連合艦隊としては、元々はハワイ攻略を目指していました しかし、ハワイ作戦まで期間が空きすぎるのでつなぎ作戦としてミッドウエー作戦を実施 これが、日本海軍にとって最悪の結果になって、消耗戦に持ち込まれてしまったわけですが ミッドウエーで奇跡的な敗北を喫しなければ、その後ハワイ攻略 その時点で、米海軍はほぼ壊滅状態で、月産空母が出てくるまで、１年近く日本海軍は太平洋で好き放題に暴れ回れたはずですし 新しく出てきた米空母も練度不足のまま逐次投入されてくれば、各個撃破も可能だったかもしれません それまでの間、オーストラリアは完全に孤立しますし、ガダルカナルでの消耗戦も発生しません （ガダルカナルの戦いで日本海軍は１０００機の航空機と４０００名の搭乗員を失っています） 米西海岸も、無防備な状態になりますから、日本海軍の攻撃にさらされ無かったとしても、米国民が騒いで陣地構築など、多大な防衛努力が必要になり、ヨーロッパ戦線どころでは無くなっていたかもしれません そこまで持ち込めば米国も講和に応じる可能性があると山本五十六元帥は考えていたんですが、いかんせんミッドウエーでどじっちゃいましたから、そうはならなかったです