どうしてニンフィア単体の人気における最高潮は2013年のゲーム『ポケットモンスターX・Y』におけるフェアリータイプの初実装からアニメ『ポケットモンスターXY』の放送開始前が最高潮だったのですか? ニンフィアは、5.9世代の『ポケットモンスターX・Y』の発表後に解禁されたポケモンで、グレイシアやリーフィアの登場でますます人気に拍車をかけたイーブイにおける最後の分岐進化であること、それがフェアリータイプにおける新規追加ポケモンのお手本に相応しいことから、ブイズと呼ばれるイーブイの進化先と相まって売り込みに相応しかったことから公式が推し、ブイズ人気に拍車をかけました。 その間、アニメサイドはエンディングテーマの「手をつなごう」や短編映画『ピカチュウのイーブイ☆フレンズ』でイーブイにおける他の進化系と一緒にする形で売り込み(『ポケットモンスター ベストウイッシュ シーズン2』のアニメ本編でもバージルのイーブイが進化する予定だったが、解禁直後にデコロラアドベンチャー編に移行したため、お蔵入りとなった)、最高潮以降はブイズ全体を売り込む程度に過ぎず、セレナのイーブイの進化先がニンフィアで、イーブイZの「ナインエボルブースト」や『Let's GO! ピカチュウ』の姉妹バージョンにあたる『Let's Go! イーブイ』でブイズそのものの売り込みに留まり、如何にニンフィアは他のブイズと一緒に売り込んでいる事が伺えます。 『ポケットモンスターXY』以降は奇しくもニンフィアと同じフェアリータイプのポケモンであるデデンネに売り込みを変え、『XY&Z』以降からきずなへんげにあたる「サトシゲッコウガ」の余波で人気が高まったゲッコウガに売り込みを変えました。 即ち、ニンフィアの人気最高潮は概ね5.9世代にあたる『ポケットモンスター X・Y』の発売前が真っ只中だったようです。