東京メトロ08系 単語

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トウキョウメトロゼロハチケイ

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東京メトロ08系とは、東京メトロ通勤電車である。

概要

2003年半蔵門線押上延伸・東武線直通開始に伴う運用増加分として10両編成6本が半蔵門線用に新製された。
東西線05系ベースとなっており、05系の同時期製造分車両とは共通点がたくさんある(内装の構成や床下機器など)。

外見は通勤としては標準的な20m4構造で、アルミ合金セミダブルキン構造である。体側面は塗装体にピンクの帯を巻いている。
前面デザイン8000系イメージを残しつつ、05系のイメージを加え、ばった直線状のデザインを強調したブラックマスクデザインとしている。

内は清潔感あふれる白色ベースとし、床材はラベンダー色としている。

座席は片持ち式バケットシートで、7人掛け座席には4-3区分でスタンションポールが設置されている。なお、スタンションポールの設置は05系11次とともに営団で初めてである。
ロールカーテンはフリーストップ式である(ただし、カーテンを止めるのに悪戦苦闘する乗客を見ることもある)。

内案内表示機は2段LED式案内表示機を各上に設置している。

走行機器は三菱電機製2レベル式・ベクトル制御方式のVVVFインバータ制御である。ただし、電気ブレーキではない。駆動方式はWNカルダンを採用している。

台車は営団の従来の車両で使用されていた住友金属SS台車ではなく日本輛製造製ND台車を採用している。ただし、当形式で採用されているND-730台車は05系11次で採用されているSS-161台車と同じ構造である。

2014年度内に定期を施工した編成から順次照明LED照明化と行先表示機のフルカラーLED改造っを施工(08-101F・102FはフルカラーLED化は定期とは別個に実施)した。現在は全編成への施工が終了している。
東京メトロでは、フルカラーLEDを初めて採用した東西線15000系から行先表示の書体ゴシック体に変更しているが、当系列は明朝体のままである。(同時期にフルカラーLED化された05系の編成はゴシック体になっている)
よって、フルカラーLED明朝体の組み合わせは今の所東京メトロではこの08系のみである。

車種構成

車両形式 08-100
(CT1)
-200
(M1)
-300
(M2)
-400
(T)
-500
(Mc1)
-600
(Tc)
-700
(T')
-800
(M1)
-900
(M2)
-000
(CT2)
搭載機器 VVVF2 CP SIV
BT
VVVF1
CP BT
VVVF2 CP SIV
BT
自重(t) 23.7 31.3 32.1 21.6 30.8 21.5 21.5 31.3 32.1 23.7

 凡

運用

10両編成6本全沼検区に所属し、半蔵門線の運用に就いている。

8000系と共通運用であり、相互直通運転先の東急田園都市線東武伊勢崎線にも顔を出す。
基本的にはメトロの運用に入っているものの、田園都市線の慢性的な混雑による遅延で運用が崩れる事も非常に多い。

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