神楽ちづるとは (カグラチヅルとは) [単語記事]

神楽ちづるとは、格闘ゲーム「THE KING OF FIGHTERS」シリーズに登場する人物である。

初出場は「KOF'96」。同作では中ボスで、ストーリー上の大会主催者でもある。

プロフィール

格闘スタイル：神楽流古武術
出身地：日本
誕生日：6月26日
身長：169cm
体重：52kg
スリーサイズ：B85 W57 H84
血液型: AB型
趣味：寝ること、バイクレース
大切なもの：飼っている文鳥のチーちゃん
好きな食べ物：辛いもの（酸味の効いたもの）
嫌いなもの：理不尽なこと
得意スポーツ：バイクレース（趣味も兼ねている）
声優：
- 斉藤亜紀子（'96 - '98）
- 須川由紀子（2003）
- 大原さやか（XV、KOFAS）

概要

三種の神器のうち八咫の鏡を守護する八咫一族。「神楽」はオロチ一族から正体を隠すための仮の姓である。とても肩幅が広い。八咫の鏡は代々双子の女性が守護しているが、双子の姉・マキがゲーニッツにより殺害されてオロチ封印のバランスが崩れてしまう。オロチ復活を阻止するために草薙・八神の両名と接触した。ゲーニッツを呼び寄せるためにKOFを主催し、自身は決勝戦でプレイヤーを迎え撃つ。

後に「KOF2003」で突如KOFを主催し、草薙・八神の両名を焚き付けてチームを組んで出場するが、それは三種の神器を狙う「遥けし彼の地より出づる者」に操られてのことだった。結果的に彼らがオロチの封印を解くことを許し、自身もアッシュ・クリムゾンに力を奪われ戦線離脱した。

年齢は京と庵より年長の22歳で、年齢のわりに落ち着いていて気品があるが決して大人っぽくない（公式設定）。実際は二人より余程まともな人だが、本筋以外でかなり抜けているところもある。

あと、すっごい肩幅が広い。

性能

「八咫流古武術」という、自分とそっくりの幻影と共に戦うスタイル。

前方空中から虚実織り交ぜながら相手を揺さぶる戦法で戦っていく。技はどれもそこそこのリーチがあるものの、密着されると当たらない。相手との間合いが重要となるため、上級者向けのキャラである。

「'96」では対空技の「百活・天神の理（てんじんのことわり）」がバグかと見間違わんばかりに多段ヒットするため、迂闊に飛び込むと痛い目を見る。プレイアブルになってからは大幅にダウングレードされ、いまいち当てにくい対空技になってしまった。

超必殺技のひとつ「裏面八拾伍活・零技の礎（れいぎのいしずえ）」は、相手にヒットさせると、一定時間特殊・必殺・超必殺技を使用不能にする珍しい効果を持つ。

三種の神器チーム

「草薙の拳」を持つ草薙京、「八尺瓊の勾玉」を守護する八神庵、そして神楽ちづるの3人でチームを組むと特別なエンディングを迎える「三種の神器チーム」となる。「'96」（アーケード版でちづるは使用不可だが家庭機版では可）、「'97」ではオロチ編のストーリー上重要な点が描かれている。特別演出で赤い炎を使う庵は必見である。後年の「2003」「XV」では三種の神器チームでのエントリーとなった。