gleeとは (グリーとは) [単語記事]

glee（グリー）とは、

英語で「大喜び」「歓喜」を表す名詞。
主にアメリカの高校、大学などで、合唱のパフォーマンスを行う部活動「glee club」とも言う
2.のglee clubを題材としたアメリカのドラマ

本項では3.のテレビドラマについて解説する。

概要

「glee（グリー）」は、2009年2 0世紀フォックステレビジョンで放送開始された
アメリカのテレビドラマシリーズ
 ジャンルは、ミュージカル、コメディ、ドラマ

本作の魅力の一つは音楽
 ミュージカルナンバーに、映画のテーマ曲等、幅広いジャンルから厳選した楽曲が盛り込まれている。

タイトルの「glee（グリー）」は日本で言うところの合唱だが、このドラマで描かれるのは
直立不動で歌う合唱ではなく、歌やダンスで魅せるパフォーマンス要素の強い
「Show Cho ir（ショウ・クワイアー）」である。

2010年、2011年にゴールデングローブ作品賞（ミュージカル・コメディ部門）を受賞

「glee（グリー）オフィシャルサイト」より改変

2014年現在、シーズン5までが放送されており、2015年のシーズン6をもって完結する予定。

あらすじ

オハイオ州の田舎町にある架空の学校、マッキンリー高校。
かつてはglee部に在籍し、全国大会で優勝した経験を持つスペイン語教師ウィルが
今やはみ出し者の巣窟となり、廃部危機を迎えてたglee部の再生を目指し
新生glee club「ニュー・ディレクションズ！」の顧問となり、
各種マイノリティー揃いの部員達と共に、地区大会や州大会を目指していく・・・・・。

主な登場人物

※ネタバレを含んでいるかもしれないので注意

マッキンリー高校教師

ウィル・シュースター（マシュー・モリソン）　S1～
　マッキンリー高校グリー部出身のスペイン語教師にして、グリー部顧問
スー・シルベスター（ジェーン・リンチ）　S1～
　チア部の顧問。ウィルとグリー部に嫌がらせをし、グリー部の予算を狙っている。
エマ・ピルズベリー（ジェイマ・メイズ）　S1～
　極度の潔癖症のスクール・カウンセラー
フェギンズ校長（イクバル・テバ）　S1～
　マッキンリー高校の校長。常に予算に頭を悩ませている。
ケン・タナカ（パトリック・ギャラガー）　S1
　アメフト部のコーチ、エマに好意を寄せている。　
シャノン・ビースト（ドット＝マリー・ジョーンズ）　S2～
　ケン・タナカに代わって、アメフト部の教師に就任した女性教師。

ニュー・ディレクションズ！

レイチェル・ベリー（リア・ミッシェル）　S1～
　グリー部一番のシンガーで、スターを夢見ている。
　歌の実力は誰もが認めるほどだが自尊心が強く、それが原因で回りを苛立たせることもしばしある。
　男性の同性愛を罪と定義するユダヤ系でありながら、代理出産でゲイカップルの元に生まれる
　実の母親が誰なのか知りたいと思っている。
フィン・ハドソン（コリー・モンティス）　S1～S5
　人気者のアメフト部クォーターバック。
　シャワーを浴びながら歌っているところをウィルに見られ
　説得されて、グリー部とアメフト部を掛け持ちすることになった。
　軍人だった父親を湾岸戦争で亡くしており、母親と2人で暮らしている。
　ダンスが苦手だが、ドラムは得意。
　なお、フィン・ハドソン役のコリー・モンティスはS5放送直前に急逝したため、
　S5で追悼エピソードが描かれている。
カート・ハメル（クリス・コルファー）　S1～
　ハイトーンボイスが持ち味のゲイの少年。幼いころに母を亡くし、父子家庭で育つ、
　近隣で唯一ゲイをカミングアウトしている　
　いじめが原因で、一時期、ダルトン・アカデミー高校へ編入し、グリー部員のブレインと知り合う
　その後、いじめ問題が解決し、マッキンリー高校へ戻ってくる。
ブレイン・アンダーソン（ダレン・クリス）　S2（サブ）　S3～
　シーズン2からサブキャラクターとして登場、ダルトン・アカデミー高校の
　ウォーブラーズのリードとして活躍、ゲイを公表している数少ない人物であり
　カートにとっての最高の話し相手、シーズン3から、カートの為にマッキンリーに転向してくる
メルセデス・ジョーンズ（アンバー・ライリー）　S1～
　レイチェルと共に女性リードの双璧をなす黒人の女生徒。
　グリー部ではリードをとらせてもらえない事に対しいらだちを覚えている。
アーティ・エイブラムス（ケビン・マクヘイル）　S1～
　子供の頃の事故により脊椎を損傷、車椅子に乗っている。
　ギターが得意で男性リードを務めることもある。
ティナ・コーエン＝チャン（ジェナ・アウシュコウィッツ）　S1～
　人と深く関わる事を避けるために、吃音症のふりをしていた、アジア系の女生徒
　しばし、女性リードを務めることもある
クイン・ファブレー（ディアナ・アグロン）　S1～
　美人で成績優秀なチア部のスター、
　当初はスーの命令でグリー部にスパイとして潜入していたが、大会を目指すうちに仲間意識が芽生えてくる。
サンタナ・ロペス（ナヤ・リヴェラ）　S1～
　チア部に所属しており、クインと共にスパイとしてグリー部へ入部した。
　毒舌家でズケズケとものを言う一方、撃たれ弱く泣き虫な面もあり、こっそりブリトニーに慰めてもらっている。
ブリトニー・S・ピアース（ヘザー・モリス）　S1～
　チア部に所属しており、クインと共にスパイとしてグリー部へ入部した。
　ダンスは上手いが、とても頭が悪く、いつも突拍子もない言動をする。
ノア・パック・パッカーマン（マーク・サリング）　S1～
　フィンの親友。アメフト部に所属している。
　かなりの不良でグリークラブ生徒をイジメていた
マイク・チャン（ハリー・シャム・ジュニア） S1～
　アメフト部に所属するアジア系の男子生徒、ダンスが得意
ローレン・ザイゼス（アシュリー・フィンク）　S2
　シーズン2で、大会の人数合わせの為に入部した体格の良い女生徒、レスリング大会で優勝したこともある。
サム・エヴァンス（コード・オーバーストリート）S2～
　シーズン2で、父親の転勤の為、マッキンリー高校に転校してきた男子生徒、アメフト部とグリー部に所属