データ
初登場 | ポケットモンスター 赤・緑 |
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効果 | 高値で売れる |
英語名 | Nugget |
概要
きんのたまとは、ポケットモンスターシリーズに登場するアイテムの一種。
説明文によるとキラキラと輝く純金製の玉らしい。使用してもなにも起こらないが、換金用のアイテムでショップで高く売ることができる。売価は5000円。
同じ系統のアイテムとしては、「しんじゅ」「おおきなしんじゅ」「おだんごしんじゅ」「ほしのすな」「ほしのかけら」「すいせいのかけら」などがある。
ポケモンではメジャーなアイテムだが、アレを連想するためか、度々ネタにされている。
なお「でかいきんのたま」という上位アイテムも存在する。
「しんじゅ」の上位種は「おおきなしんじゅ」であるが、何故こちらは「でかいきんのたま」と命名したのであろうか。恐らくはアイテム名文字数上限(『ソード・シールド』までは8文字であった)の関係であろう。なお、『Pokémon LEGENDS アルセウス』では「レジェンドプレート」(9文字)、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』では最長で10文字のアイテムが登場している。
きんのたまの入手法
ダンジョンや屋内のアイテムボックスに入っていたり、ダウジングマシンで探すことで入手可能。他にもバトルフロンティア・ポケスロンなどの施設の景品としても入手可能。
ベトベター・ヤブクロンの系統が所持している場合もあり、どろぼうを使うことで手に入れられる。ただし、ベトベター系列より奪う場合は特性「ねんちゃく」持ちもいるため、「かたやぶり」持ちのカイロスやラムパルドなどをどろぼう要員とする必要がある。
『ポケットモンスター 金・銀』及び『ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー』では、コガネシティのちかつうろの月曜の朝市で、1日1個限定だが4500円で購入することが可能。500円しか儲けられず稼ぎには微妙だが。恐らくは他プレイヤーとのポケモン交換の際に持たせてプレゼントするためのものだろう。
そしてこのアイテムを語る上で欠かせない、とあるNPCに話しかけたりすることでもれなく貰えたりする。
「それはおじさんのきんのたま! おじさんのきんのたまだからね!」
詳細は「きんのたまおじさん」を参照。
補足
『ポケットモンスター ソード・シールド』のDLC『鎧の孤島』のマスター道場内の右の部屋にあるウッウロボに、きんのたま→(適当なアイテム)→きんのたま→きんのたまの順で投入することで、でかいきんのたまが入手可能。でかいきんのたまはきんのたま4個分の値段なので、1個分の儲けが発生する。
さらに、でかいきんのたま×2とすいせいのかけら×2を投入することで「ぎんのおうかん」が入手出来る。
また、剣盾からは「でかいきんのたま」を「なげつける」で相手へ投げ付けた際の威力が、それまでの30から「くろいてっきゅう」と同じ一位タイの130へ跳ね上がった。そう、遂にきんのたまがガチ対戦でも活用できるようになったのである!「なげつける」に使用することだけを考えれば、デメリットがない分だけ「くろいてっきゅう」の上位互換といえる(あちらの素早さが下がる仕様をデメリットと見做せばだが)。
『Pokémon LEGENDS アルセウス』では売値が10000円にアップしている。
『ソード・シールド』のおとしだまキャンペーンや『Pokémon LEGENDS アルセウス』の攻略本付録等で、でかいきんのたま・きんのたまがまとめて入手可能。すぐに換金できるため、間接的な大金の配布となっている。
『ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン』ではエピソードRRを攻略することでエーテル財団にてビッケよりでかいきんのたまが55個貰える。レインボーロケット団の軍資金だった様子。
ゴールデンボールブリッジ
『ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ』および『ファイアレッド・リーフグリーン』と『Let's Go! ピカチュウ・イーブイ』のカントー地方ハナダシティの北、
そして『サン・ムーン』および『ウルトラサン・ウルトラムーン』のアローラ地方ウラウラ島のマリエ庭園には「ゴールデンボールブリッジ」と呼ばれる金色の立派な橋がある。
直訳してはいけない、絶対だぞ。
