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このアポストロフィーは声門閉鎖音(glottal stop)を表しています。声門閉鎖音とは、喉の奥で一瞬空気の流れを完全に止めてから開放する音で、国際音声記号(IPA)では [ʔ] と表記されます。日本語でも、例えば「あっ!」と驚いた時の「っ」の部分や、「学校」を「がっこう」と発音する際の促音に近い感じで現れることがあります。 カリブ系の言語を含む多くの先住民言語では、この声門閉鎖音が音素として機能しており、単語の意味を区別する重要な役割を果たしています。つまり、Kari'njaとKarinjaでは発音が異なり、場合によっては意味も変わる可能性があるということです。 英語のアルファベットには声門閉鎖音を表す専用の文字がないため、言語学者や話者たちはアポストロフィー(')を使ってこの音を表記する慣習を採用しています。

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