ダーティペアとは、高千穂遙著のSF小説、またはそのアニメ作品。ダーティーペアではないので注意が必要。
宇宙に存在するあらゆるトラブル解消の専門機関、「WWWA(スリー・ダブリュー・エー)」に所属する犯罪トラブルコンサルタントのコンビ「ユリ」と「ケイ」は、「ラブリーエンゼル」のコードネームで活動して数々の事件を解決してきた。
仕事振りは優秀ながらも、その破天荒な行動も相まって行く先々で大きな被害を巻き起こす。その被害は家屋の損壊から都市の壊滅、果ては惑星破壊など、とても「ラブリーエンゼル」という可愛らしい呼び名には収まらず、彼女らには不本意ながらもついた呼び名が「ダーティペア」。
22世紀の宇宙銀河で彼女達が巻き起こすトラブルありの活躍劇。それが「ダーティペア」の物語である。
いろいろシリーズが存在するが、大きく分けて、原作小説、アニメ「ダーティペア」、アニメ「ダーティペアFLASH」の3つがある。どの作品もユリとケイが主役である事は違いないが、容姿や年齢を含めた設定がそれぞれ異なっている。ただしトラブルコンサルタントの二人が巻き起こすドタバタという根幹は共通している。
なお、事件案件で毎回大規模破壊が巻き起こっているが、どちらかといえば「関わらなかろうがいずれ起きた」「関わらなかったらもっと規模が拡大していた」といったやばい案件がほとんどであるため、仕事振りの優秀さ自体は伊達ではなく一流。
アニメ版は、無印のキャラデザは土器手司、FLASHは木村貴宏である。
また、FLASHと世界観が同じ小説版というものも合計三冊存在し、こちらの挿絵はるりあ046が担当。
原作小説は1979年にSFマガジンから刊行。その後も間を開けつつシリーズ単行本が刊行されており、現行最新エピソードは2018年に出版されている。
アニメは1985年に24話が放映。後にOVAにて25,26話が作られ、全26話となっている。劇場版もあり、その設定に基づいたファミコンディスクシステム用ゲームも販売されている。OVA、劇場版は原作者の高千穂遙が監修に入る。
テレビ版OP曲は「ロ・ロ・ロ・ロシアンルーレット」。ED曲は「宇宙恋愛(スペースファンタジー)」。共に中原めいこが歌っている。
1994年から発売されたOVAシリーズ。無印版との直接のつながりはなく、キャラクターデザインなども一新されている。「ダーティペアFLASH」から「ダーティペアFLASH3」まで全3シリーズがリリースされている。3シリーズ全て合わせて16話が作られている。
第2シリーズと第3シリーズはケイとユリの声優である松本梨香と國府田マリ子が、それぞれOPとEDの曲を担当している。
ゲームではファミコンのディスクシステムソフトとして、1987年3月28日に発売された。
全4ステージで奇数ステージはシューティングアクション、偶数ステージでは探索アクションになっている。何気にマルチエンディング形式になっている。
2022年11月29日~12月26日までの間、アプリゲーム『アリス・ギア・アイギス』にてコラボ先として登場、上記のディスクシステム以来実に約35年振りにゲーム作品で登場、しかもそのコラボの力の入れようは、当時のCV担当の頓宮・島津両名の新規のCVに加え、ゲーム中にアニメのノンクレジットのOPとEDを入れる程の入れ様に作品を知らない人には??となり、世代の人間には度肝をぬかされる程のコラボとなった。また、専用の装備のギアも、明貴美加氏がデザインした劇場版の装備(S.S.I.I.V.A シヴァ)を海老原兼武氏がアリスギア風にアレンジして実装している。これにはファンも歓喜である。
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最終更新:2025/01/09(木) 08:00
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