日本刀において、刀を腰に挿したり、 吊るしたりして携帯するとき、 なぜ刃部を上にして携帯する場合と、 下にして携帯する場合があるのでしょうか?

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一口に刀と言っていますが、厳密には刀と太刀(たち)の二種類あります。 太刀は刃を下にして佩き(はき)ます。 一方の刀は刃を上にして差します。 太刀は騎馬戦に向いた造りになっています。(平安~鎌倉時代) つまり湾曲しているのです。 馬上から相手を切る場合湾曲しているほうが切れるのです。 当然刀より長い造りになっています。 それに対し刀は騎馬戦でなく、歩兵戦が主流になった関が原あたりから切るより突く戦術にかなっているのです。 世に言う名刀正宗には銘がありません。 正宗は鎌倉時代の刀匠で作った刀のほとんどが太刀です。 そのため江戸時代正宗を腰に差すには長すぎるので柄の(銘)ほうを切って(すりあげ)大名が刀として使ったため銘がないのです。

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2010/4/15 18:58

よくできた時代劇など、鞘から刀を抜く時によく見てると、 鞘をつかんだ左手首をクルっと外に回してるように見えます。 刃の返りと右へ抜く腕の動きが大きい円弧を描いてて、格好良いですよね。 さらに昔の武者さんたちは大きく上へ振り上げて抜いたんですかねぇ?