販促期間とは、販売促進期間の略である。
一般的には販売を促進している(サービスの)期間全般のことを指すが、この記事ではアニメや特撮における販促期間について記述する。
低年齢層アニメ(ホビーアニメ)やTV特撮のメイン収入源は玩具販売であり、しばし番組のことを「30分のおもちゃのCM」と揶揄される程である。
子供たち(と大きいお友達)に玩具を買って貰うにはフィギュアならキャラクター・玩具ならそのオブジェクトを劇中に出して、カッコよく・可愛く・強く・美しくetcと活躍させて兎に角興味を持って貰えるアピールをするのが重要。勿論、1つの玩具だけを1年間販売する訳では無く、複数の玩具を販売する事が基本である。
しかし、全ての玩具を平等に常に活躍させ続ける事は物語上不可能であり、売り場も圧迫するのでその玩具が販売前後から数話(数週間)の間で大活躍させる事で印象づけて購入を促すという構成が良く見られる。
そうした大活躍して制作側に玩具を売る気概が見られる期間を視聴者の間ではしばし「販促期間」と呼ばれている。
(特に玩具はあまり買わない)大きなお友達的にはストーリー上不自然だったりするので揶揄的な使われ方もするが、その層からも「キャラクターや新フォームの最低一回以上の活躍の保証」という面で評価されている。
なので、販促やその補正がおざなりになりがちな劇場版やVシネマ(チケットや円盤予約段階に同梱玩具を売るので本編の活躍があまり影響しない)や大人向け作品では上記の「保証」が適応されず活躍があまりしなかったりするので「ちゃんと販促しろ」と批判が上がる事も多い。
販促期間に入ったキャラクターやオブジェクトには期間中は毎回登場し、既存のキャラクター・オブジェクトより明らかに強い・凄いと初登場時は特にそう評され印象にも残る。
これが余りにも露骨な事(設定に対して強すぎる・後の描写と比べて凄すぎるなど)があるので実際の評価に販促期間ということで上乗せされている様に見える=補正がかかっていると感じられる為、「販促補正」と呼ばれる。同時に初登場時は「初登場補正」追加戦士なら「追加戦士補正」が発動している。
逆に玩具が出ないキャラクターやオブジェクトの場合は販促期間というものが存在しないので販促補正もかからず、例え初登場であっても活躍が出来ない・アピールがされないという事もよくある。
が、たまに販促期間であるにも関わらず販促補正が働かないという場合もありその場合、後述するが今後も活躍の場はほぼ無い為、視聴者から弱い・凄くない・印象が薄いという扱いをされがち。
販促補正は時間がたてばいずれはきれるものだが、敗北したり、地面を転がるようなダメージをうけると露骨に寿命が縮まる…気がする。
販促期間が終わると販促補正が切れるので登場頻度や活躍は他と同等ぐらいになり最終的には劇中からフェードアウトするか、次の販促期間のキャラクターやオブジェクト踏み台(かませ犬)になることもしばしば。(最も自らも何かを踏み台にしてる事が殆どだが)
逆に次の販促期間に入っても強さや凄さを保っていられる場合は視聴者から強い・凄い扱いされやすい。
因みにキャラクターやオブジェクトだけでなく番組自体にも適用される事もあり、仮面ライダーシリーズでは「最強の主役仮面ライダーは今やってる(先行/現行/最新)ライダーの主役」と言われる事もある。
個別の販促期間が過ぎた後も、大きな商戦時期には古いアイテムもフューチャーされる事もある。特にスーパー戦隊シリーズでは12月のクリスマス商戦に向けて巨大ロボの集合する回があるある。
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最終更新:2025/01/11(土) 06:00
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