下記は最新AIである ChatGPTo1 pro mode による回答です。参考程度に聞いて下さい。
**結論から言うと、FXで得た利益・損失は「その年ごと」に通算されるため、**
- **2024年(令和6年)に確定した利益 = 100万円**
- **2025年(令和7年)に出た損失 = 80万円**
この場合、**2024年分の確定申告では「100万円の利益」に対して課税**されます。
一方、翌年(2025年)に出た損失は「2025年分の損益」として扱われるため、**2024年の利益と相殺(通算)することはできません**。
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## 1. 年をまたいだ損益は「相殺」できない
### 1-1. 同一年内なら損益通算が可能
- 国内FX(店頭FX)は基本的に「先物取引に係る雑所得等」として **申告分離課税(約20.315%)** が適用されます。
- 同じ年の中であれば、FXでの利益と損失を「通算」して、最終的な利益を求めることができます。
例)2024年内で+100万円、同じく2024年内で-80万円 → 実質+20万円に対して課税
### 1-2. しかし年が変わると通算できない
- 2024年12月に確定した利益(+100万円)は「2024年分」の所得。
- 2025年1月の損失(-80万円)は「2025年分」の所得。
- 年をまたぐと、それぞれの年で区切られるため、**2024年に確定した利益100万円を、2025年に生じた損失80万円と相殺することはできません**。
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## 2. 結果、2024年分の税金はどうなる?
- **2024年の利益(100万円)** に約20.315%(所得税15.315%+住民税5%)が課税されます。
- 具体的にはおよそ **20万円ちょっと**(約203,000円) になります。
#### 「翌年の損」で減らせないの?
- 残念ながら、翌年(2025年)の損失は翌年の確定申告で反映されるので、2024年の利益には影響しません。
- つまり、2024年の申告では **100万円に対してしっかり課税** されることになります。
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## 3. 「損失の繰越控除」はあるが「前年と相殺」はできない
- 国内FXであっても、**年間でマイナスになった年** に所定の手続きを踏めば「翌年以降3年間の繰越控除」が可能です。
- しかしこれは「前の年のマイナスを翌年のプラスと相殺する」制度であって、**前年のプラスを翌年のマイナスで相殺する**制度ではありません(逆方向はできない)。
- 今回のケースでは、「2025年にマイナス」が出る見込みでも、すでに2024年で確定した利益を減らすことは不可能です。
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## 4. まとめ
1. **2024年12月に確定した+100万円の利益**
- **約20.315%** の税率がかかる
- 税額は **約20万円前後** と見込まれます。
2. **2025年1月に発生した-80万円の損失**
- これは「2025年の所得」と扱われるため、**2024年分の課税所得とは通算不可**。
- 2025年中に他のFX取引でプラスが出た場合にのみ、2025年分の損益として相殺可能。
- もし2025年の最終損益がマイナスで終わった場合、要件を満たせば「翌年以降への損失繰り越し」が可能ですが、「前年のプラスを取り消す」ことはできません。
#### 結果、「税金を払って手元資金がマイナスになる」ことはあり得る
残念ながら、FXは年単位で利益・損失を締める関係上、**年末ぎりぎりで大きくプラスが確定した後に、年明け早々で損失を出すと通算できない**という構造になっています。
そのため **「税金を払った結果、実質的にマイナスになってしまう」**ことは起こり得るのです。
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### 補足
- 同じ年内にすべて決済していれば、最終的に「+100万-80万=+20万」だけに課税される形になりますが、年をまたいでしまうと通算できません。
- また、海外FXや仮想通貨など税制が異なるケースもあるので、**自分が取引している商品が国内FXかどうか、さらに税制がどうなっているか**を必ず確認してください。
**いずれにせよ、2024年分の申告では「100万円に対する税金を支払う」形となり、翌年の損失は2025年分の損益通算にしか反映できない**という点は押さえておきましょう。