双子座のサガとは、車田正美の漫画『聖闘士星矢』及びそれを原作とするアニメの登場人物。
黄金十二宮編、冥王ハーデス編に登場。
ジェミニサガ | |
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年齢 | 28歳 |
身長・体重 | 188cm・87kg |
誕生日 | 5月30日 |
血液型 | AB型 |
出身地 | ギリシア |
修行地 | ギリシア・聖域 |
守護星座に双子座(ジェミニ)をもつ、黄金聖闘士(ゴールドセイント)の一人。
聖域・アテナ神殿へ通じる十二宮が第三の宮、双児宮を守護する。
担当声優は複数いるため、後述する。
射手座のアイオロスと並び称された、黄金聖闘士の筆頭格。
アイオロスが反逆者の汚名を負う少し以前に、聖域から姿を消したとされる。
その正体はアテナに背いた黄金十二宮編のラスボスであり、
冥王ハーデス編前半の主人公(の一人)でもある、
善と悪の二つの人格を持つ聖闘士。
海皇ポセイドン編で初登場となるカノンは、双子の弟。
瓜二つの容姿だが、原作では爪の形状、OVAでは髪の色で描き分けされている。
通称、悪サガ・黒サガなど。
双子座の黄金聖衣、そのマスクの片面が象徴する、悪の側面である。
この人格の時には、眼が真っ赤に染まり、髪の色が黒に変わる(アニメでは灰色)のが特徴。
原作では、物語開始時点の13年前、アイオロスが教皇に指名されたことが契機になって発現。アニメではカノンが悪を囁き続けた結果、植え付けられたとされる。
自身の悪心に気付いた教皇シオンをスターヒルで殺害し、続いて赤子の女神も手に掛けようとした。間一髪アイオロスに阻まれるも、逆に彼に罪を着せ放逐。教皇を僭称し、聖域を掌握した(※1)。
彼の統治は、後述する善の人格のおかげもあってか、その慈悲深さを慕われる一方、氷のピラミッドを作らせたり綺麗なお姉ちゃんたちを侍らせたり自分のお風呂を覗いた側仕えの男を手打ちにしたりと、年月の経過とともに奇行も徐々に目立ちはじめ、自分に逆らうものを容赦なく処断するなど冷酷な一面も見せていた。
しかし筆者思うに、彼が犯した女神に対する最大の冒涜は、神聖な聖衣を生まれたままの姿で装着したこと(※2)である。露出度が極めて低い双子座の聖衣ゆえに、何とかなってしまった暴挙であった。
こんな悪の人格であるが、彼の行動理念は「地上をハーデスやポセイドンから守る」ことであった。
聖域からアテナを排除したのは「赤子(あるいは13歳の小娘)では地上の平和は守れない」=「力なき正義は無力である」という考えと、「自分には地上を守るだけの力がある」という強烈な自負心によってであった。
そして、幾度も敵陣に単身突っ込む沙織お嬢さんや、聖域やら冥界やらでの双子座無双を見て、
案外この論理が間違ってないような気がしたら、それはあなたが大人になってしまった証拠である。
(※1)TVアニメ版ではここの図式はややこしいことになっており、サガは教皇シオンを暗殺したものの、シオンの弟のアーレス(アニメオリジナルキャラ)が教皇を継ぎ、物語開始時点になってからサガがアーレスを殺害し、アーレスに成り変った…ということになっている、らしい。
放映当時、アニメが原作に追いついてしまったため、こうした錯綜が起きたようであるが、ややこしいが故に世間では大体「教皇アーレス」と言えば「悪のサガ」という認識で本物のアーレスの存在は脳内スルーされている。そして、OVA版でも本物のアーレスの存在はスルーされた。哀れアーレス。
(※2)一応弁明しておくと、サガの法衣を破ってすっぽんぽんにしたのは、星矢(の流星拳)である。 だが、そのシーンがあまりにもあまりなインパクトであったこと、それ以前にもサガの裸絡みで強烈なシーンが存在し、「サガは脱いでなんぼ」という幻朧魔皇拳が打ち込まれてしまった人々も存在するのであった。 おいしいネタではあるが、記事をお読みの諸氏は、どうぞ適切な用量と用法を守ってご使用いただきたい。
通称、善サガ・白サガなど。
双子座の黄金聖衣、そのマスクの片面が象徴する、善の側面である。
アニメ黄金十二宮編では野島昭生、以降は曽我部和恭・置鮎龍太郎(二代目)が声を担当している。
どんなものにも分け隔てなく優しく、多くの人から慕われ、『神の化身』とまで呼ばれたという善の人格。
そのカリスマたるや、三十路近い成人男性にも関わらず「聖人」「清らかでやさしい」「天使」などと形容されるほどである。
