League of Legends (リーグ・オブ・レジェンド、略称:LOL)とは、ライアットゲームズが2009年10月27日からサービスを開始した基本無料のPC専用オンラインゲームである。
ジャンルとしてはいわゆる「DotA系」に位置するもの。昨今の呼称はMOBA。
「総プレイヤー人口約7000万人超え」「平均同時接続300万人」という非常に大規模なタイトルで、社会人、学生から、はては圧倒的な強さのプロゲーマーを集めるプロチームまで、世界中の様々な人達がたった今もプレイし続けている。
その競技性の高いゲームの面白さ、人気はすさまじいもので、世界中から集められた強豪プレイヤー達が集い開かれる大会の賞金総額は500万$(1$=100円換算にして約5億円)以上にもなり、日々研究されている無限の戦略、敵を圧倒する個人技、緻密に計算されたチームの連携、一度はじめてしまえば誰もが虜にされてしまうだろう。
世界の同時接続人数でも第一位だった、アメリカのMMO「WoW」を抜き、世界一の、まさに今もっとも人気のあるオンラインゲームである。これらの数字は現在も伸び続けており、2016年現在、日本鯖も着々と準備中である。
2015年9月15日、東京ゲームショウ会場にて、日本でのサービス開始に向けたモニタリングテストを行うことが発表された。既にクライアントやチャンピオン、アイテム効果などの翻訳は完了しているようなので、早ければ来年度には日本語でLOLがプレイ出来るようになるかもしれない。
(モニタリングテスト:応募者が東京まで赴きテストプレイを行う形式で開催された。)
現在はPBE(Public Beta Environment)サーバーでのみ日本語・日本語ボイスでのプレイ可能。(※PBEアカウントが必要な上、アクセス権を配る形なので詳しくは公式サイトを参照。)
2015年10月、チャンピオンの声優陣が一部発表された。関連動画参照。
2016 LJL開幕戦で日本サーバのCBT(Close Beta Test)詳細が発表された。※LJLとはLeagueofLegends Japan Leagueの略で日本初のプロリーグ。
募集は2016年1月22日から、同日公開されるRiotJP公式サイトにて行われる。
実施期間は2月上旬から数週間程度を予定している。
2016年3月よりOBT(Open Beta Test)を開始。
「Warcraft3:The Frozen throne」のMODである「DotA Allstars」を基に作られた対戦ゲームである。
元々Warcraft3はRTS(リアルタイムストラテジー)と呼ばれるジャンルのオンラインゲームで、その戦略性から人気を博したが、一試合当たりのプレイ時間の長さ、操作すべきキャラクターの多さから初心者にはやや敷居の高い一面もあった。
そんなある日、操作するキャラクターを1人に絞り、気軽に遊べるようにしたMOD「Defense of the Ancients」がある天才により公開され、一躍人気を博した。DotA系の誕生である。その後何やかんやあって原作者が新たに手がけたゲームが「League of Legends」である。
より詳しい歴史を知りたい方は日本語Wikiのこのページへどうぞ。RTSというゲームジャンルについても解説されているので初心者の方は是非目を通していただきたい。
「5 vs 5」のチームバトル。プレイヤーは「チャンピオン(Champion)」と呼ばれるキャラクターたちを操作し、仲間と協力して相手陣地にあるターゲット(拠点)を破壊することが目的。
本ゲームの特徴として、プレイ感を他のゲームで例えるのが難しいことが挙げられる。まずはプレイ動画を見るか、実際にプレイしてみることをお勧めする。敢えて例えるなら、「対戦型聖剣伝説3」と言ったところだろうか。「ラグナロクオンライン」の攻城戦等、2D系MMORPGの対人戦が一番近いかもしれない。
丁寧なチュートリアルやAIを相手にした練習戦はもちろん、自分の腕(レートポイント)によって自動的にマッチングされるシステムを取っており、RTSやDotAをプレイしたことのない初心者にもおすすめ。
このゲームは課金によって強さに差が出ることは一切無い。このゲームの課金はchampionを購入したりchampionのskinを購入したりするものである。championは全て無課金で入手可能なので安心。
対応言語は現在は全て英語である。英語はちょっと・・・という人もいるかもしれないが、使われている言葉自体はあまり難しくない上、日本語Wikiなどを見れば基本的な情報は載っているので、プレイの上で特に問題はないだろう。
現在ではチャット・インタフェース共に日本語化されている。
ちなみにこのゲームの開発者に日本のサブカル好きがいるためか、東方ネタやゼルダネタなどのアイテムが存在する他に、ハルヒダンスを踊るchampionもいるらしい。
