ウルトラBとは、藤子不二雄Ⓐ原作の漫画、及びそれをもとにしたTVアニメである。
宇宙からやって来た超能力を持つ赤ん坊ウルトラB(通称:UB)と、UBの育ての親となった小学生鈴本ミチオの繰り広げるギャグ作品。漫画は1984年から1989年まで、中央公論社の漫画全集『藤子不二雄ランド』の巻末に連載されていた作品。
TVアニメは1987年4月に『オバケのQ太郎』と共に日曜朝の藤子不二雄劇場枠(本作が前半15分、オバQが後半15分の構成)で放送開始となり、半年後『プロゴルファー猿』→ 『新プロゴルファー猿』と共に『藤子不二雄ワールド』として放送。プロゴルファー猿終了後は『ビリ犬』と共に『藤子不二雄Ⓐワールド』として1989年3月まで放送された。シンエイ動画制作 全118話。
1988年に劇場版として『ブラックホールからの独裁者B・B』が制作。『ドラえもん のび太のパラレル西遊記』『エスパー魔美 星空のダンシングドール』と共に公開された。藤子Ⓐ作品でドラえもんと同時上映となったのは本作が最後。原作ではこの映画のエピソードが作品完結への布石となったが、TVアニメはいたっていつも通りのエピソードで終了した。立体映画のためか、オバケのQ太郎同様に現在ソフト化はされていない。
通称「UB(ユービー)」。UFOに乗って宇宙からやって来た、赤い派手なサングラスを掛けている謎の赤ん坊。ミチオ以外の鈴本家の人間に催眠術をかけ、家族の一人として暮らしている。念力など様々な超能力を持つ。ミチオなど、ごく親しい間柄の人物にしか披露しないが、時折いたずらで超能力を使って騒動を起こすことも。ただし、自分の超能力を悪事や不正に利用した者に対しては、ミチオであっても手厳しい制裁を加える。
裏山でUBの乗るUFOを見つけたことでUBの親代わりとなった小学生。UBには「パパ」と呼ばれている。運動も勉強もダメな藤子作品の典型的なダメ少年で、UBの超能力をよく頼っては騒動を引き起こす。
ミチオの母親。UBからは「パパママ」と呼ばれる。明るくてひょうきんだが息子のダメっぷりにしばしば雷を落とす。
ミチオの父親。サラリーマン。UBからは「パパパパ」と呼ばれる。見た目は小池さん。趣味はゴルフだが下手の横好き。
ミチオの同級生。明朗で容姿端麗だがキツい面もある。眼の白と黒が他のキャラと逆になっている。
ミチオの同級生。資産家の家庭育ちで、気障で嫌味な性格。鶏のような顔つきで、やはり行動も鶏っぽい。ややカマっぽい口調で、アニメでは「コケー!」が口癖。
ミチオの同級生。お寺の住職の息子。大柄でのんびり屋。アニメでは語尾に「~ダブツ」がつく。趣味で発明をするがあまり役に立たない。
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最終更新:2025/01/07(火) 13:00
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