阪神が誇った最強の中継ぎ陣を、スポーツ紙が略する+愛称を付ける意味で名付けられた。Jがジェフ・ウィリアムス、Fが藤川球児、Kが久保田智之。何の偶然か3人とも投手にしては珍しい打席の立ち方をする選手であり、ジェフは球界でもまず見られない左投げ右打ち、藤川は公称右投げ左打ちだが、利き腕の肩の死球防止のために実際はスイッチヒッター、久保田は藤川と同じく死球による怪我の防止のために右打ちにしているが、本来はスイッチヒッターであった。
2005年頃以降は、7回、8回、9回をそれぞれJFK(順はK→J→FやF→J→Kなど。後に藤川が9回で固定された)に割り当てることで、「阪神戦は6回までで攻撃終了」と言わしめる活躍を見せた。
特に本拠地・甲子園で流れる藤川のテーマ「every little thing every precious thing」は「終戦のテーマ」としておなじみで、リードされて9回表を迎える相手チームはこの曲に大いに恐怖したという。
2005~2007年にかけてJFKは不動の地位を築くが、ジェフ・ウィリアムスの怪我による戦線離脱が響き、2008年頃からはじわじわと衰退。最初にジェフ・ウィリアムスが2011年に引退し、2012年オフ、藤川球児がメジャーへ移籍。残る久保田は調整を続けていたが、中継ぎとしても精彩を欠き、行方不明状態に。こうして鉄壁を誇った「JFK」は崩壊してしまった。
2005年から2007年の全盛期には前述の通り嵌まればほぼ打ち崩すことが出来ないと評されたが、一方で先発ピッチャーを(調子が良くても)早々に降板させてJFKを使うことも多く、結果JFKの酷使を招き、久保田のシーズン90試合登板というNPB記録を作ってしまったり、逆にリードされている展開でJFKを出し惜しんだ結果ビハインドが膨らむ(33-4)こともあり、岡田監督(当時)が批判される要因の一つにもなっていた。また、酷使からかシーズン終盤に失速することも多く(特に藤川)、阪神がポストシーズンに弱い要因の一つと挙げられることも多かった。
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最終更新:2024/12/23(月) 23:00
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