまう等、寄生側にも一定の言い分はあるようだ。しかし下手なら防御や回復スキルを付けていくとか、根性スキルで保険をかけるとか対策すればよく、寄生していい理由にはならない。


★★★★★ 改造・チート編集

もはやふんたーですらない、説明不要の害悪モンスター。

不正な装備、オトモを持ち込む、不正クエストに他人を巻き込むなどの迷惑行為を繰り返す。


ポータブルシリーズや3DS本家の時期はプロアクションリプレイ等の改造ツールが普通に売られており、所持金無限、ステータスMAX等の文言に釣られて手を出すプレイヤーが各地で出没していた。現在はセーブデータ改造は違法で、上記ツールも規制されているため、通常のマルチで出くわすことはあまりない。


原因編集

そもそもオンラインゲームの概念を知らない編集

オンラインゲームは画面の向こうにいる「人間」と協力したり対戦したりするゲームであり、ネットマナーをはじめ予習すべき項目が多い。MHシリーズも同様で、いきなりオンラインに突撃するのは無謀であり、まずオフラインに該当する村で予習し、自信が着いたらオンラインに行くのが鉄則であった。


しかしネットに触れたことのないキッズ達にはその常識は分からず、マリオやロックマン等のオフラインゲームと同列扱いでプレイしてしまい、結果として上述した数々の迷惑行動を起こしてしまった。


当人達からすればオンラインとオフラインの区別自体ができておらず、注意されても「何もしていないのに悪口を言われた」ぐらいで反省の余地もなかったと思われる。画面の向こうにいる存在も「口うるさいNPC」程度にしか思っていなかったのかもしれない。


難しすぎてクエストをクリアできない編集

誤解されがちだがMHシリーズは高難度の死にゲーである。誰もが村クエ★2~4あたりの大型モンスターで挫折した経験があり、それを乗り越えて一人前のハンターとなっている。


しかし中には一度の失敗で折れてしまうようなプレイヤーもいる。特にやり込みの概念を知らないキッズ達にはMHシリーズは困難極まりないだろう。そんな彼らにとってはオンラインの字面は、強いハンターが加勢してくれる「お助けモード」に見えたのだろう。


オンラインの無料化&簡単化編集

元々MHシリーズは月額制で、収入のないプレイヤーはオンラインに参加することができなかった。ポータブルシリーズでもXlink kaiやアドホックパーティ(PS3)が必要で、やはり気軽に始められる物ではなかった。これが一種のふるい分けとして機能し、自然とキッズや無知なユーザが淘汰されていった。


しかし記事冒頭でも説明したように『MH3』のオンラインは一か月無料であり、本来であれば月額制がフィルターとなるところそれが機能しなかったため、迷惑プレイヤーが爆増することとなった。


『MH4(G)』『MHX(X)』も同様であり、やはりプレイするにあたって何も障害がないため、本来であれば淘汰されるはずのキッズ達が流入する事態となった。


運営不在&機能不足編集

『MH3』までの本家シリーズには「運営」の存在があり、迷惑プレイヤーを通報して運営に制裁してもらうことができた。ほかロビーチャットによる募集で優秀なプレイヤーを集めることができ、それらが一種の抑止として機能していた。


しかし媒体が3DSになってからは運営不在となり、ロビーも撤廃されたため、迷惑プレイヤーにとってはこれ以上ないほど暴れやすい環境になってしまった。特にキック機能がなかった『MH4』では無法地帯も同然であった。


やり込みすぎ(MHW以降)編集

『MH4G』の極限個体や一部の厄介モンスターが強すぎた影響で過剰なまでのやり込みが行われため、ごく一部の上級者の間でしか通じないようなガチ思考が標準になってしまった。


多くのMH系インフルエンサーが「もう昔とは違う」ことを主張・拡散しているが、どういうわけが彼らは今でも昔のノリが通じると思っており、今もどこかで装備が弱い、スキルが火力系でない、立ち回りが下手など理由をでっち上げては他の初~中級プレイヤーを叩いている。


類似ケースとして、MHシリーズの中でも屈指の難度で知られる『MHF』では、ポータブルシリーズからの流入者が「弱すぎる」として各地で叩かれる事態になっていた。これについて支持する声がある一方で、厳しすぎる、悪いのはMHFの調整の方などの反論もあり、賛否両論となっていた。


