ハンドルネームとは、主にインターネット上で活動する際の通称、通名、変名のことである。ハンネ、HNとも。
いわばインターネット版の「芸名」や「アーティスト名」であり、niconicoでは「ニックネーム」、Twitterでいう「名前」やTwitter IDに相当する。
いわゆる"身バレ"を防止するための手段の1つで、匿名性を高めるためには必要不可欠な存在となっている。
また、その人の肩書きや称号、ブランド的価値を高める存在としても使われる。例としては、VOCALOID楽曲やアイドルマスターなどの二次創作で活動しているネットアーティストの愛称としてよく多用されるプロデューサーネーム(P名)はまさにその代表的使用例である。
ハンドルネームには、同一サービスにて登録済みハンドルネームとの重複を許容するタイプとしないタイプがある。前者のタイプには、ハンドルネームとは別に識別子(identifier; ID)と呼ばれる利用者個人を一意に識別する為の数値又は文字列が存在している。後者のタイプでは、ハンドルネーム自体が識別子の役割を兼ねていることが多い。ちなみに、前述のniconicoやTwitterは前者のタイプに該当する。niconicoでは【マイページ】にて、自分のハンドルネーム(○○さん)及び識別子(ID:xxx)を確認できる。
ハンドルネームは、たいていは自分が考えて付けたりするものであり、自分の名前の一部分を捻ったり、自分の好きなもの、キャラクター、言葉、尊敬する人などから取って決めたりする。しかし、前述のプロデューサーネームなどは、その人が発表した作品を見た視聴者(観覧者)がその作品のイメージから愛称として「〇〇P」と呼ぶようになり、最終的にその反響の高さに乗って自らもそのプロデューサーネームを名乗るようにしたというパターンも存在する。
ハンドルネームの呼称は、一般的にインターネット上の変名のことを指すが、例外もある。例えば、『神崎広海』はとあるドラクエ10プレイヤーのアニメーターとしてのハンドルネームである[1]。
ここでは、ハンドルネームから派生したネームを紹介する。(他にあれば追加編集や掲示板にコメントをお願いします。)
音ゲー内においてもハンドルネームは存在する。ただ、ハンドルネームとは言わず、その音ゲー機種のコンセプトに沿った派生ネームとなっている。例えば、beatmania IIDXではDJブースをモチーフとした音ゲーのため、「DJ Name」と呼ばれる。また、ダンスをモチーフとしたDanceDanceRevolutionは「ダンサーネーム」と呼ばれる。ピアノをモチーフとしたノスタルジアは「演奏者名」としている。また、ただ単にプレイヤー名としている音ゲー機種もあり、jubeatなどがそれにあたる。
Twitterでは本名で活動しているユーザーも多数存在するため、呼称は単に「名前」となっている。またこれとは別にTwitter IDがあり、こちらもハンドルネームに近い価値を持っている。Twitter IDはリプライを送信したり、Twitter内検索する場合に使われる。
ニコニコでのハンドルネームの呼称は「ニックネーム」となる。(プロフィール設定変更ページを開くとそれであることが分かる)
このニックネームはniconicoコンテンツ共通での呼び名となり、今このページを提供しているニコニコ大百科もそれにあたる。また、ニックネームとは別に「コテハン」という呼称もあり、ニコニコ上ではこちらの方が定着している。(「コテハン」についての解説は記事があるため、そちらを参照とする)
ニコニコ大百科の各記事掲示板では、ハンドルネームを記入してコメントやレスをすることができる。方法は名前欄にハンドルネームを書いて、本文欄にコメントしたい内容を書けばOKである。また、空白の状態でコメントするとハンドルネームは自動的に「ななしのよっしん」となる。
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最終更新:2024/12/23(月) 11:00
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