しかし、女神と教皇の暗殺を唆す弟を黄金聖衣装着状態でフルボッコにした挙句、満潮時冠水仕様の岩牢にぶち込んだり、映画では腑抜けた主人公に喝を入れるべくギャラクシアンエクスプロージョンを叩き込んだりと、その指導精神は厳しいを通り越して、殺る気満々である。
黄金十二宮編では、表に出ていない時も、瞬に本気になりかけた悪の人格を宥めたり、星矢の異次元送りを妨害したりと影ながら助力。悪の人格が浄化された後は、アテナの前で罪を悔いながら胸を貫き自害した。
ちなみに、星矢が聖衣を勝ち取った際に訓戒したのもこちらのサガである。
冥王ハーデス編では、ハーデスよりかりそめの命を与えられて蘇り、冥闘士として聖域を襲撃。
皮肉にも、悪の人格が望んで為し得なかったことを、最も忌避していただろう善の人格が為すこととなった。
双児宮で星矢を迎え撃った双子座の聖闘士の正体。
厳密に言えば小宇宙によって遠隔操作された双子座のスタンド聖衣で、カノンも召喚可能。
アニメではネタバレ防止のためか森功至が担当した。視聴者からすれば既に色々バレバレなのでまさに声優の無駄遣いである。
見た目は、いわゆる黒い人が(バケツマスクも含めた)聖衣フル装備といういでたち。
肉体部分は幻影であるため、小宇宙を含めあらゆる物理攻撃が通用せず、黄金聖衣自体もそうそう破壊できるものでないため、よく考えると結構難敵かもしれない。
デジョン。抜け出ることの出来ない異次元へ敵を飛ばし、永遠に彷徨わせる技。
チート故に、実際に異次元に消失したキャラはいない。
読み方は「げんろうまおうけん」。相手の精神を支配する伝説の魔拳。
「相手の攻撃を受けると真の効果が発現する」といった、二段構えで仕掛けることも可能。
精神支配の技としては一輝の鳳凰幻魔拳と同等の威力とされる。
銀河の星々をも砕くと言う、双子座最大の拳。
交差した両手から放たれる小宇宙によって、文字通り銀河の星々が粉砕される、作中でも屈指の大技。おまけに、発動後に無効化された事例がほぼない。
ド派手なビジュアル、圧倒的な威力、真似のしやすいモーションと、双子座を星座カーストの頂点にたらしめたといっても過言ではない。
その他、
など、黄金聖闘士の中でも多彩かつ強力な攻撃手段を持っており、聖闘士の強さ談議においては、常に上位層に食い込む評価となっている。
黒幕として立ちはだかった黄金十二宮戦では、「当たらなければどうということはない」ではなく「当たってもどうということはない」という有様で、星矢の捨て身のペガサスローリングクラッシュでも一時的に気絶させたにとどまった。
結局アテナの盾の光で悪の人格が浄化され…という、試合に負けて勝負に勝つという結果に終わり、主人公側が打ち倒すことは叶わなかった。その格の落ちない絶望感ゆえに、ボスキャラとしては冥王ハーデスよりも印象深いという人もいる。
冥王十二宮編では同格の黄金聖闘士相手のため、さすがに苦戦する描写が見られたものの、小宇宙を絶った状態も冥闘士を圧倒するなど、端々で実力のほどがうかがえる。
ただし、「○○よりは○○の方が強い」という論争は、実に様々な解釈が存在し、リアル千日戦争を引き起こしかねない。動画などでのコメントは注意されたし。
調査中。
掲示板
58 ななしのよっしん
2021/11/17(水) 03:10:30 ID: 791+YeFcDa
皆、身近に多重人格の病気(精神科から診断済み)が居て
介護に苦労させられてる人への配慮ってものが無さすぎて多重人格を気軽に扱ってる
サガもその片棒を担いでしまっていた
だから病気ではなくて超常現象のせいにしよう
ハッピー?エンド
59 ななしのよっしん
2022/04/28(木) 12:59:38 ID: WXCHPfQh1V
原作、空洞体除いてマスクをきちんとつけているのがわずか2コマ。いくらなんでも聖衣がかわいそう。
デザインがアレなのは理解できるが…。
60 ななしのよっしん
2024/08/24(土) 18:44:26 ID: InRWX2dYdD
3つの技に同じ属性を感じられないし
星座との関連性も感じられない
異次元送りと洗脳という癖のある技が何故双子座に2つもあるのだろう
急上昇ワード改
最終更新:2024/12/23(月) 10:00
最終更新:2024/12/23(月) 10:00
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