Rails を使う運用保守/機能改善の現場に入るということなら、単なる入門書以上に「Railsらしい設計・慣習・リファクタリング・テスト/保守性」の視点を持てる本をいくつか持っておくといいです。
あなたのバックグラウンド(Laravel・MVCの理解あり、実務未経験)を前提に、取っ付きやすく、かつ本番現場にも役立つ本を混ぜて紹介します
おすすめ書籍例(日本語)
現場で使える Ruby on Rails 5 速習実践ガイド
Rails の基本から、実践的な開発フローやチーム開発、現場で出てくる課題(バージョンアップ、ログ、例外処理など)まで幅広く扱っていて、業務レベルの視点を持てる一冊。
パーフェクト Ruby on Rails
Rails の各機能を丁寧に解説しており、リファレンス的にも使える。
中・上級者向けのトピック(設計、拡張、性能改善など)も含まれている。
たった1日で基本が身に付く! Ruby on Rails 超入門
入門をサポートする構成。
Rails に慣れていない時期に読み進めやすい形式。
かんたん Ruby on Rails で Web 制作
すぐに使える実践レシピ集 — 実践的なレシピ形式で、「こういう機能はどう書くか」をすぐ参照できる本。
手を動かしながら学びたいタイプの補助になる。
これらに加えて、Rails や Ruby の基礎を支える知見を広げる本・教材も併用するとよいです。
例えば、Rails の最新版に合わせた「Ruby on Rails アプリケーションプログラミング(Rails 7 対応版)」などの本が最近の書籍紹介で取り上げられています。
また、「Ruby によるデザインパターン」「Refactoring: Ruby Edition」など、設計やリファクタリングの本も Rails コードをきれいに保つ力を付けるのに役立つと、Rails 初中級者向けのおすすめ本記事で触れられています。
読む時のポイントとしては、Rails のバージョン(今扱う現場で使っている Rails バージョン)を意識して、そのバージョンに対応した本や情報を使う
入門 → 実践 → リファクタリング/性能改善というステップで読み進める(最初から難しい本だと挫折しやすい)
書籍を読みつつ、自分で小さな Rails アプリを作って機能追加をしながら「実際に動かして学ぶ」
Git, テスト(RSpec や Minitest)、デバッグ・ログ・例外処理、マイグレーション・リリース戦略といった運用面の知識も意識して補強する