専門的な回答になるので納得が行かないかもしれませんが、ＪＲの中で東海道線や高崎線・横須賀線など中長距離を走る通称Ｍ電と呼ばれる種別の線区と、それ以外に世間一般では死語になっているＥ電と呼ばれる線区が存在します。Ｅ電線区には山手線や京浜東北・総武線『鈍行』などが含まれます。Ｍ電線区では各駅で採時されており、時刻表通りの時刻に発車します。27分と表記があれば27分00秒～27分45秒或いは27分50秒には発車します。遅れ等を含めた場合もあるので28分以降に発車する事はありますが26分台に発車する事はありません。臨時に時刻変更等が発生していれば別ですが、早く発車していればそれは事故です。その逆でＥ電線区では途中の運転取扱採時駅『通称ポツ』でのみ、時間調整を行います。Ｅ電の線区の時刻表を見てみると『電車標準時刻表』と書かれているはずです。あくまでも標準時刻なのでそこに記載された時刻を標準として運転していますよと言う意味です。なので26分と表記があればその2 6分があくまで標準であり、多少の前後はありますよと言う意味合いがあります。なので今回、あなたが経験されたような事象が各地で毎日発生しています。駅で質問をぶつけてもどこの駅でも『駅社員の知識度合いにもよりますが』標準時刻表なのでと回答されます。 朝夕のラッシュの時間帯はＣ速と呼ばれる、余裕を持ったダイヤが組まれています。そこを飛ばし屋の運転士とドアの開け閉めのスムーズな車掌とが組んで仕事をすると、ダイヤに対して電車が早目に運行されてしまいます。そう言った場合に発生しやすい事象です。ダイヤより早目に運行されていても途中のポツ駅になると、時間調整をしなければならないので、ポツ駅では定刻通りに発車します。また次の駅からは早目早目で次のポツ駅で調整される。ベテランになると朝夕ラッシュ時間帯はのんびり調整運転やのんびりドア扱いを行い、ポツ駅で時間調整をしないで済むように発車時刻に合わせて運行する乗務員もいます。おそらく今日乗車した駅がＥ電線区のポツ駅ではない停留所と区分される駅だったのでしょう。東京や上野、新宿や池袋などではポツ駅あるいは始発駅なので時刻表通りに発車しますよ。