ゲーム開始直後、まずプレイヤーが操作する全てのチャンピオンはレベル1からスタート。敵陣地から湧いてくる雑魚キャラ「ミニオン(Minion)」を倒してレベルアップしつつお金を稼ぎ、装備を揃えていく(ミニオン以外にも「中立クリープ」と呼ばれる特定の場所に配置される敵もおり、中には倒すと強力な支援効果(バフ)を与えてくれるものもいる。なお、敵チャンピオンを倒すとより多くのお金がもらえる)。
チャンピオンの最高レベルは18までで、装備は魔法や打撃ダメージを高めるもの、防御力やHPを高めるものなど多種多様なものが用意されている。
このミニオン達と進軍しながら自分のチャンピオンを育てていき、最終的に敵の拠点を破壊すると勝利となる。
League of Legendsには個性的なチャンピオンが存在し、それぞれのチャンピオンに得意分野がある。
「魔法使い達の代理戦争として、英雄を召還して戦わせる」という世界観のため登場する種族も豊富であり、人間型は勿論のこと、怪物、幼女、忍者(4名)、サムライ、ロボット等多岐に渡る。
wikiに各チャンピオンの詳細が画像付きで紹介されているので眺めているだけでも楽しい。
種類 | 内容 |
---|---|
アサシン (Asssasin) |
暗殺者。奇襲または瞬間的に大ダメージを与えるのが得意。 瞬発火力が高く単体に対して威力を発揮する。序盤中盤では主力となるが集団戦が苦手なchampionが多く、後半は失速しやすい。 代表的なチャンプ:Akali、Katarina、Talon、Yasuo、Zedなど。 |
ファイター (Fighter) |
前線にとどまれるタフさと攻撃力を両立している。 継戦能力が平均して高く、tankと一緒に前線で戦うが、最近では純tankよりも攻撃力と防御力を両立(Off-Tank)しているchampionを2人程前線で戦わせるのがよく見られる。 代表的なチャンプ:Garen、Darius、Riven、Fioraなど。 |
メイジ (Mage) |
AP(魔法攻撃力を高めるステータス)を使って魔法ダメージを与えることを得意とする。 敵全体に大ダメージを与えることが得意なmageや敵単体に大ダメージを与えることが得意なmageがおり、序盤終盤にかけて安定して高い火力を誇る。 また、Stun(気絶)やSnare(束縛)、Silence(沈黙)といったデバフを何かしら持っているMageが多い。ただし、防御力や逃げ性能に乏しいchampionが多く、ゲーム全体を通して非常に狙われやすい。 代表的なチャンプ:Ahri、Annie、Lux、Ryze、Veigarなど。 |
マークスマン (Marksman) |
AD(物理攻撃力を高めるステータス)を使って遠距離から物理ダメージを与え、ゲームの中核を担う。射手。 旧分類ではCarryと言う名前で分類されていた。このため、現在Marksmanは一般的にADC(=AD Carry)という呼称で呼ばれることが多い。 基礎ステータスが低く、序盤は弱いが装備がそろうと強力な火力を叩き出す後半の主力。 試合が劣勢でもADCが育てば逆転可能であるため、優先的にfarm(minionや中立クリープを狩り、お金を稼ぐ行為)を行う必要がある。 代表的なチャンプ:Ashe、Caityn、Sivir、Tristana、Urgotなど。 |
サポート (Support) |
支援を得意としており、味方を回復したり攻撃力を上げることが得意。 基本的に火力は低いので序盤から終盤まで一貫して仲間の支援を行う。 仲間を回復したり、ward(一定時間設置した場所の視界を見ることができるアイテム)を置いたり、足止めスキルを使って仲間を助けたりするので実は非常に重要な分野である。 装備依存度が低いためADCと一緒のレーンに行きADCを守り、援護するパターンが多く、試合が終わってもsupportのminionを倒した数は非常に少ないことが多い。ADCはワシが育てた。と胸を張って良い 代表的なチャンプ:Alister、Blitzcrank、Janna、Sorakaなど。 |
タンク (Tank) |
戦車のように硬く、チームの盾となる。 高めの防御ステータスや防御的なスキルを持ち、Fighterとともに前線に立ちチームを敵の攻撃から守る。 集団戦ではまず放置されてしまうのでいかに自分に攻撃を向けさせるかが重要となる(スロウやスタンを用いて敵を物理的に妨害したり、立ち位置に気を使ったり…) 初期では必須の存在だったが、2015年時点でのメタ(流行り)では、攻撃と防御の両立が出来るファイターに人気を取られ、やや下火のビルドタイプである。 このように、シーズンによって有効な戦術やバランスがガラッと変わるのもLeagueの面白みである。 代表的なチャンプ:Cho'gath、Dr.Mundo、Sion、Singedなど。 |
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最終更新:2024/12/23(月) 10:00
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