海東大樹とは (カイトウダイキとは) [単語記事]

海東大樹とは、特撮ドラマ『仮面ライダーディケイド』の登場人物で、仮面ライダーディエンドに変身する泥棒である。

僕の概要、荒しちゃだめだよ?

門矢士のことを知っている謎の男。
自称「トレジャーハンター」(やってることは強盗まがいのコソドロ)であり、各世界のお宝を狙っている。

かつては「ディエンドの世界」でローチの手下の仮面ライダー捕獲部隊の一員だったが、洗脳された兄を救うために組織を脱退。
その後大ショッカーに忍び込んでディエンドライバーを盗んだ。

基本誰ともつるまない性格だが、仲間思いなところもある。

前半では普通に物語のジョーカー的存在だったが、話が進むにつれてどんどん士を意識していくようになり、同性愛者と取られても仕方のない発言を繰り返し、ファンからは「ゲイ東ホモ樹」の汚名を着せられる等散々な目にあっている。

士とユウスケのことは呼び捨て(本編ではユウスケを呼ぶシーンは無いが、HBVではユウスケ呼び)。
夏海のことは士が夏みかんと呼ぶのに対し「夏メロン」と呼んでいる。
鳴滝のことを「鳴滝さん」と呼ぶ等彼を知っているようだったが、結局終盤までその真相が明かされることはなかった。

実は士のナマコ嫌いは彼のせい。
昔大ショッカーに潜入した際、食料庫のナマコを盗んで食べた結果腐っていたナマコであり、それ以来ナマコ嫌いになったらしい。
海東のナマコ嫌いが士に移った理由は「僕の嫌いなものを君にあげた」とのことだが、それだけではさっぱりわからない。

仮面ライダーディエンド[|i|i|]

身長：194cm
体重：88kg
パンチ力：6t
キック力：8t
ジャンプ力：ひと飛び30m
走力：100mを5秒

彼が劇中で変身する仮面ライダー。モチーフはバーコードとアオスジアゲハ。
ほかのライダーを呼び出すことができ、基本的にライダーを召喚して戦う。

見た目どおり銃撃戦が得意であり、基本的な登場の仕方はお宝を巡って戦場の近くを通りかかり変身。
適当にライダーを召喚して戦場を引っ掻き回し士にホモ臭いことを言ってアタックライド・インビジブルで逃げる…といったパターンが多い。

ディエンドライバーは大ショッカーのものだったので、もしかするとディエンドも世界の破壊者になっていたのかもしれない。

物語後半で鳴滝に「パワーアップカード」なる背景が黄色いカメンライドカードを貰い以後はそれで変身しているが、具体的に何がパワーアップしたのかは全くわからない。

なお、「ディケイド」本編では専用バイクを持っておらず、OPでも士とユウスケがバイクで走り去る横で自分の足で走るシーンがあったため、『超スピンオフ』で盛大にネタにされた。
後の『オーズ・電王・オールライダーレッツゴー仮面ライダー』では一瞬だが、この『超スピンオフ』のオチである「調光室でマゼンダがシアンに見える状態に置かれたマシンディケイダー」を基にした専用バイク「マシンディエンダー」に乗っている姿が確認できる。

『仮面ライダージオウ』出演時にはディケイド同様、ネオディエンドライバーVer.としてスペックが大幅に向上していた。

身長：194.0cm
体重：88.0kg
パンチ力：24.5t
キック力：36.4t
ジャンプ力：ひと飛び48.2m
走力：100mを3.1秒

コンプリートフォーム

身長：201 cm
体重：107kg
パンチ力：14t
キック力：16t
ジャンプ力：ひと飛び60m
走力：100mを3.5秒

劇場版『超電王トリロジー EPISODE YELLOW』に登場したディエンドの強化変身体。
ディエンド用ケータッチは時間警察の下で保管されていたが、同組織所属の黒崎レイジにより海東へ譲渡された。
ディケイド同様、ケータッチのライダーマークを順にタッチしていき、最後にFのボタンをタッチすることで強化変身する。

額にはコンプリートフォームのカードが飾られ、胸には歴代作品で死亡した劇場版オリジナルライダーのカードが貼ってあり、本当の意味で「遺影フォーム」となっている。
なお、「電王の世界」で初起動したためか、カードには劇場版電王のオリジナルライダーが含まれておらず、代わりにスカルが入っている。

この状態で放つディメンションシュートは、カード型エネルギーが緑ではなく金色であり、カード絵柄も主人公ライダーではなく劇場版オリジナルライダーのものとなる。
また、「アタックライド・劇場版」のカードでG4・リュウガ・オーガ・グレイブ・歌舞鬼・コーカサス・アーク・スカルの8体のライダーを同時召喚し、ディエンド含めた9人での同時必殺技を相手に叩きこむことができる。海東いわく「スペシャル大サービス」とのこと。
なお、これはディケイドコンプリートフォームの「アタックライド・てれびくん」と同様かつ対になる能力である。

名言・迷言

まだ食べられないんだ?ナマコ。
すっげぇ、お宝の山だよ～!
これは大したお宝だ。
デンライナーをクレッ♪
素晴らしい! なんとしても手に入れよう。
見えなきゃ、倒せない。
すっごく、欲しい。
やる気さえあれば、不可能なことなんて、この世には無いと思うけど。
まずは動かないとね。動けば何かが始まるさ。
受け継ぐのは鬼の力だけじゃない。ヒビキって人の魂を受け継ぐ事なんだ。
言っておくけど、僕は君よりもずっと前から、通りすがりの仮面ライダーだ! …覚えておけ。
そんなにナツメロンが大事か?
今度は、ちゃんと僕を見ていてくれないか?
嬉しいよ士、ちゃんと僕を見ていてくれて。
士に手出しするやつは、僕が倒す! …覚えておきたまえ。
行くなと言っているだろう! 君を倒せるのは…僕だけだ。その最高のお宝を横取りされたくはない。
士は世界を頂こうとしてたってのに、こんなのショボいの…いらねーよ。(ショッカーマスクを投げ捨てた際の一言)
つーかさっ☆、次はどこの世界に行くの?
確かに紙くずだ。僕にとっても。だが、誰かにとってはお宝かもしれない。
もともと君に渡されることはなかったかもしれないが、僕のせいで永遠に失われたものだ。
お宝は、決して失われてはならない…！