ロアビィ・ロイとは (ロアビィロイとは) [単語記事]

ロアビィ・ロイとは、機動新世紀ガンダムＸに登場する架空の人物である。

概要

フリーのMS乗りで若くして伝説のガンダムタイプを乗りこなす凄腕の傭兵。後にフリーデンと専属契約する。18歳。愛機は重火器満載の火力型 MS ガンダムレオパルド及びガンダムレオパルドデストロイ。

見た目通り難破な性格で、各地に彼女がいるというチャラ男っぷりだが、いざ戦闘となると頼りになる男。こう見ててもアフターケアは欠かさない紳士的な面もある。また、目視でスリーサイズを見抜くという特技で、女性へのプレゼントを的確に選ぶことも出来るらしい。
本命の彼女がおり、賭けに勝って彼女からガンダムレオパルドを譲り受けたが、後に死んでいたことが判明している。

フリーデン内に自費で休憩室を開設するなど、何かと他人に対する気配りがいいところがあり、実は見た目に反してわりと空気の読める男である。

思想に縛られることを苦手としており、それを理由に初期に一回、エスタルド編に一回フリーデンから離反している。
一回目はニュータイプにこだわるジャミルの考え方を窮屈がって契約を切ったが、フリーデンが自分の居場所になっていたことを自覚して戻った。
エスタルド編では本命の彼女に似た女性に出会い、そこで長らくくすぶっていた。しかしその女性もまた新連邦への反抗組織に所属しており、さらに彼女が新連邦に殺されたのを目の当たりにしたことで怒りを爆発させ、彼女の願いでもあったフリーデンへの帰還を果たす。

軽い性格だが、一度火が付くと熱く男らしい面を見せる。ガブル戦におけるロアビィらしからぬ捨て身の攻撃はファンの間では有名。

初期から副長のサラ・タイレルに惚れ込んでおり、最終決戦ではプロポーズまでしたが、サラがジャミルを選んだことで彼女のことはすっぱり諦めている。
決戦後は何故か一緒にやってきたエニル・エルと一緒に、図々しくもウィッツ・スーの故郷へと転がり込んだ。

ウィッツと同じく本筋に絶対に必要な人物というわけではないが、何かと印象に残りやすい名言や名シーンを残したキャラだったりする。ガロードの良き兄貴分として、フリーデンチームの主力の一人として欠かせない人物。敵と個人的に特別な因果や因縁を持たないという点もフリーの傭兵で、しがらみを嫌う彼のキャラクター性を端的に表していると言える。