別府競輪場とは (ベップケイリンジョウとは) [単語記事]

別府競輪場とは、大分県別府市にある競輪場である。正確な所在地は→ここ

概要

　別府市が主催・運営をしており、1950年 5月16日に開業、今年で開業64年となる。　記念競輪として「別府八湯ゆけむりカップ」が毎年5月頃に開催される(時期が変わる場合や特別開催年には開催されない場合がある)。　2005年にメインスタンドを改修。2012年に正門を新築し、早朝前売り発売所を併設。また、場内(正門を出て少し離れの場所)に全国43場で唯一の温泉施設があり、開催日・場外発売日は17：00まで無料で入浴できる。　託児所も備え、後述のCMの言を借りれば、『お子様連れでも安心して楽しめる』。　2012年より入場料が完全無料となった。指定席は300円、特別観覧席は1500円。マスコットキャラは「ゆー坊」。　実況アナウンサーは現在は日本写真判定社の社員の当番制となっている。

コース概要

　1周400m走路で、直線長59.96m。全国でも数少ない、レムニスケート曲線を採用している(通常はマッコーネル曲線が用いられる)。海に面しているためバックストレート側は風が強いが、統計的には比較的先行選手が優位となっている。

CM『別府競輪の男達』

　別府競輪のTVCM。　大分県の競輪選手たちと家族が出演し、各話ショートコント形式で展開されている。宣伝的に施設紹介やメッセージ的なものもあればお笑い的な要素や選手の悩み・愚痴など様々で、競輪選手の意外な一面を垣間見ることができる。　2008年にACC-CM フェスティバルで入賞、2011年の61周年記念大会において第2章が公開された。2014年に最終章として全28話を公開予定。
第1章(全14話)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第2章(全26話)

大分県選手

　39名の選手たちが活躍している(2014年 5月29日現在)。　上記のCMと併せて、主な選手を紹介する。(●から競輪の公式プロフィールに飛べる。)

大塚健一郎(82期)(●)：大分県選手で初めてS級S班に選出された。ドSである。Gパンが合わないのが悩み。
小野俊之(77期)　 (●)：2004年競輪グランプリ覇者。通称「おっぱい」
大竹慎吾(55期)　 (●)：オールドプレイヤー。ナルシストのようである。1章から2章の間に30kgの大減量を果たす。
安東宏高(90期)　 (●)：安東兄弟の弟(兄は英博(87期))。　どちらかというと父に似ている。最近結婚した模様。
木田庄太郎(71期)(●)：選手生活21年(第1章では15年)。嫁(クミさん)とは相思相愛。第2章では祖母と競演した。
萱島大介(99期)　 (●)：元プロ野球選手(阪神[2003-2006])の新鋭。赤星憲広以上の俊足といわしめていた。

交通アクセス

　JR 日豊本線別府駅もしくは亀川駅、別府国際観光港より照波園バス停へ向かうバスへ乗車(運賃は100 ～200数十円程度)。　車等の利用の場合は国道10号線を走り、公設市場前交差点を右折(日出方向からの場合)、上人ヶ浜交差点を左方向へ(市街部・大分方向からの場合)。　大分空港からは亀川駅前にゆくバスにのり、照波園に向かう路線バスに乗り継ぐ。　タクシー利用の場合は「(別府)競輪場へ」と。