ベストアンサー
「なんのためにレーティングを公開するか。」 そもそも、レーティングは顧客サービスのためです。 ただし、主として顧客とは機関投資家です。 本来は企業の業績分析なのですが、アナリストが株価面で強気か弱気かわかった方が使い勝手がいいので、レーティングがあった方がいいです。 しかし、ここのアナリストのレーティングを鵜呑みにすることなく、どう分析して、どういう意見を持っているかが知りたいということです。 だから、レーティングだけを見て売り買いする機関投資家はいません。 分析の中身を見て、どこをどう分析して、そのレーティングを付けているかを見て、それに自分が同意するのかしないのかで、売買を決めます。 「レーティングはあてになるか」 もうこれはレーティングを付ける個々のアナリストによって千差万別です。 へたなアナリストはいつも下手だし、うまい人でもいつも当たるわけではありません。 また、日経やブルンバーグなどでアナリストのレーティングを集計していますが、 それらの集計は集計で役に立ちます。 株価は面白いもので、極論すれば、全員が強気なら大体天井を付けて、 そのうち徐々に弱気が増えるにしたがって、株価は下がり、 全員が弱気になれば、株価は底打ちします。 ですから、レーティングはそれらのことを分かって使えば、有用です。 単にBUYだから買うとか単純に使っても、何で当たらないんだということになります。 そうではなく、馬鹿とはさみは使いようで、使う能力を磨かないと使えないのがレーティングです。 賢い投資家は、レーティングではなく、分析の中身とレーティングの関係性を見ます。
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質問者からのお礼コメント
詳しいご回答ありがとうございました
お礼日時:2021/11/26 20:15