この橋には5人のトレーナーが並んでおり、全員に勝つと奥の人物よりきんのたまが貰えるが、この時きんのたまをくれる人物は実はロケット団(アローラ地方では元ロケット団)で、5人抜きを果たしたところで主人公の実力を見込んで無理矢理ロケット団へ入れようと勝負を仕掛けて来る。
「むりやり にでも いれてやる! ウリャー!」
ちなみに『ファイアレッド・リーフグリーン』ではきんのたまを貰ってから戦闘へ入るため、敗北→再戦を繰返すと時間は掛かるが無限に入手することが出来たりする。
所持金へのダメージが気になるところであるが、半分持って行かれるとしても金の玉という現物が手元に残るため、この進行度合いの頃の所持金を考えれば、売りながら周回などという愚行を犯さない限り基本的に金の玉の売却額が上回る。まして、都合良くというか何というか『ファイアレッド・リーフグリーン』から失う所持金がバッジ数毎の係数×手持ち最大レベルに変更されているため、全滅のためにレベル5程度の手持ちで挑めばハナダジム攻略前なら80円ほどの減額で周回可能なため、何なら1回ごとに売却していても何ら問題ないのである。
余談
- 英語圏ではNugget(金塊)という当たり障りのない名称で呼ばれている。でかいきんのたまはBig Nugget(巨大な金塊)である。「それはおじさんのきんのたま! おじさんのきんのたまだからね!」というセリフは「That’s a nugget. I can’t give you any nuggets of wisdom, so that’ll have to do!(これは塊。おじさんは何も知識をあげられないから塊をあげる)」というニュアンスになっている。ただし、nuggetには『金塊』より転じた『小さくとも価値あるもの』という意味もあり、これが転じたスラングではあるが日本語版にも通じる意味も含む言葉ではある。
- 現実では「国旗玉」という、きんのたまに類似する物が存在する(流石に本物の金ではなく金メッキだが)。旗の先端に取り付けるカバーで、10cm球で5000円ほどで購入できる。
- 2018年より全国で期間限定で開催されていたピカブイカフェにて、何と実物のきんのたまが公式販売された。金額は5000円である(参照:【公式】ポケモン情報局ツイート)。
- タマタマの色違いは金色である。ちなみに『ポケットモンスター サン・ムーン』では色違いのタマタマを持っているトレーナーを倒すときんのたまを6つほど貰えるというとんでもないイベントまである。……2個残して他売り払うなんてことしないように。
- 『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』ではまさかのタマタマに次ぐ色違いがきんのたまのポケモンが追加された。しかもこちらの色違いはタマタマのような金の卵ではなく直球できんのたまである。
関連タグ
公式が病気 下ネタ きんのたまおじさん 金の玉 でかいきんのたま 金 玉
ベトベター ベトベトン ヤブクロン ダストダス ゴールデンボール
きん○ま←違います。ちゃんと「の」を付けましょう。
他作品の類似ネタ
ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲 - 白い玉二つの間に砲台がそびえ立つ。完成度たけーなオイ
ガチャドラ - まさかの金の玉を持たせている。
Conker's_Bad_Fur_Day - とある人型戦闘マシンの弱点。何故か2つ付いている。戦闘終了後はマシンが大破し、このボールがフィールド上に転がっているので、坂道に転がして敵をなぎ倒すことが可能。ちゃんと金(Au)の玉なので、重たい。本作はオリジナル版が当初英語圏のみで発売された作品にもかかわらず、きんのたまと下ネタを結び付けている(しかも英語圏でそれを連想させる「Nuts」のワードは一言もいわれていない=本来英語圏で通じないジョークである)ことから、上記ポケモンのパロディである可能性が高い。
ゴールデンボール-ブリーフ&トランクスの曲名ではそれを英語にしたものだが無関係である。曲のモチーフ(?)についてはお察し下さい。
ナメゴン - 「金色の玉が2つ」から生まれる。
VS嵐 - 番組内に登場するゲーム「コロコロバイキング」にゴールデンボールという物が存在している。このゲームが初めて登場した回では、相葉が思わず「きん○ま」と2回も読んでいたことがある(ちなみにその他のゲストも稀に「きん○ま」と発言していたこともあった)。
ダンダダン - 劇中にて、とある人物の2つの球が重要な役割を果たす。詳しくは、当該記事より