余談編集

二次創作ネタ(歴戦王ゆうた)編集

かつての迷惑プレイヤーも成長して今は一人前になった...という妄想もとい二次創作ネタ。


  • フルゴア(重ね着)
  • くえはって てつだうよ
  • しっぽきった やくめだから
  • はちみつあげる

実際のところ、上記のうち1~2個程度なら当てはまるプレイヤーは多く、初心者なら誰もが通る道だったりする。かつてのふんたー達も、今や救難信号を聞いて颯爽と駆けつける歴戦の勇士になっているのだ。


キック機能搭載までの逸話編集

2014年3月15日ニコ生で配信された「祝!モンスターハンター10周年! ~春のモンハン番組対抗SP~」では、企画に参加した視聴者の1人が、非道徳的な発言を繰り返したために、辻本Pの指示で出演者全員が3DSを閉じて(=切断)プレイの中断を余儀なくされるという事態まで発生(なお、断りもなしに切断するのも立派なマナー違反である。もっともこの場合は状況が状況だったので仕方がない面もあったが…)。ちなみに、件のプレイヤーの名前は「キリト」であり、頭と脚装備のみ着用で発動スキルはまんぷくのみといういかにもな特徴を持っていたことから、視聴者からは心配する声も上がっていたのだが、その不安は的中することとなった。

当然ながらそのプレイヤーを非難する声は多かったが、同時に「このような事態を予想できなかったのか」という主催者への批判もあった。

ただ、本物の地雷と捉えるには不自然な点も多々見受けられたことから、当時のオンラインの惨状を訴えるためにわざと地雷を演じたのではと考える人もおり、「開発側が今回の事件を受けてMH4Gでオンライン環境を改善してくれるのではないか」と期待する意見も上がった。


MH4G以降は、こうしたユーザーの願いが届いたのか、オンラインに「キック(※)機能」が搭載されることが発表された。これによりMH4の時と比べて地雷ユーザーに悩まされることが少なくなり、ある程度快適なオンラインプレイが保障されるようになっている。…が、しかし効率厨やテンプレ装備部屋やギルドクエストなどが原因のせいかたとえ真面目な装備をしてきてもキックされるといった新たな原因が発生したためかあまり効果がなかった。

MHXではMH4Gの要素を引き継ぎつつ、4Gの不満要素を外してさらに部屋の募集条件を細かく設定できるようになったため、地雷ユーザーとの遭遇はより少なくなっている。


が…またしても事件が発生した

その五年後の2019年11月24日ではPS4へと機種が変わり、MHW:IBに。「モンスターハンターフェスタ’19-‘20」で『バイオハザード RE:2』とのコラボクエスト紹介でクエスト限定の状態異常「ゾンビ状態」を辻本Pが視聴者に見せようと視聴者参加型の企画として行なっていたが誰も状態異常にならず、まさかの失敗で終わってしまう。もちろんオンラインの支障ではなく、完全な妨害行為で企画を潰されてしまったのだ。辻本Pもまさかの出来事に放心状態で「見せたかった…」と嘆いていた。実は動画投稿者「QuAくえ」がテオ・テスカトルの狩猟笛の「全状態異常無効」の旋律効果で企画を妨害していたことが判明(妨害すると旨の発言をしていた)。しかもその生放送をミラー配信(いわば著作権侵害)という犯罪行為もやっていた。事態を想定できなかった主催者側への批判も多少はあったが、明確な悪意を持って企画を妨害した上に法律違反まで犯した「QuAくえ」に非があるのは明白である。同氏は既に謝罪済みで、Twitterとニコニコのアカウントは削除している。


  • ※指定したプレイヤーをゲームからの除外(蹴り出す→kick out)すること。いわば「強制退場」措置のこと。正式には「キックアウト機能」と呼ぶ。
    • チャット掲示板MMORPG等のSNSブラウザゲームでは、マナーやルールを著しく損なっている利用者に対し、主催者の判断や他の利用者の進言によって機能を行使できるようにしているものがあり、遺憾ながら近年は増加傾向にある。

関連タグ編集

モンスターハンターシリーズ(モンハン) モンスターハンター3 モンスターハンター4 モンスターハンタークロス モンスターハンターフロンティア

ハンター(モンスターハンター) 地雷 ゆうた


たかのり/XXハンター - 典型的ふんたーの例


テラレイドバトル - 『ポケモンSV』におけるマルチプレイ要素。ここでもボス敵に対して相性の悪いキャラで突撃して力尽き、仲間の足を引っ張るプレイヤーが続出する等、この「ふんたー」と同様の問題が発生している。


外部リンク編集

ニコニコ大百科

アニヲタWiki(仮) - ふんたー

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ハンター(モンスターハンター) もんすたーはんたーしりーずにおけるはんたー

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