宗谷(列車) 単語

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ソウヤ

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宗谷(そうや)とは、JR北海道列車名である。ここでは便宜上「サロベツ」に関しても取り扱う。

概要

キハ261系特急「スーパー宗谷」
キハ261系 特急「スーパー宗谷」
KiHa 261 Series ”Super Sōya”

宗谷」は1960年準急としてデビューした列車で、札幌駅と最北端のである稚内駅を結んでいる。

1961年急行となり、1992年に「宗谷」の一部が急行サロベツ」として分離される。

その後JR北海道や沿線自治体などが出資して設立した第三セクター北海道高速鉄道開発体とする、宗谷本線旭川駅 - 名寄間の高速化改良事業が完成し、2000年ダイヤ改正より「スーパー宗谷」としてキハ261系気動車を投入。所要時間は大幅に短縮された。

2017年ダイヤ改正では車両繰りの関係から、特急列車の再編が行われ、それまで札幌駅 - 稚内駅間を3往復運転していた特急のうち2往復を旭川駅 - 稚内駅間に短縮。

引き続き札幌駅 - 稚内駅間で運行される1往復の称を「宗谷」、短縮された旭川駅 - 稚内駅間の称には「サロベツ」が転用され、全てキハ261系気動車での運転となった。

宗谷は1日1往復運転され、所要時間は5時間弱。サロベツは1日2往復設定され全列車旭川駅特急ライラック」と対面乗り換えで接続する。
その他、半室グリーン車があるが、増結車両の都合上半室グリーン車が2両の場合がある。同じ合造を2両つなぐ列車しいのではないだろうか。なお5000番台(イベント編成)ではグリーン車がないので注意。

編成は基本4両編成で、増結時は6両まで増結される。利用者の多い期間は混雑が特に酷く、常時6両での運転要望が地元自治体から出される事態となっていた[1]...のだが、その後は過疎化の波が押し寄せ利用客は減少、存続が危ぶまれている。

宗谷サロベツで使用されているキハ261系には体傾斜装置があり、路線改良が行われた宗谷本線旭川駅 - 名寄間で使用されていたが、メンテナンス体勢強化のため2014年8月30日ダイヤ改正より体傾斜装置の使用を停止し、後に撤去された。(名寄以北は未改良の為使われておらず、最高速度95km/h)。

なお、宗谷カムイライラックオホーツクの4列車によって札幌駅 - 旭川駅間の特急は多くの時間帯で30分に1本程度の割合で運行されている。

運行データ

関連動画

関連商品

関連項目

稚内駅を発着した定期優等列車名(左から登場順・下線付きは現在未使用)
利尻 - 宗谷 - 天北 - 礼文 - サロベツ - スーパー宗谷

脚注

  1. *北海道新聞2012年平成24年2月28日 16版 23面[道北] 特急 常時6両運行を
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