「神力」について質問です。 過去の話なのですが、 神社の跡取り娘が同級生にいました。 彼女はとても田舎の出身で、昭和のジブリ感がある。 故郷のニュアンスに近い村の出身でした。 彼女の取り巻く環境は… 大人たちはほぼ中卒 子供が数人しかおらず小学1~6年生を一括りに1クラスでした。 中学も同じ感じだったぐらい人口がいないところでした。 彼女はそんな村の神社の娘で、かなりお年寄りにチヤホヤされたらしく 自分の神社の自慢をします。 それが、やたら鼻につきます。 神社の仕来りやお祭りのことを聞くと「なぜ知らない???常識でしょ?」とキレたり、 別の友人にお寺の娘がいたので「お寺のお坊さんはいつも何してるの?」と聞くと 聞いてもいないのに神社の娘が「だから私は神社だって!!!」と教室の端から言ってきたりと… かなり自意識が高い娘でした。 ここから本題ですが、 季節は夏で怖い話で盛り上がっていました。 いかにも話振って来てよと言う態度で神社の娘がやってきたので 「○○さんは心霊体験とかある?」と聞くと 神社の娘「私は幽霊とか霊感とか全くない。むしろ神様が神力で守ってもらっているから感じないの」と言ってきました。 彼女の家は100年ぐらい男子が生まれず、女児が家督を継いできたらしいのですが、 本人は男子が生まれないことで先祖の女達や母と祖母 自分が村から非難されていることを前に嘆いていました。 それで、思うのですが、神様が守ってくれていると考えに至るのは、いささか都合が良すぎるのではと思うのですが、 彼女の言う神力とはなんでしょうか?