『導師』とは、
である。
法会や集団礼拝における信徒の動作を揃える音頭取りや、葬儀時に死者の霊を弔い鎮めるのが導師の役目。
特定の神仏への信仰心があり、礼拝の作法を心得ている人望家ならだれでも良い。
ファイナルファンタジーIIIにおいて、終盤土のクリスタルから手に入るジョブの一つ。
白魔道士の上位職で、クラス8の魔法が使いこなせるのが特徴。
しかし、黒魔法のスペシャリストであるはずの魔人と同じように、その後すぐ手に入る賢者のおかげで使う機会があまりないジョブの一つでもある。
そんないまいち報われないジョブの導師であるが、その最大の特徴はなんといっても猫耳にある。
ファミコンのドットながら、萌え要素を先取りしたようなその愛くるしいデザインは多くのプレイヤーの人気を呼び、2ちゃんねる等でのコミュニティは今も賑わいをみせている。
このデザインを考えたのはサガシリーズの生みの親、河津秋敏氏らしい。
各ジョブが平準化したため賢者の下位互換ではなくなり、全ジョブ中最高の「精神」を持つ回復の専門家となった。
白魔道士と比較した場合、下位レベルの魔法の使用回数こそ僅かに少ないが上位レベルの回数が多く、レベル8の魔法が使用でき「精神」を初めとしたステータスはほぼ上位互換となっている。賢者と比較すると、白魔法しか使えない分魔法の使用回数が多く、また精神が高いため回復量が多い。
攻撃面は本体より寧ろ杖や棒の仕様変更の影響を受けており、ルーンの杖のブリザガは無くなったものの、炎/氷/光の棒が装備可能となり、これら棒の効果変更によりラ系魔法三種が導師自身の知力で使用可能である他、長老の杖の効果がケアルからケアルラに強化されたため単体回復であれば無限に可能となっている。
これらの変更や、敵数減少などによって攻撃魔法が弱くなったことが寧ろ有利に働き、余程の攻撃偏重でない限りはメインの回復役として殆どの場合最終パーティに起用される優秀なジョブとなっている。
アルクゥ、レフィアがFC版おなじみの猫耳フードを装着しており、ルーネス、イングズは猫耳フードを被っていない(アルティマニアで、キャラデザの吉田明彦氏が「彼らはフードを被るのを嫌がっている」と言っている)。
ファイナルファンタジーVには導師というジョブは登場しないが、主人公バッツの仲間であるクルル・マイア・バルデシオンの白魔道士のデザインは赤色の服に白い猫耳フードという、まさに導師そのものだったりする。
Final Fantasy Tactics A2 封穴のグリモアには「導士」というジョブ名で登場。クエスト(その名も「おっきなネコ!?」)で、通報者やモンスターからぬこと勘違いされている導士ロイを助けるとこのジョブを入手できる。
今回は回復の専門家ではなく変型魔法戦士であり武器は本となっており、成長率もこれに準拠する。
固有のアビリティ「大魔法」はラ系黒魔法とケアルラ、エスナ、レイズとこれだけでは中途半端感が否めないが魔法を当てた相手をすかさず武器で追撃するマジックバーストという強力なアビリティを習得できる。
この技は、連続魔同様魔法でさえあれば違うアビリティでも使用できる上、魔法の種類によらず、魔法が当たった敵全てをどこにいようが武器で殴るためこれで幻術を放つと恐ろしいことになる。
せっかくヒロインのアデルがぬこ属性なのにアーツがマジックバーストの対象外なのが物凄く悔やまれる。
導師(白魔道士)のイメージが180度変わる、FF3の一人旅プレイ『FF3白魔(導師)一人旅』(撲殺白魔ポロムちゃん)が有名。
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最終更新:2024/12/23(月) 23:00
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