苛性ソーダ水溶液が余り、以前、少量をクエン酸で希釈した時、かなり大変でした。 そこで、石鹸にしようかと思っております。 粉末の苛性ソーダを使う方法はWEBにレシピの情報があるのですが、水溶液を使う場合の勝手がよくわからず、質問させていただきます。理科には無知です、 1)あるサイトでは、以下のようにありました。 苛性ソーダ溶液の固形換算について 例)濃度48%の液体苛性ソーダ、容量5,000Lを固形換算する。 (比重=1.49とする。) ・液重重量=5,000(L)×1.49=7,450(㎏) ・固形分=7,450(㎏)×48÷97(※1)≒3,687(㎏) → 3,687㎏ 質問:そもそもここで躓いてしまうのですが、上記を読むと、「48%濃度の水酸化ナトリウム水溶液は、5000Lの水に3687KGの粉末苛性ソーダが溶けている」と言う風に読めます。間違っているでしょうか?石鹸づくりの際の必要苛性ソーダがどのサイトでも固形物のグラムで表示されており、水溶液の場合、固形物の重量を割り出すために確認したいのが質問の趣旨です。 これを1リットルの場合で考えると、それぞれ5000で割って、48%NaOH水溶液1リットルには、737.4gの苛性ソーダが溶け込んでいると理解し、石鹸のレシピにそのまま当てはめても大丈夫でしょうか。つまり、例えば368.7gの苛性ソーダが必要であれば、48%水溶液500mlに必要量の苛性ソーダが含まれている、と理解していいのでしょうか。 2) 石鹸のレシピでは、固形苛性ソーダを油の30%の水に溶かす、と言っています。油を5リットル使う場合、ここでは、737.4gの苛性ソーダが1リットルの水に溶け込んでおり、水分を5リットルの30%である1500mlにするには、水を500ml足せばよい、であっていますでしょうか。(「737.4gの苛性ソーダ」は、ここでは、石鹸づくりの話はまた別のトピックになりますので、便宜上危険のない量と仮定します。) 3) 水酸化ナトリウム水溶液に含まれる苛性ソーダ固形量についてGoogle検索すると、次のように出てきます。 引用ココから: 1. 質量パーセント濃度と溶液の体積から計算: 質量パーセント濃度(水溶液中に水酸化ナトリウムが占める質量パーセント)と溶液の体積(LやmL)が分かっていれば、水溶液の質量を計算できます。例えば、20%の水酸化ナトリウム水溶液1Lの場合、水溶液全体の質量は1220g、水酸化ナトリウムの質量は244gです。 引用ココまで これが理解できません、水溶液が1リットルと言っているのですから、水は1リットルあるはずです。しかし固形NaOHが244gあるのなら、全体の重量である1220gから244を引くと、残りの水の重さは976gになってしまいます。1リットルあるはずの水なら、1ml=1gで、1000gになるはずです。なぜ976gになってしまうのですか? 4) あるサイトによると、NaOH水溶液20.6%には、リットル当たり253.6gの固形物が溶けているとあります。ところが、濃度がほぼ倍の40.47%の場合、リットル当たりの固形物は582.0gとあります。増え方が正比例ではないのですが、そう言うものなのでしょうか?50%濃度だと、約20%の2.5倍になるのかと思えば、ほぼ3倍以上の766.5gとなっています。 蛇足:当方、温暖な国に住んでおりまして、水酸化ナトリウム水溶液50%が流通しております(なぜか通販で買えてしまい、気軽に買ってしまったのを反省しております)。手元にあるものも、50%溶液です。実際には、50%の水溶液で石鹸づくりをします。 以前少量をクエン酸で希釈して廃棄した時は、防護服を着てドラム缶に少量ずつ入れ、混ぜながらリトマス試験紙で何度も様子を伺い、アルカリが消えたところでさらに水で薄めて捨てました。