とは『ウマ娘 プリティーダービー』の世界で用いられる漢字である。
現実世界での漢字「馬」は、馬を横から見た様子を表す象形文字である。
一方、『ウマ娘』の世界では、現実世界における四本脚の「馬」は存在せず、人の姿を取った二本脚の「ウマ娘」が存在する。従って、漢字も点は4つではなく、2つである。
この2点の「」は、現実の「馬」から2番目と4番目の点を除いたものが使われる場合と、2番目と3番目を除いたものが使われる場合がある。ゲーム版では基本的に後者。
アニメでは「駿」など馬偏の文字も点が2つのことがあるが、1期第1話では「駅」が点4つであるなど徹底はされていない。
ゲーム版では、「馬」のフォントが「」に置き換えられている。ユーザー名などに漢字の「馬」を入力すると、アプリ内のフォントでは2点となる。一方馬偏はそのままであり、「駿」「驀」などは点4つのフォントのまま直されていない。
ウマ娘の世界では、漢字「」は古い表記という扱いで、「バ」「ウマ」とカタカナで書かれるのが普通。
スキル「垂れウマ回避」などもカタカナで書くが、そもそも「ウマ」「バ」だけが使われることがほとんどなく、「各ウマ娘(各馬)態勢整いました」「三冠ウマ娘(三冠馬)」など、多少長くなろうとなるべく「馬」は「ウマ娘」に置き換えられている。
『うまぴょい伝説』『うまよん』『うまゆる』『うまむすめし』などはひらがなで書かれる。
マチカネタンホイザの以下のセリフから、訓読みは「うまむすめ」だと思われる。
えー、さて。ここでナゾナゾです。
書きますが……。
2021年11月9日、公式Twitterに「トゥインクル!Web」Vol.23が投稿された。その記事の中で、「」の点が2つなのに、馬偏の点が4つである設定上の理由(著:乙名史悦子)が記されているので、以下に引用する。
「」という字はウマ娘が二本の脚で駆ける様から成り立っており、元は偏も同様の形だった。
しかし、とある歌人が狂歌の中で駆・駿などの時の偏を「点四個」で記し始めた。曰く「駆けるウマ娘の脚の動きは余りに速く、我が目には四本にも見えるほどだ」と。
その表記は歌人の間で流行りに流行り果てには庶民にまで広まっていき、
明治ごろには「点四個」の偏はすっかり人々の間で一般的になっていたのだとか。
どうやら仕様、というわけではなくスタッフ一同が「ウマ娘の歴史」という部分の所まで作り込んでいたようである。
→ウマ娘
本作の根幹をなす語。常に「ウマ娘」とカタカナで書かれ、「娘」と書かれることはない。
→競馬場
口語では「レース場」と呼ばれるが、レース場内の看板では「中山競場」などの表記が見られる。
上述の通り「バ」はしつこいほど「ウマ娘」と置き換えられるが、主にこの2語は語呂が悪いためか、カタカナに置き換えて使われる。
→有馬記念
人名由来のためか、「」がカタカナで書かれない。
「マ」と読むことも珍しく、公式HPの用語集に「マ子にも衣装」がある程度である。
「カ」もカタカナで書けばいい気がするが、スキル「火事場のバ鹿力」ではこの表記が使われている。
なお、「ばか」はサンスクリット語由来といわれており、「馬鹿」は当て字である。他に「莫迦」の字を当てることもある。室町時代に「馬娘」という表記もあったのは内緒。
ダイワスカーレットのセリフやメジロパーマーのSSR[バカと笑え]など、カタカナの「バカ」も使われている。
→馬力
他の熟語では「バ」だけカタカナでほかは漢字のままだが、これだけは「バ力(ばりき)」と表記すると「バカ(ばか)」に見えてしまうために「リキ」もカタカナである。
→名馬
二つ名「名バを訪ねて」(現実の競走馬の名前が使われている4レースを全て勝利。ウマ娘では反映されないサブタイトルも含む)で使われている表現。
他の二つ名や実況ボイスでは、「名バ」「名ウマ娘」という表現は使われず、「春の三冠ウマ娘」「グランプリウマ娘」など、具体的な実績で言われる。
賢さLv.5トレーニングでは、ウマ娘が将棋をするが、角行の成り駒である「龍」の略称「」はもちろん点2つで書かれる。
『うまぴょい伝説』内の有名なフレーズだが、劇中でトレーナーが自分の担当ウマ娘を「愛」と言うことは基本的にない。本曲はプロジェクト発表時にはすでに完成しており、世界観が構築される前に作詞された名残と思われる(「うま」とひらがなで書かれる理由も同様)。
キタサンブラックのシナリオでは、史実通り「みんなの愛バ」という表現が使われている。
ウマ娘ではなく、現実の「馬」に関することは点4つの「馬」で書かれる。通常『ウマ娘』の世界に馬は存在しないが、競馬ゲームとのコラボ、競馬場とのコラボ、競馬アナウンサーとのコラボなどを告知する際に点4つの「馬」が使われる。
これにより、本作では「馬」の文字コードに「」を当てはめているのではなく、「馬」とは別に外字コードを割り当てていることがわかる。
繁体字版でも、ゲーム中では点2つの「」が使われ、馬偏は「馬」のままである。
ファンの間では、外字が使えない場合は「バ身」「バ群」などカタカナで書くのが通例となっている。
それが行きすぎて「馬身」「馬群」と書くと指摘が入ることもあるが、漢字文化圏では同じ漢字を異なる字体で書くことはよくあることである(「直」と「𥄂」など)。これを援用して、ウマ娘の世界における「」が日本では異体字の「馬」にあたると考えればよい。
ニコニコ大百科では、お絵カキコが提供されているので、これを適切なサイズにした上で用いることができる。もっとも、自動リンクが張られず面倒なので、「有馬記念」などは素直に現実の字を使った方がいい。
『ウマ娘』で独自の漢字が作られたのは、「馬」の点4つが馬の四本脚に対応していると考えられるからである。これに対し、実際の字源を根拠とした反論がある。
ポストを読み込み中です
https://twitter.com/kanji_jigen/status/1365990535043850245
確かに、甲骨文や金文の段階で、「馬」の脚は横から見た二本だけが描かれていることがわかる。
掲示板
143 ななしのよっしん
2023/12/26(火) 20:42:37 ID: gJZETLFt9Q
ネオユニヴァースの育成シナリオだとクリスマスイベントで、5000年前辺りから人間とウマ娘の関係は続いてる上に、農業や戦いでの協力関係が有った歴史について語られてるけど、それが史実時空の話なのか、ウマ娘時空の話なのか曖昧なんだよね。
ネオユニが言ってる事がウマ娘時空の話なら、ウマ娘は労働力や戦力として人間と関わってきた事が確定するんだけどね。
144 ななしのよっしん
2024/05/04(土) 16:34:39 ID: TLcd1Glrhe
あちらの世界の上げウマ神事はSASUKEのそり立つ壁みたいな感じかねぇ
145 ななしのよっしん
2024/06/02(日) 02:19:59 ID: 3W1MfbbtrM
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最終更新:2025/01/10(金) 15:00
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